※記事内の写真は2021年1月に撮影したものです。

 

りんかい線国際展示場駅は北東~南西(だいたい東西)方向に伸びる駅です。ゆりかもめ有明駅はその東に北西~南東(だいたい南北)方向に伸びています。

 

↙(大崎)東京テレポート [りんかい線国際展示場駅] 東雲(新木場)↗

↖(豊洲)有明テニスの森 [ゆりかもめ有明駅] 東京ビッグサイト(新橋)↘

 

1日乗降客数=りんかい線約3万4000人(2023年度 ※2019年度は約2万9000人)、ゆりかもめ約4600人(2023年度 ※2019年度は約3000人)

 

観察時の状況:休日、午前

 

~国際展示場駅構内~

 

↓ホームは地下ですが、改札口は地上にあります。東京ビッグサイト最寄り駅ということで、非常にたくさんの改札機が並びます。そして非常に高く独特な形状をした屋根はテフロン膜でできています。

混雑するのはイベント時だけと思うなかれ、平日朝も近隣のオフィスやお店への通勤客で混雑するので、この多数の自動改札機は役に立ちます。

 

↓改札内。左が改札口です。改札を入って左右それぞれにエスカレーターが3機ずつ、その裏にはエスカレーターと階段が備わる超豪勢な仕様です。さすがに通常期には過剰でしょうが、イベント時にはこの超豪勢な設備が本領発揮します。

 

~国際展示場駅西側~

 

↓南からロータリー越しに国際展示場駅を望む。正面の白い物体が国際展示場駅です。外から見ても独特な形です。もう30年近く経ちますが、新しく開発された街なのでロータリーも非常に広く取られています。

 

↓上写真から少し左に進み、背後を向くと正面にドドンと東京ビッグサイトがそびえます。その手前をゆりかもめが通過中。右奥に東京ビッグサイト駅があります。

 

↓国際展示場駅からは一応、東京ビッグサイトまでこのような屋根が伸びていますが、雨天のイベント時には明らかにキャパ不足な幅です(笑)。あるだけありがたいですね。

 

↓2つ上写真右には、りんかい線隣駅の東京テレポート駅の先まで、シンボルプロムナードという非常に広い遊歩道が伸びています。こちら側はホテルやオフィスが多いです。左のTFTビルは東京ビッグサイトと同じ会社が運営する、オフィスと商業施設の複合ビルです。

 

↓東京ビッグサイトとは反対方向に進むと駅北側に抜けられる、コロシアムブリッジと名付けられた陸橋があります。国際展示場駅は右奥です。

 

↓橋の向こう側から駅を望む。陸橋は駅裏を通る多数の道路を跨ぐためのものです。駅裏を首都高湾岸線と国道357号線が通っています。左奥ではゆりかもめがこれらの道路を跨いでいます。そして写真中央のホテルの裏にゆりかもめ有明駅があります。

 

↓陸橋の先一帯は有明テニスの森公園となっています。陸橋の先の右側には有明コロシアムがデンと鎮座します。ゆりかもめ、りんかい線が開業するよりも前、1980年代からこちらにあります。主にスポーツ大会に使用される施設で、東京オリンピック2020ではテニスのメインコートとして使用されました。

 

↓陸橋の先の左側には東京オリンピック2020のために建設されたテニスコートがあります。オリンピック後は一般に開放され、テニスの大会などに使用されているようです。

 

~国際展示場駅東側(有明駅)~

 

↓ゆりかもめ有明駅を南から望む。車両基地があるのでホーム階は2面3線と広いものの、改札口などの設備は他の駅と似たような構成になっています。

 

↓上写真を撮影した有明駅前交差点から西(左)を望む。左が国際展示場駅ロータリーに続く道路です。

 

↓上写真左奥にある謎の丘からさらに奥(西)を望む。正面には広々とした歩行者広場が広がります。右奥にロータリー、正面に伸びるのが前述のシンボルプロムナードという位置関係です。

 

↓歩行者広場には遊び心を感じられるベンチやモニュメントが点在します。

 

有明駅前交差点から東を望む。正面には非常に広い東京臨海広域防災公園があります。名前の通り、大規模災害時に防災拠点になる施設のため、遊具などはありません。左には防災体験学習施設、右にはがん研有明病院、そして奥にはヘリポートがある広場が広がっています。

 

↓有明駅前交差点から南(上写真右方向)を望む。次の交差点でゆりかもめは右に曲がり、東京ビッグサイトの前を横切ります。一方、入出庫線はまっすぐ進み、東京ビッグサイト裏にある車両基地へ至ります。

 

↓有明駅北側から北を望む。上の高架橋はゆりかもめで、その下の道路は環二通りです。正面の有明中央橋で首都高湾岸線、国道357号線を跨いでいます。正面の高い建物は有明ガーデンという商業施設に併設されたホテルです。

 

↓上写真左奥(西)を望む。正面を横切るのは前述のコロシアムブリッジ。左奥のビル群はお台場海浜公園駅前のビル群です。

 

↓上写真背後を横切る環二通りを挟んだ反対側(北東)を望む。右奥の高い建物群は、りんかい線隣駅の東雲駅と有楽町線豊洲駅の間に建つタワマン群です。

 

↓上写真やや左を望む。目の前にそびえる3棟の高層建築は2020年に入居を開始した新しいタワマンです。タワマンの裏にある有明ガーデンを含め、住友不動産が一帯を開発しました。

 

有明中央橋を渡った先はフラットに有明ガーデンの2階に続いています。有明ガーデンは右奥にあり、左の高い建物は併設のホテルです。右のタワマン2階部にはコンビニが入っています。

有明ガーデンは商業施設、ホテルの他に温浴施設、劇場なども併設した大規模複合施設です。住友不動産が開発した初めての大型商業施設だそうですよ

 

おわり(次回の更新は3月28日の予定です。)

 

↓この記事に関連してそうな記事への誘導リンク

beforeを撮りに行く ~立体化される国道357号線有明二丁目交差点~

テキトー駅前観察 ~ゆりかもめ”有明テニスの森駅”~

※記事内の写真は2024年6月に撮影したものです。

 

江戸川駅はだいたい東西方向に伸びる駅です。

←(京成上野)京成小岩 国府台(成田空港)→

 

1日乗降客数=約6000人(2023年度 ※2019年度は約6300人)←

 

観察時の状況:平日、昼

 

↓駅出入口は駅のやや東側にあります。改札機は3レーンと少ないものの、改札口は広々とした印象。

 

↓駅正面(上写真背後)を望む。狭い道を挟んだ先の高架下には京成グループのスーパーリブレ京成があります。江戸川の対岸にある国府台駅と同じレイアウト(笑)。

 

↓駅前を南(上写真左)に望む。駅前からすぐ住宅街です。約250m先を千葉街道、その少し先をJR総武線が通っています。

 

↓上写真背後を望む。駅北側は一応、商店街のようですが、個人商店が数軒並ぶだけです。

 

↓駅の北側から東を向くと、すぐ先が江戸川の土手になります。

 

⑥⑦↓リブレ京成の脇にある極細道で西側に抜けられます。駅前感皆無ですね。

 

 

↓リブレ京成の出入口は西側にもあります。

 

↓上写真左(北)を望む。こちらもほぼほぼ住宅街です。左奥に伸びる道路は歩道はないものの、一応センターラインが付く程度の道幅があります。

 

↓上写真背後を望む。しかし線路南側のごく一部だけこの道幅。どうにかならんのかい。こちら側もやはり静かな住宅街。

 

~駅構内~

 

↓上りホーム東端(成田空港方)から駅構内を望む。ホーム幅はそこそこ。利用者は多くないので十分な広さでしょう。ただ、夏の江戸川花火大会の日はそれなりに混雑するようです。

 

↓上りホーム東寄りから東を望む。駅東側はすぐ江戸川を渡る鉄橋になります。対岸には国府台駅があります。川から見ると左右対称に両駅が立地しています。

 

↓上りホーム東端から北東を望む。奥の建物群は千葉県市川市に立地します。この辺りに関しては珍しく千葉県側の方が高い建物が多いです。

 

~おまけ~

 

京成小岩~江戸川間を走行する下り快速列車。緩いカーブを曲がり、上り坂を上ると江戸川駅に至ります。快速は江戸川通過です。

 

おわり(次回の更新は3月22日の予定です。)