福岡市の地下鉄七隈線延伸問題
山崎(元)市長の目論見を引き継ぐ吉田市政であるが、地下鉄七隈線は乗客の少なさに福岡市は御託を並べ、博多駅まで伸ばしたら儲かりますと、また取らぬ狸の皮算用。
地下鉄の新路線、キャナル駅を造ることだけを念頭に試算した福岡市交通対策特別委員会 | ||||
路 線 | 天神南-博多駅 | 天神南-中洲川端 | 天神南-ベイサイドプレイス(WF) | 薬院-博多 |
距 離 | 1.4キロ | 1.7キロ | 2.3キロ | 2.5キロ |
投資額 | 450億円 | 600億円 | 800億円 | 800億円 |
ランニングコスト | 7.8億円 | 6.3億円 | 11.7億円 | 8.9億円 |
1日当たりの乗客 | 6.8万人 | 4.1万人 | 4.7万人 | 5.5万人 |
内新規 | 2.1万人 | 1.1万人 | 1.5万人 | 2.0万人 |
費用対効果 | 4.6 | 1.2 | 1.4 | 2.3 |
この特別委員会の試算は、800億円を見せることで450億円が如何に安く上がり、費用対効果も比較視からズバ抜けていると錯覚させる。あるようでない福岡の観光のシンボル的存在であるキャナル救済ならそれはそれでいいのではないだろうか。
別途、借金時計があります。福岡市は福岡県の借金とほぼ同じです。
ベイサイドプレイス(WF・・ウォーターフロント)は、地下鉄が当初造られるときから計画がありました。ベイサイドプレイスを経営する九電工は、同線を早く作って欲しいでしょうが、地下鉄が通っても何もない辺鄙なところへは誰もいきません。
[ 2010年1月27日 ]
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