ノースマン ロバート・エガース監督
来週から公開する大スペクタクル映画。自分の父親が父親の弟(叔父)に殺されて奴隷に身をやつした主人公の復讐劇。ひとことでいうと極めて美しい映画。冒頭の火山噴火のシーンからオフカラーの抑えた映像は美しさが凝縮されている。素晴らしい映画だった。
【23年1月20日全国公開】映画『ノースマン 導かれし復讐者』60秒予告編
このドラマの背景、つまり国と国との関係などはちょっとわかりにくいので、町山智浩さんのわかりやすい解説で概ね解決する。話しの中でブルターニュの話題があるが、1066年頃にバイキングがこの地に定住したことで歴史を閉じているそうだ。キーウという場面が出てくるが、ロシアとかウクライナがバイキングによって作られた国であることをほのめかす。
町山智浩 映画『ノースマン 導かれし復讐者』2022.11.29
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しかし、
そうした複雑な東欧の歴史やバイキングの歴史を知らなくても問題ない。あるいはシェイクスピアの「ハムレット」を知らなくても十分理解できる映画だ。全く問題ない。
何しろ大スターが終結している。エガード監督が見出したとされるアナ・テイラー・ジョイも重要な役で出てくる。奴隷の彼女は主人公と結ばれてゆくのだが、この存在が『スターウォーズ』に影響していることがなんとなくわかる。簡単にいうとパドメになるのが彼女が演じるオルガ。
びっくりしたことは、なんとビョークが出ていることだ。原型を留めない彼女のこのデフォルメは腰が抜けるほどだった。すごい!この人物は主人公に自分の宿命を思い出させる重要な役である。
映画のあと、丸屋九兵衛さんの解説もよくて、とても面白かった。「コナン・ザ・グレート」や「ロード・オブ・スローンズ」などの影響や、ワルキューレの所以などについてのお話がわかりやすかった。すごく面白かった。残酷なシーンも多いのだが、その美しさを堪能できる映画と言える。主人公が自らも出自を知るシーンは胸が痛い。
キネノートのレビューはこちら。面白いと思うよ。
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「#ノースマン導かれし復讐者」95点 - オマージュ,KINENOTE https://t.co/DpNzmN6d6W #KINENOTE #キネマ旬報 #映画— dalichoko (@chokobo88428241)
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