アイコン 熊本大学ベンチャー「トランスジェニック」タンパク質高発現系技術を確立、特許出願

大学ベンチャーの㈱トランスジェニック(熊本市)と広島大学は、2011年2月1日、哺乳動物細胞内で目的遺伝子の増幅構造を制御し高発現させる方法に関する特許を共同出願した。

同社は、基幹事業である抗体事業の一環として、2007年4月24日広島大学より、哺乳動物細胞でタンパク質を大量に生産する基盤技術に関する実施許諾を取得し、タンパク質高発現細胞作製受託として事業化した。さらに、2009 年に独立行政法人 科学技術振興機構が行う地域イノベーション創出総合支援事業「重点地域研究開発推進プログラム」に、広島大学と同社が応募した課題「IR/MAR 遺伝子増幅法を蛋白質生産の基幹技術へと育成するための研究」が採択され、本技術の発明者である広島大学大学院生物圏科学研究科 清水典明教授らと共同研究を進めてきた。
このたび、この共同研究において、哺乳動物発現系を用いたタンパク質生産を効率化することに成功し、事業の優位性が認められることから、早急に知的財産の確保を図り、権利化すべきであると判断し、広島大学と共同で特許出願した。
今後、本共同研究において得られた成果は、タンパク質高発現細胞作製サービスに付加価値を与え、事業に寄与することが期待される。
同社は引き続き、バイオマーカー抗体創出や本技術等タンパク質関連の技術プラットフォームの充実を図るとしている。

こうした世に対して打ち出す開発事業をしていれば、自ずと心地よいプレッシャーがあろうが、九州大学は水素に漬かったままである。
グローバル化は急速に進んでおり、上場の大学ベンチャーの一つでも作って、世にアピールしなければその存在すら忘れ去られるであろう。
 

熊本大学ベンチャー
[ 2011年2月 2日 ]
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