12月16日に公開された新SNS「mixi2」(iOS/Android)が、各アプリストアでランキング1位を獲得するなど人気だ。
「楽しい、優しい、ほっこりとした場」を目指したというSNS。MIXI社によると、2年前から構想し、じっくり開発しながら公開のタイミングを待っていたという。背景には、昨今のXをめぐる諸問題があったようだ。
mixi2は招待制のテキストSNS。短文を投稿したり、投稿にリアクションを付けたり、コミュニティで交流できる。04年公開の国産SNS「mixi」を開発したMIXI社が提供しているが、mixiとの互換性はない。
12月20日時点で、App Storeの無料アプリランキング1位、Google Playでもアプリランキング1位だ。ユーザー数は非公開だが、Google Playのダウンロード数は「10万以上」となっている。App Storeとあわせると、16日の公開から5日で数十万人以上のユーザーを集めたとみられる。
公開の背景を、MIXI社にメールで聞いた。
――mixi2の開発期間はどれぐらいですか?
2022年の末頃から構想し、2023年にチームを組成して開発を始めました。
――開発に2年かけたんですね。どのあたりに時間がかかったんでしょう?
ユーザビリティの向上はもちろん、「mixi2」特有の「コミュニティ」や「招待」などの機能を、価値の高いものに作り上げるのに時間を要しました。
――なぜ「mixi2」という名前にしたのでしょうか。
「mixi2」は、昨今の情報社会に合わせ、より手軽にリアルタイム性高い交流が行えることを重視しているものの、根幹の価値としては「mixi」が大切にしてきた価値を継承しているので「mixi2」としました。
――なぜこのタイミングで公開したのですか?
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