介護職で働いていると不思議な事に
遭遇する事が多々あります。
認知症の中核症状の一つ
記憶障害について
記憶の保持が出来なくなることで
少しずつ日常生活に支障が出る事は
認知症あるあるなのですが
理由が分からない事も多々あり私の場合
それがちょっと恐怖に思えてしまう
特養に入所中のAさん(男性)
在宅介護を受けていた1年前に
記憶障害が顕著に進行していて
ある日Aさんが子供さんに
「愛子はどこにいる?」と尋ねられ
名前を聞いた子供さんは衝撃を受けたそう。
何故なら愛子さんという名前
妻はおろか親兄弟親戚
誰一人存在しない
特養に入所してからも未だに
「愛子はどこにいる?」と職員に尋ねる。
短期記憶ですら難しいAさんなのに
愛子さんという謎の人物だけは未だに
忘れていないといった矛盾・・・
認知症って不思議だな~と思ってしまう
私なのでした
第一弾の話はこちら
昨日遂にアルツハイマー型認知症新薬
レカネマブの投与が始まり50代の女性が
受けたそうです。レカネマブも認知症の
進行を遅らせるものなのですが
若年性認知症の方には試してみる価値は
大きいと思っている。
ただ年間の薬価は1人年298万円と高額
本当に必要な方が使えると良いな~