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こてるNGH 早くも改造 キャノピー編-3 苦闘が続く

 キャノピーの型ですが、デカいブロックにしてからノコギリや切り出しで切るのは大変です。せめて糸のこ盤があれば楽なんでしょうけどそんなものはありません。

ブロックは組立てたが整形は終わらない

 ブロックにする前に外形をある程度整えてから7枚を一体化させます。

 ブロックになった型を胴体に乗せてみました。あまり隙間はできないので一安心です。


 これからキャノピーを形にしていくのですが、整形の案内にするために前後の断面をマークします。

 設計図から切り出した紙を胴体に当ててみると図面と現物があっていました。この紙でキャノピーの型に輪郭を写して鉛筆でマークしました。
 これから長方形断面から半円形の断面に整形していきます。

 ファルカタの集成材は柔らかいといってもバルサのようにサクサク削れません。のこぎりで大まかに切って・・・、

 切り出しで削るのですがものすごい木目が出てきました。今回買ったファルカタの集成材は表面にきれいに目が通った薄い板を貼ってあったので一見すると目が通っていたのですが薄板の下の木目はめちゃくちゃでした。しかもファルカタとは思えないほど堅いのには参りました。こういう状態なので削るのに苦労します。

 他の作業をしたり休憩を入れたりして朝から晩までかかって左の写真くらいまで整形が進みました。まさに悪戦苦闘です
 右の写真の下の型は前作のこてる32用の型です。これくらいきれいになるまで頑張らなければなりません。
 切れない刃物で力を入れるとケガの恐れがありますからここまで削るのに切り出しを2回研がなければなりませんでした。


 キャノピーの前の端の断面はまだ決まっていないので前の方の整形はまだできません。

キャノピーの台を作る

 キャノピーの前端の断面はキャノピーが付くところの胴体の断面と同じになります。ということで同じ断面になるキャノピーの台も作ります。

 透明のキャノピーを乗せるのでキャノピーのフレームのように見える台の枠は薄くしています。
 キャノピー台の前の部分は甲板張りにする予定ですから枠を付けます。枠はいつものバルサ合板で作ります。

 合板は1mmバルサの木目を直行させて貼り合わせて作るのですが、セメダインCがもったいないので水性のタイトボンドを使いました。
 水性接着剤ですから完全に乾くまでクランプで挟んでおかないとバルサがそっくり返ってしまいます。この乾燥を待つ間にキャノピーの型を整形したりします。

 前の枠二つを付けました。


 ラジコン以外にもいろいろ用事があるので今回の作業はこのくらいで終わりです。

その他の作業、尾輪を直す

 キャノピーとは全く関係ありませんがこてるNGHの尾輪がグラグラしだしました。

 調べてみると尾輪軸を差し込むパイプの周りにひびが入ってました。

 こういうところの奥深くまでエポキシ樹脂を浸み込ませるのは難しいと考えて低粘度の瞬間接着剤を流しました。
 クリヤ仕上げの機体を補修すると補修した跡でツギハギ感が出ますが今回は目立たずに済みました。
 尾輪は一応直りました。次に壊れれば根本的に作りなおさなければなりません。

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