台湾がカンカン 腐敗・汚職追及のNGOトランスペアレンシーがいい加減な調査
トランスペアレンシー・インターナショナル (Transparency International, TI)は、腐敗、特に汚職に対して取り組む国際的な非政府組織である。世界中の腐敗をリスト化した「腐敗認識指数」(Corruption Perceptions Index) を毎年発表していることで知られる。
そのTIが18日、世界の汚職や腐敗を監視するTI、先般公表した2013年版の「世界腐敗バロメーター(Global Corruption Barometer, GCB)」における、台湾に関する部分の調査を執行した団体が調査を誤ったことについて謝罪した。
トランスペアレンシー・インターナショナルは、「北京世研(CASS Research Center, CRC)」が調査を自分たちで行わず、中国大陸の市場調査ウェブサイト「聚思信息諮詢有限公司(Jisibar)」に発注し、ネット上のアンケー ト調査方式で実施したことを認めたという。そして、中国大陸の企業が台湾でこのようなアンケート調査を行うことが適切でないことに注意がいたらなかったとして、 今後は出来る限り避ける考えを示した。
NGOとして、世界の腐敗や汚職を追及していることは理解できるが、今回のように事実かどうかの抽出調査も行わず、一方的に発表したいい加減な調査では、掲載された国にとっては国益を損い、TIにとって大変な失態だ。金持ちのお遊びでは済まされない。
トランスペアレンシーのHPを見ると、中国のことは、政府官僚がベントレーやマセラティに乗っていると記載されているが、台湾の記述はなく、台湾の指摘により、今では削除されているものと思われる(見損なったかもしれないが)。
トランスペアレンシーとは「透明性」の意。
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