対等な気持ちになるまで
時々無性に寂しくて、夫に会いたくなる
冷め切った夫婦だったけど、夫婦だという揺るぎない絆があったと思っていた
今となれば、自分ひとりがそう思っていただけなのかもしれないけど
この人は私の夫。私はこの人の妻。
それが私に何にも変えられない自信と安心感だったのだ
それが根底から覆ってしまうなんて、夢にも思わなかった。
今の夫は、私や家族がいなくても寂しいなんて思わないのだ。
だからひとりでこの家を出て行ったのだ
それは、当てがあったから…だと思う
ひとりにならないという当て。
逆に私や家族は、夫にとって足かせになるのだ。
夫は自由が欲しかったのだ。
だから夫は私のことを特別な存在だとは思っていない。
妻という座に安泰して居座る、図々しい中年女くらいにしか思っていないのだ。
だからそんな女を扶養したくないのだ
若くて明るくて話を聞いてくれる女がいいのだ
母親のように振る舞わない他人のままの女がいいのだ
そんなことを考えている私は、夫に未練たらたらだ。
相変わらず私のオトコだと思っているから。
そんな気持ちのまま会えばどうなるか。
私のことなど無関心になった夫と、その夫にすがる私。
どう見ても夫の方が優位だ。
恋愛には優劣があってはいけない。
私は対等な恋愛が理想。恋愛じゃなくても。
今は全然対等になれていない。
私の気持ちが夫に対して無関心じゃないから。
私も夫のことを無関心に思えたら、やっと対等になれる。
だから今は会いたいけど会わない。会えないのだ。
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