河出書房新社
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いとう せいこう (イトウ セイコウ)
1961年生まれ。出版社の編集者を経て、音楽や舞台、テレビなどでも活躍。88年『ノーライフキング』でデビュー。99年『ボタニカル・ライフ』で講談社エッセイ賞、13年『想像ラジオ』で野間文芸新人賞受賞。
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文庫・新書
古典新訳コレクション
通言総籬・仕懸文庫
いとう せいこう 訳
江戸のマルチクリエイター・山東京伝による、吉原・浅草芸者の風俗を描いた黄表紙と洒落本の傑作、かつ当時発禁処分となった2篇を画期的現代語訳で。「仕懸文庫」は本邦初作家訳し下ろし。
定価880円(本体800円)
○在庫あり
日本文学
東北モノローグ
いとう せいこう 著
東日本大震災の癒されえぬ傷痕、そのうえを流れた時間はいったいなにを残したのか。東北のひとびとがいま語ること、その地でこだまする声に耳を澄ます、文学とノンフィクションの臨界点。
定価2,200円(本体2,000円)
ノンフィクション
福島モノローグ
忘れたいことがある。忘れられないことがある――福島から語られる「いま」の声は、死者の声を響かせながら、未来へと向かう。『想像ラジオ』の著者による、21世紀の『苦海浄土』。
定価1,870円(本体1,700円)
作家と楽しむ古典
作家と楽しむ古典 好色一代男 曾根崎心中 菅原伝授手習鑑 仮名手本忠臣蔵 春色梅児誉美
島田 雅彦/いとう せいこう/三浦 しをん/松井 今朝子/島本 理生 著
古典を平易にわかりやすく。「池澤夏樹=個人編集 日本文学全集」の古典新訳で活躍した作家たちによる古典講義。人気シリーズの第三弾は江戸のベストセラーと三大浄瑠璃を軽やかに紹介。
定価1,540円(本体1,400円)
×品切
漱石漫談
いとう せいこう/奥泉 光 著
『こころ』はBL? 『坊っちゃん』は童貞小説? 邪道に見せて王道を行き、微笑みながらガチで斬り合う「文芸漫談」の真髄発揮。『吾輩は猫である』『三四郎』他を読み解く漱石入門書。
定価1,760円(本体1,600円)
どんぶらこ
「なぜ自分だけがこんな目に?」――父が倒れ、母が倒れる。介護せざるを得なくなった息子/娘の揺れる日常に、沈んだ不安は今日も漂流、どんぶらこ。老いた日本社会の濁りが浮かび上がる。
定価1,815円(本体1,650円)
池澤夏樹=個人編集 日本文学全集 全30巻
能・狂言/説経節/曾根崎心中/女殺油地獄/菅原伝授手習鑑/義経千本桜/仮名手本忠臣蔵
岡田 利規/伊藤 比呂美/いとう せいこう/桜庭 一樹/三浦 しをん/いしい しんじ/松井 今朝子 訳
能「松風」、狂言「木六駄」、説経節「かるかや」ほか、近松門左衛門の世話物やいわゆる三大浄瑠璃といった傑作を、作家の新訳で収める画期的試み。舞台もさらに楽しめる最高の一冊。
定価3,850円(本体3,500円)
好色一代男/雨月物語/通言総籬/春色梅児誉美
島田 雅彦/円城 塔/いとう せいこう/島本 理生 訳
江戸、そして大坂――百花繚乱に咲き誇った、17世紀から19世紀の江戸期の文学。井原西鶴・上田秋成・山東京伝・為永春水の、粋で美しく鮮やかな四作をすべて全訳・新訳で収録。
定価3,300円(本体3,000円)
想像ラジオ
深夜二時四十六分「想像」という電波を使ってラジオのOAを始めたDJアーク。その理由は……。東日本大震災を背景に生者と死者の新たな関係を描きベストセラーとなった著者代表作。野間文芸新人賞受賞。
定価495円(本体450円)
親愛なる
時は近未来、韓国を舞台にした言語戦争(サイキック・パンク)と、今の貴方に届くメイル……。ネット限定販売で4000部完売。朝日新聞他メディア騒然の小説、ついに一般版を単行本化。
自己流園芸ベランダ派
「試しては枯らし、枯らしては試す」。都会の小さなベランダで営まれる植物の奇跡に一喜一憂、右往左往。生命のサイクルに感謝して今日も水をやる。名著『ボタニカル・ライフ』に続く植物エッセイ。
定価803円(本体730円)
南島小説二題 いとうせいこうレトロスペクティブ
シリーズ第4弾。南の島から毎日届く手紙の主は誰なのか? 現実と虚構の境界線を揺さぶる名作の誉高い『波の上の甲虫』とミニコント風味溢れる童話モチーフの連作『からっぽ男の休暇』を収録。
定価1,980円(本体1,800円)
未刊行小説集 いとうせいこうレトロスペクティブ
「あれ、こんなの書いてたっけ……?」著者自身が驚嘆。『想像ラジオ』以前に執筆された幻の長篇「歌を忘れてカナリアに」を含む、記憶の空白を埋める企みに満ちた小説集。全て単行本初収録。
解体屋外伝 いとうせいこうレトロスペクティブ
「暗示の外にでろ。俺たちには未来がある」――洗脳のプロ・洗濯屋(ウォッシャー)と洗脳外しのプロ・解体屋(デプログラマー)の闘いが今、始まる。いとうせいこうの冒険活劇長編、待望の復刊。
定価2,090円(本体1,900円)
ワールズ・エンド・ガーデン いとうせいこうレトロスペクティブ
「いとうせいこうレトロスペクティブ」シリーズ第一弾。ある日、ムスリム・トーキョーにふらりと現れた浮浪者。彼は偉大なる予言者か? 壮大なる詐欺師か? いとうせいこうの魔術的第二長編。
耳を澄ませば、彼らの声が聞こえるはず――。「文藝」掲載時より口コミで話題を呼び、かつてない大反響に。著者16年の沈黙を破る、生者と死者の新たな関係を描き出した心に深く響く物語。
小説の聖典 漫談で読む文学入門
いとう せいこう/奥泉 光/渡部 直己 著
読んでもおもしろい、書いてもおもしろい。不思議な小説の魅力を作家二人が漫談スタイルでボケてツッコむ! 笑って泣いて、読んで書いて。そこに小説がある限り……。
定価935円(本体850円)
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いとう せいこう/佐々木 中 著
「立ち上がろう、立ち上がることができるなら。続けよう。続けることができるなら」――震災下の列島においてチャリティとして打ち合わせなしの即興で創作された共作小説。印税全額寄付。
×品切・重版未定
ノーライフキング
小学生の間でブームとなっているゲームソフト「ライフキング」。ある日、そのソフトを巡る不思議な噂が子供たちの情報網を流れ始めた。八八年に発表されベストセラーとなった、いとうせいこうデビュー作。
定価627円(本体570円)
△3週間~