前から行きたいと願っていた「金子みすゞ記念館」に行ってきました。
 
記念館は山口県長門市仙崎にあり、宇部空港から2時間半バスを乗り継いで行ってきました。
仙崎に着くと、そこは漁港の街で、ゆったりとした時間が流れていて、とても心地よいところでした。
 

 

 

 

 

 

仙崎駅の目の前に「みすゞ通り」と呼ばれる通りがあります。
 

 

 

 

 

 

 

 

そこは、昔ながらの風情が残る街並みで、その通り沿いの民家の軒先には手作りの金子みすゞの詩札が下げられ、温かな雰囲気に包まれていました。 
その起終点の遍照寺にみすゞのお墓とその弟、上山雅輔先生のお墓があり、例年3月10日のみすゞの命日には沢山の人が集まるみたいです。
 
仙崎は、大正期頃まで捕鯨も行われていたそうで、子連れの鯨も取れ、村では戒名をつけて葬り、漁がうまくいくと、仏壇に座りお礼と、獲れた鯨に手を合わせたらしく、そんな情景から「大漁」の詩も生まれたのではないかとも思います。
 
 
記念館は、みすゞの生誕100年を記念して2003年に新しくオープンしています。

 

 

 

 

建物は当時の居住空間が丁寧に再現されていて、その中をゆっくりと足を進めて行きました。
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この井戸の中は、当時のまま残っているそうです。

 

 

お世話になった上山雅輔先生の作品の紹介もされていました。
 

 

行けてよかった!想像以上の満足感です。
 
 
そして、私たちは、この仙崎を後にして下関へ向かい観光を楽しみましたが、後から改めて仙崎の街の情報を知ると、行けばよかったと後悔したところが沢山あります。
 
もっともっと事前学習しておけばよかった。
なので、また仙崎に行きたいです。
そして、ゆっくりと街中を歩いてみたいです💕
 
 
 
 
 
 
今度11月29日
朗読会でこれを読みます。(金子みすゞの解説と詩が紹介されています)