はじめに
12/28の出走を希望していたラオラシオン、エターナルシルバーが両方とも除外になり、2024年の出資馬出走がもう無いことが確定したので、2024年の振り返りをしていきたいと思います。
DMMバヌーシー
バヌーシーでは、3歳馬のラオラシオン、2歳馬のラストレガシー、キングスコール、ジュルナール、レイデアンジェロが出走しました。出走していない2歳馬も含めて1頭ずつ振り返っていきます
ラオラシオン(牡3 父クリエイターⅡ)
今年の2月、3歳1勝クラスを6馬身で快勝し、オープン入りを果たしたラオラシオン。それ以降は伏竜ステークス4着、ユニコーンステークス16着と、初めての出資馬がいきなりオープン戦、重賞に出走するというとんでもないものを見せてくれました。
その後はトモの不調で長い休養を取りましたが、年の瀬も迫る12月に復帰。14着でありましたが敗因もある程度はっきりしているので、次走に期待したいと思います。
年内にもう1走したかったとのことですが、連続で除外を食らってしまったので次走は年明けになります。少しでも上の着順を目指して頑張ってほしい。
ラストレガシー (牡2 父ドゥラメンテ)
ドゥラメンテラストクロップということで、後悔のないように出資した本馬。デビュー戦は6月の福島と同期の中では一番早く出走しました。ダート馬っぽいという話が当初からありましたが距離が合いそうなダート戦がなく、レースを経験するという狙いも込めて芝1800でデビュー。10着と大きく負けますが次走ダート替わりでいきなり2着に入り、次走の未勝利戦も3着とダートでは安定した着順を挙げています。
とにかくスタート、出足が遅く、道中最後方から突っ込んでくるか捲るかというレースぶりで、力はあるけど勝てないというダート2戦でした。
その後は脚の不調により休養し、来年の東京開催での復帰を狙うとのことで、スタートの部分が少しでも改善されていればいいなと思います。
キングスコール (牡2 父ドゥラメンテ)
こちらもドゥラメンテのラストクロップ。同期の中で一番早く売り切れたと記憶しています。あれよあれよという間にデビューの話が出てきて、札幌芝1800でデビュー。あまり調教をつめなかったのにも関わらず、札幌芝1800の2歳レコードを0.4秒も更新。開幕週で時計が出やすいとはいえこれは期待せざるを得ません。
その後は札幌2歳ステークスへの出走を予定していましたがソエで回避、その後骨折が判明し手術、長い休養に入りました。
現在患部の状態は良好、調教もつめるようになっているとのことで、年明けの復帰を目指すとのことだったので、とにかくまずは無事に、そして力はあるのでそれを発揮していってほしいなと思っています。
ジュルナール (牝2 父ロードカナロア)
この馬に関しては、正直大きな課題もなく順調にいっているなという印象しかありませんでした。夏にちょっと調子が…という話が出た時も、兄と同様夏にちょっと弱いのかなぐらいの印象しか抱いていなかったのですが、いざデビューが近づくと気性の難しさを出すようになりました。いつも悪いというわけではないらしいのですが、一度気の悪さを出すと誰にも止められないとのことで、それがもろに出たのが10月のデビュー戦でした。
騎手を一度落としてしまい、そこからも雰囲気が悪く、レースでは全く競馬になっていないと、気性の悪さが前面に出てしまったとのこと。競走馬にはちょっとピリッとしたところがないと競争ではなかなか…と自分は思っているのですが、行き過ぎるとこうなるんだな、というのを身近に感じました。
その後いったん放牧に出たのち、12月の未勝利戦に出走。なかなか伸びきれなかったものの、しっかりレースに参加していて成長を感じました。この時はスタートで大きく出遅れてポジションをとれなかったので、スタートでうまく出てよりいい結果を出せるようになってほしいなと思います。
レイデアンジェロ (牡2 父レイデオロ)
この馬は馬体がほんとに好みで出資しました。当初は8月のデビューを予定していましたが脚に不安があり回避。そこから脚の状態を見ながら乗り込まれていました。
スタッフの皆さんの評価は高く、調教師も初戦から期待できるという話をしていた中での12月のデビュー戦、現地で見ていたのですが返し馬からとにかくゆっくり。レース中も騎手がどれだけ促しても進んでいかず、ズブさを見せたデビュー戦となりました。
普段からおとなしく、すみっこぐらしをしているような子でしたが、レースでここまで顕著に出るか…と思いながら帰路についた記憶があります。馬がレースだとわかっていなかったのかもしれないですね。
その後は放牧に出ず厩舎で乗られ、年明けの未勝利戦を使うとのことだったので、デビュー戦の経験を生かして次はレースしてほしいですね。
ペルティナクス (牡2 父キタノコマンドール)
池江厩舎ということもあり早めに本州移動していましたが、本馬の成長がゆっくりであること、また骨端炎の症状が出てゆっくりと育成されてきました。その中でも課題を1つ1つクリアして調教のペースを上げていったので、ゆっくりではありますがしっかりと成長が見れて非常に面白いなあと思いながら見ていました。
適性はどうやらダートらしく、スタミナがあるとのことだったので、ダートの中距離路線で頑張ってほしいなと思います。
年明けにデビューできるかもという話が出ているので、成長の成果を見せてくれると嬉しいです。まずはとにかく無事に…
広尾サラブレッド倶楽部
広尾では、3歳のチェルシー、2歳のエターナルシルバー、シップオブラヴが出走しました。
チェルシー (牝3 父サトノアラジン)
4口無料枠で出資しました。3月の中山ダ1200で見事勝ち上がりを決めてくれました。デビュー戦は逃げていたのですが、レースを重ねるにつれて中盤ぐらいの好位追走からの差し切りというレースパターンとなっていきました。
初勝利後は一度芝を使って負け、ダートに戻った後は1勝クラスで連続2着と、クラス上位の力を見せてくれました。続戦3戦目はさすがに疲れたのか、9着と精彩を欠いてしまいましたが、敗因は疲れということで明確ですし、これからも間で休みつつ走ってくれれば、と思います。
エターナルシルバー (牡2 父シルバーステート)
母父Motivatorと顔に惹かれ、4口無料分で出資しました。この馬も課題らしい課題もなく順調に調教を進め、11月の東京芝1800でデビュー。完璧なスタートからハナを切り、道中スローからの粘りこみを図りました。本馬も頑張っていたのですが、最後は勝ち馬の切れ味に屈し3着。ただ力は存分に見せ、勝ち上がりが見えた初戦でした。
そこから年内もう1戦を予定していましたが、除外されてしまい年明けすぐのレースを目指すとのことでした。デビュー戦と同じような競馬をするのであれば中山とかでみたいですね。力はあるのであとはそれを存分に発揮してもらえればと思います。
シップオブラヴ (牡2 父ゴールドシップ)
父ゴールドシップということで、4口無料分で出資しました。調教から内田騎手が結構乗ってくださり、そのコメントを見てちゃんと成長しているんだなと感じました。デビュー戦は12月の中山芝2000で、その内田騎手を背に走ったのですが、道中追走に苦労し、最終直線も伸びずブービーの結果となりました。調教タイムからある程度予想はしていましたが、実際に目の当たりにするとなかなかくるものがありました。
本馬なりに成長し、1つでも上の着順をとれるよう頑張ってほしいなと思います。
おわりに
今回は今年出走した馬たちの振り返りをしていきました。
今年出資した馬についても、別の記事で振り返っていきたいと思っています。