中嶋氏は、会社員、衆院議員秘書を経て2007年から同市議。長崎選挙区は、民主現職の犬塚直史氏（55）、金子氏（66）、共産新人の渕瀬栄子氏（54）が既に立候補を表明している。
中嶋氏は参院選出馬で自民党に対して公認を申し入れていたが、他の2人とともに策士の金子原二郎(知事を辞める以前から水面下で決定済)に惨敗していた。
癒着の実績により企業ぐるみの支援で知事を3期も務め既に過去になった金子は、今回の中嶋参戦で、これまで自民党支援の若手票が中嶋氏に大きくなびくことが予想され、金子の足元も、出身である長崎北部からガタ付きグラ付き始めた。長崎自民党も破綻役員などを一新するなど変えねば先はなかろう。