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桐島、部活やめるってよ 単行本 – 2010/2/5
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バレー部の主将桐島が、突然部活をやめた。そのことで、同高校に通う5人の生活に小さな波紋が広がり…。至るところでリンクする17歳の物語。瑞々しい感性が光る第22回小説すばる新人賞受賞作。
- ISBN-104087713350
- ISBN-13978-4087713350
- 出版社集英社
- 発売日2010/2/5
- 言語日本語
- 本の長さ208ページ
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商品の説明
著者について
1989年5月生まれ、岐阜県不破郡出身。早稲田大学文化構想学部在学中。2009年、「桐島、部活やめるってよ」で第22回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。
登録情報
- 出版社 : 集英社 (2010/2/5)
- 発売日 : 2010/2/5
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 208ページ
- ISBN-10 : 4087713350
- ISBN-13 : 978-4087713350
- Amazon 売れ筋ランキング: - 297,408位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 88,542位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
岐阜県生まれ。小説家。
2009年『桐島、部活やめるってよ』で第22回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。
2013年『何者』で第148回直木賞を受賞。
2014年『世界地図の下書き』で第29回坪田譲治文学賞を受賞。
2021年『正欲』で第34回柴田錬三郎賞を受賞。
カスタマーレビュー
お客様のご意見
お客様はこの小説について、以下のような評価をしています: 描写が素晴らしく、雰囲気や心の描写がすばらしいと好評です。また、軽快な文章の中に若者の感性があますところなく描かれており、多感な年ごろの気持ちがすんなり入ってくると評価しています。一方で、面白さについては意見が分かれています。一部のお客様は面白いと感じていますが、他のお客様は「話がとびすぎて残念だった」という指摘もあります。
お客様の投稿に基づきAIで生成されたものです。カスタマーレビューは、お客様自身による感想や意見であり、Amazon.co.jpの見解を示すものではありません。
お客様はこの小説の描写を高く評価しています。よく表現されており、雰囲気も出ており、面白い作り方だと感じています。情景描写や心的描写がすばらしい作品で、流れるような文体が新鮮で多感な年ごろの気持ちがすんなり入ってくると好評です。また、作品の構造も端正で美しいと評価されています。映画版の脚本家にも敬礼を贈る声もあります。
"朝井りゅうさんの本を読んでいましたが、夕梅いなこの本は読めてませんでした。高校生の話と言う事で手に取れてませんでした、 とても、面白く読めましたが、最近の高校生は大変だなーってのが一バッbでした 通りすぎた時間だからそー思えるのか..." もっと読む
"...彼の作品は、作中人物の人間関係、心の迷い、個人の心境等の描写が、繊細かつリズミカルであり、惹きつけ続けられる魅力がある。" もっと読む
"映画がヒットしたことは知っていますが、観ていません。19歳での作家デビュー作ということで、さすがに文体もまだ未熟だけれど、高校生たちがとてもフレッシュ。ただ、ストーリーというものは特になく、数日間の断片が描かれているのみ。これを、どう映画化したのでしょう。もう少し全体の流れが欲しかったです。" もっと読む
"...桐島くんは小説内から退場したのだろうか。 言葉遣いが今風でリアル。短い作品だけれど心理描写は細かい。スマホで読むには丁度いい。ただ逆に言えば少し物足りないかもしれない。映画部と、母親想いの実果の話、が良かった。" もっと読む
お客様はこの書籍の読みやすさを高く評価しています。さらさら読め、軽快な文章で丁寧に書き込まれている点や、現代の若者のリアルさを表現している点が好評です。また、18歳の娘が集中して読んでいたことも驚きでした。
"...桐島くんは小説内から退場したのだろうか。 言葉遣いが今風でリアル。短い作品だけれど心理描写は細かい。スマホで読むには丁度いい。ただ逆に言えば少し物足りないかもしれない。映画部と、母親想いの実果の話、が良かった。" もっと読む
"...正直、ごくごくごくごく普通の学生の心情で、新しさがないしハッとすることも特になかったです。 ただ読みやすくはありさらさら読めましたがページをめくる手が止まらないというほどではなかったです。..." もっと読む
"...その違和感に気付いたときに、どう行動するのが「自分」らしいか? そんな疑問を投げかけた良い作品だと思います。 非常に読みやすく、中学生でも読みやすい文体なので、高校生だけでなく中学生にもおすすめしたい一冊です。" もっと読む
"大人が読むには物足りない、つまらないです。 筆者は力があると思いますが、ターゲットを高校生に絞って書いてますね。" もっと読む
お客様は、この本の若者の感性について高く評価しています。多感な年ごろの気持ちがすんなり入ってきており、独特の虚無感が伝わってきたと感じています。また、流れるような文体で、高校生時代の空気感が伝わってくる点も好評です。
"本書の最大の長所は、若者の感性(好み、思考)があますところなく描かれている点である。著者が大学生という高校生に近い年齢で書いたことの利点である。 一方で、若すぎる作家は、欠点も残す。それは人生経験であり、多くの読者が人生の先輩であることから批判も起こる。..." もっと読む
"...読んでいてなにより、高校時代の空気感が伝わってきたし、よく表現されていた。 文章もよみやすく、複線的に配置されたワードも、特別物語感が強くないストーリーの中でうまく効果を発揮していたように思う。 何より、桐島自身が物語に登場しない所も、巧いなって思った。..." もっと読む
"一気に読んでしまいました。 流れるような文体が新鮮で、多感な年ごろの気持ちがすんなり入ってきました。" もっと読む
"学生時代に感じる繊細で独特の虚無感。..." もっと読む
お客様はこの小説について、面白く読み進めることができました。一つひとつの物語が素晴らしいと評価しています。オムニバス小説で、誰もが経験し知っているようなエピソードの羅列だと感じています。また、一つの章に共感できる点や、感情移入できない内容も指摘されています。一方で、一部のお客様は面白さについては意見が分かれています。面白い作り方であり、一つの物語が素晴らしいという声もあります。ストーリーというものがなく、数日間の断片しか描かれていないため、全体の流れが欲しかったという声があります。
"良い本です。" もっと読む
"...19歳での作家デビュー作ということで、さすがに文体もまだ未熟だけれど、高校生たちがとてもフレッシュ。ただ、ストーリーというものは特になく、数日間の断片が描かれているのみ。これを、どう映画化したのでしょう。もう少し全体の流れが欲しかったです。" もっと読む
"...本質的に変わらないんだなどと思ってしまう。読み始めは、ちょっと読み続けるのはしんどい かなも、と思ったりしたが、結構面白く読ませてもらった。" もっと読む
"前半はなかなか読み慣れなくて、しっくりきませんでしたが、後半の部分でぐぐっとクライマックスにくる場面があり 面白かったです" もっと読む
お客様はこの小説の人物描写について不満を感じています。人物描写が浅く、スクールカーストの描写に淫している点や、物語の展開も変化がなく凡庸だと指摘しています。また、映画版と比べるとかなり劣ると感じる声もあります。
"映画版は素晴らしかった。しかしこの原作は正直言って雑。それぞれのキャラクターのとりとめのない日常を描いていると言えばその通りだが、全くストーリーがない。キャラクター達が全く交差しないというか。映画版はかなりキャラクター達が関わり合ったが。..." もっと読む
"...① 本作は複数の登場人物の一人称で描かれる。3人称多視点よりも登場人物を描きやすい代わりに、登場人物を掘り下げることが求められる。しかし、人物の掘り下げが浅い。例えば、菊池のバレーボールの描写は細かく、バレーに熱中している様子が伝わる。..." もっと読む
"...それはよい青春小説の証左だと思います。 1点、曇りを挙げれば、ややスクールカーストの描写に淫していることでしょうか。 意識して描いているようにみえますが、 それは露骨に描かず、自然に浮かび上がってくるに任せた方が、..." もっと読む
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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- 2023年12月3日に日本でレビュー済みAmazonで購入朝井りゅうさんの本を読んでいましたが、夕梅いなこの本は読めてませんでした。高校生の話と言う事で手に取れてませんでした、
とても、面白く読めましたが、最近の高校生は大変だなーってのが一バッbでした
通りすぎた時間だからそー思えるのか
自身がこの年齢のときはそれなりに大変だったのかもしれません
- 2024年12月22日に日本でレビュー済みAmazonで購入生殖記、正欲、何者及び、この新人賞獲得作品まで最新作から前の作品に向かって読んで来た。彼の作品は、作中人物の人間関係、心の迷い、個人の心境等の描写が、繊細かつリズミカルであり、惹きつけ続けられる魅力がある。
- 2022年5月25日に日本でレビュー済みAmazonで購入映画がヒットしたことは知っていますが、観ていません。19歳での作家デビュー作ということで、さすがに文体もまだ未熟だけれど、高校生たちがとてもフレッシュ。ただ、ストーリーというものは特になく、数日間の断片が描かれているのみ。これを、どう映画化したのでしょう。もう少し全体の流れが欲しかったです。
- 2024年5月15日に日本でレビュー済みAmazonで購入自分のことを棚に上げて他の人たちの言動に文句を付ける、まさしく僕が高校生のときそうだった。上とか下とか、レギュラーがどうとかそういったものから逃げられなかった高校生活。10年前の感情を思い出した。自分はその時から成長しているのだろうか。
- 2023年12月23日に日本でレビュー済みAmazonで購入高校時代、確かにこういうような時間が流れていたな。
登場人物の誰にでも自分が混ざっているような不思議な感覚で読み進めていった本でした。
- 2021年10月24日に日本でレビュー済みAmazonで購入タイトルの桐島くんは最後まで登場しないので肩透かしを食らった。桐島くんは小説内から退場したのだろうか。
言葉遣いが今風でリアル。短い作品だけれど心理描写は細かい。スマホで読むには丁度いい。ただ逆に言えば少し物足りないかもしれない。映画部と、母親想いの実果の話、が良かった。
- 2024年8月26日に日本でレビュー済み大学生の著者が等身大の高校生活を描いたもの。新人賞を受賞している。全部で6つのエピソードから成り立っている。
「小泉風助」 桐島がやめたことでレギュラーのポジションが舞い込んできた。いいことばかりでなかった。頭の中では好プレーできたのに、実際にはそうはいかない。他のスポーツに比べてやたら具体的に描かれている。著者が高校時代に実際にバレーボールをやっていたから。風助の目は著者の目である。
「沢島亜矢」 桐島がやめたことで彼とつるんでいた気になる男の子を目にする機会が無くなった。どっかの書評に「スクールカースト下の文化部」と書かれていたが大ウソである。ブラスバンド部とかオーケストラ部は集団行動で練習は厳しい。バリバリの体育会系なんだ。
「前田涼也」 桐島がやめたことで直接影響を受けたわけではないが、他の登場人物に影響を与える。「映画部なんて高校にあるのか?」が率直な感想、ただし「オタク」とは思えない。文化祭向けに1回だけやるならまだハードルは高くないが、年間通して映画撮影なんて無茶苦茶ハードだろう。
「宮部実果」 桐島がやめたことでバレー部の副キャプテンの彼氏がかまってくれなくなり、破綻の危機を迎える。本人は女子ソフト部で外見もよい。仲良しグループはスクールカーストの上。義理の母親との壮絶なエピソードがある。「がんばれ」と声をかけたくなった。
「菊池宏樹」 桐島がやめたことでなぜかイライラする自分がいる。小さいころから運動神経は抜群だった。スポーツは何でもできた。野球部でいちばん上手いのに、練習をさぼるようになった。体育の授業で目立たない映画部員は、部活では輝いている。桐島が部員ともめていたことを知った。「おまえはやり直せるよ」と言いたい。そう言う俺は失敗を恐れて逃げまわっていただけではないか。「もう逃げない」と誓った。
「東原かすみ」 番外編。かすみは高校では実果たちと同じグループ。小学生の頃から仲良しの美紀と友未とバトミントンをやっている。中学校はバラバラになった。対外試合で久しぶりに会った友未は仲間外れにされていた。友未とは今までと変わらぬ関係でいたい。でも友未はどう思っているのだろう。
ここに出てきた6人を取り巻く環境は異なるが、性格の悪い人はひとりもいない。著者は自分より少し後輩の彼ら彼女らにエールを送っている。青春時代を描いた群像劇。読んでいて清々しい気持ちになった。