アメンバー申請についてはこちら
=======
今回の記事の内容は、
↑↑↑の記事を書いていたら
ぐんぐん頭に蘇ってきた母のエピソード。
(忘れたほうがいいのでは?)
========
忘れもしない
(いや、だから忘れろって?)
あれは、2024年8月の
あつーいあつーい日曜日。
母から着信。
母:
大きいばんそうこうを
買って持ってきてくれへんかな?
普通のじゃなくて
大きいやつ。
私:
どうしたん?
お昼に
スーパーに行った帰り道、
派手に転んでさ~~。
======
話の内容はこうだ。
母、
炎天下の中、
行きはバスで買い物に行って、
帰りはバスがないから歩いてたのね。
その距離、1キロ強。
スーパーの袋を持って
日傘をさして
フラフラしながら
歩いていたら、
コンクリート舗装の
小さな段差につまづいて
ずでーんっ!って転んで
日傘も荷物も飛んでいったらしい。
「あれ?これ立てる?」と
なったけれど、
周りはだれもいなくって
一人で立つしかない。
なんとか立てて
日傘と荷物を拾って
とぼとぼ帰ったんだって。
=======
めっちゃす擦り傷できてな。
ばんそうこう持ってきてほしいねん。
いやいや、
乾かしといたほうがいいよ。
ばんそうこう貼らない方がいいんちゃう?
しっかり洗って
オロナインでも塗っときよ。
血がぼたぼた落ちてるなら
いざしらず、
たかが擦り傷で
ばんそうこうのためだけに
こんな暑い中呼び出されたら
たまったもんじゃないっつーの。
ほんまに、
立たれへんかったらどうしようと
思ったわ。
周り、
だーーれもいてへんねんもん。
そりゃそうやろ。
こんな猛暑の昼間、
だれもウロウロしてないと思うわ。
月曜にヘルパーさんが来てくれるんだから、
買い物なら頼めばいいのに。
頼むから
猛暑の真昼間は
家でじっとしててくれいっ!
まあ、
事なきを得たなら
よかったけどーーー。
=======
そうしたら
その夜に、また着信よ。
痛くて痛くてたまらなくなってきた
立つのも大変
歩けない
トイレも這って行ってる
明日、整形外科に行きたいから
連れて行ってほしい
って。
まじでーー?!(lll ̄□ ̄)
(さーーーー)←血の引く音
事なき得てなかったやんや (T▽T)ノ
わ、わかった・・・。
と、電話を切ってからの私は、
そこからめちゃめちゃ動悸よ。
そりゃそうだ。
80歳がコンクリートで
ずでーんと転んだら
骨折してもおかしくない。
骨折?
手術?
入院?
え~~~(汗)
もう、これからどうなるん~~。
足を骨折して入院したら
一気に弱るんちゃうん~?
そもそも
歩けないって言ってるのに
どうやって連れていくん?
玄関から
車に乗り込むまでどうやって?
母は小柄だけど、
さすがに私はおんぶできないよ。
ダーリン仕事休めない?
え?明日は休めないって?
私一人でやるしかないか。
どうしよう~~~(汗)
翌朝。
ドキドキしながら
車で迎えに行ったら、
母、
玄関前から
ひょっこひょっこ歩いて
こっちに向かってくる。
え?
歩けるやん・・・?
いや、普通には歩いてない。
とても歩きにくそうには歩いてる。
車に乗ると、
電話で聞いた転んだときの
状況をまた勢いよく話だす。
そのいきさつは
昨日もう聞いたら、もういいねん。
それより、どうなん?
やっぱり痛いの?
あかん、
立つのもやっとこさやん。
骨、折れてなかったらいいねんけど。
そうかー。
せめてひび程度で
入院・手術は回避してくれ~~(汗)
整形外科の正面に来て、
車イスがあったから
それを借りようと、
とっさに思う私をよそに
ここで先に降りるわー。
と車から降りて歩き出す母。
あれ?
立つのもやっとこさじゃなかったん?
母を降ろして
駐車場に車を停めにいって
病院内に入ったら
母がいない。
あれれ?
看護師さんに尋ねると、
レントゲン室に入ってると。
えっと・・・。
めっちゃ一人で歩いてない?
看護師さんに呼ばれて
診察室に。
医師:
どこもなんともなってないですね。
膝もきれいですよ。
えっと・・・。
=======
いやいいねん。
それでいいねん。
何もなくて良かってん。
事なきを得たと思ってたら
そうじゃないかもって
なったけど
やっぱり事なきを得ててん。
それでいいねん。
それはそうやねん。
けど、こういうこと
(大げさに騒いで何もない)が続くと
これから先、何を言われても
「もー絶対に大丈夫やん」って
思ってくるんよね。
けど、
母の場合、100回に1回は
本当に大変なことなので、
ないがしろにできないってことが
葛藤なんだよね~~。
そして母は
痛みには強い。
胃カメラとかも
麻酔なしで全然できる人だから、
「痛い」と言われると
めちゃめちゃ痛いんかなーって
思ってしまうんだよね。
母の骨粗しょう症の検査で
世代では優秀な数値が出た話を書いて
今回エピを思い出したので
書きました~~~。
100回に1回
↓↓↓
※
そして私、この記事で
めちゃめちゃ反省しているけど、
3年経っても同じことを
繰り返しているという。
母の「あんなこんな」まとめてます。