平成22年11月の全国の住宅着工 前年同月比6.8%
・ 11月の住宅着工戸数は72838戸(前年同月比6.8%増)、季節調整済年率換算値で84.7万
戸(前月比4.1%増)
足元では持ち直しの動きがみられるものの、依然として低い状況が継続。
・ 依然として厳しい雇用・所得環境等により、当面、予断を許さない状況が継続すると見込まれることから、今後の動向を十分注視していく必要がある。
・ 経済対策の効果も期待される。(住宅エコポイント制)
平成22年11月の住宅着工の動向について
<注文住宅=持家>
持ち直しの動きがみられる(前年同月比7.1%増、季節調整値の前月比2.2%減)。
<賃貸マンション・貸家>
雇用・所得環境等が依然として厳しい中、低い水準が継続(前年同月比9.5%減、季節調整値の前月比6.4%増)。
<分譲マンション>
6月以降は前年同月の水準を上回っているが(前年同月比106.1%増)、雇用・所得環境等が依然として厳しい中、依然として平成20 年以前の水準を大きく下回っている。
関東特に首都圏では、過剰在庫であった分譲マンションがアウトレット処理され、適正在庫に近づき、都心部や沿線駅近隣中心に急回復してきているようであるが、地方の回復振りは、地方経済を反映してかなりゆっくりとしたものとなっている。
9月 | 10月 | 11月 | ||||
地域別 | 着工件数 | 前年同月比 | 着工件数 | 前年同月比 | 着工件数 | 前年同月比 |
北海道 | 2,507 | 7.8 | 2,787 | 6.8 | 2,613 | -15.0 |
東北 | 3,387 | 1.9 | 3,507 | 5.8 | 4,086 | 18.7 |
関東 | 33,176 | 30.5 | 29,830 | 7.8 | 31,688 | 11.5 |
北陸 | 2,152 | 1.0 | 2,443 | 2.5 | 2,387 | -4.0 |
中部 | 9,263 | 22.0 | 9,777 | 9.5 | 9,061 | 8.6 |
近畿 | 10,532 | 0.6 | 10,493 | -2.4 | 10,013 | 0.2 |
中国 | 2,716 | 13.3 | 3,723 | 15.8 | 3,133 | -3.7 |
四国 | 1,818 | 24.3 | 1,754 | 7.3 | 1,807 | -4.6 |
九州 | 5,574 | 9.4 | 6,171 | 10.4 | 6,928 | 8.6 |
沖縄 | 873 | -9.2 | 905 | -11.4 | 1,122 | 23.4 |
合 計 | 71,998 | 17.7 | 71,390 | 6.4 | 72,838 | 6.8 |
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