秋土用に突入し、冬が少しづつ近づいてきているのを感じずにはいられない
肌寒い日も出てくるようになりました
そんな中、稲刈りもようやく中盤くらいでしょうか
今年は例年よりも本当に時間がかかっています
毎日のように職場までの通勤時間中は師匠である
瀧本光静先生のサロン「お座布団大学」の動画をかけながら車を運転しています
運転中だから音声を聴いていますよ
今日聴いたお話は
一度見たことは見たのだ
見なかったことには出来なかったのだ
という仏教の中の言葉について
ついつい見て見ぬふりをして知らんぷりして
なかったことにしてしまうこと
あぁ、あるある
山ほどある!
そして先生の言葉は続きました
もしも何かできることがあるのであれば
ほんの少しでもいいからその出来事に関わりなさい
関わって何か良き方向に自分の手を施しなさい
先生のお話の中では
先生の実体験のゴミ拾いについて話されていました
その時私が走っていたバイパス道路の沿道にはたくさんのゴミが落ちているのが
目に入った
目に入ってしまったぁぁぁ!
先生とほぼ同じようなシチュエーション!!!!
さぁ、どうする?
どうする?どうする?
今はこれから仕事に行かなくてはいけないから
今は何も出来ないけれど
今日もしも
可能性は低いけれど
ほとんど無理だと思うけど
いつも仕事が終わるのは真っ暗になってから
もしも明るいうちに仕事が終わったら
ゴミの袋を持ってこのゴミ達を拾おう!
バイパスの道路は街灯はあるとはいえ
日が暮れると本当に暗くなってしまうのです
できる可能性は低いかもしれないれど
先生の言葉に背中を押されて
私もゴミを拾う!
そんなふうに思ったのです
そして稲刈りをしていて
日が暮れるまであともう少しだけ時間があるような頃、
なんとなんと
「今日はこれで終わりにしていい」
との言葉
ありえない!
そんなことってある?
正直本当にびっくりでした
これはもうやる方向に導かれている.......
やらないわけにはいかない
やらない理由全くなし!
そう思って大きな燃えるゴミの袋とゴム手袋を持って
朝通った道を家に向かって帰りました
朝、ゴミを見たのはここら辺だったような...
と車をバイパスのそばに置いて
ゴミ袋を持って歩き回りました
だいたい30分近くやったかな
帰宅ラッシュまでは行かないものの
交通量もだいぶ増えてきて
日が暮れて車のライトでゴミを見つけるような感じになってきたし
このまま続けていたらそのうち車に轢かれるかもしれない💦
大きいゴミ袋もいっぱいになって入れることが出来なくなったので
今日はこの辺で終わりにしようと
袋いっぱいに入ったゴミを見て
自己満足な気分で家に帰りました
なんか、とってもとっても気持ちが良かった
いつも運転しながら視界のどこかに映っていたゴミ
でもその度に
こんな道端に車止めてゴミ拾いなんてできないし
特に今ゴミを入れる袋もないし
そんな言い訳をいつも自分に言って
「しょうがない」
この言葉で見て見ぬフリをしていた
そしてすぐに別の思考がはしって
あっという間にゴミのことは忘れていた
それを毎日毎日繰り返していた
いつしかゴミは景色の一つになっていった
でも、今日背中を押され
まだまだ落ちてはいたけれど
何も考えずにゴミ拾いをすることができたこと
自分に対して誇らしく思った
頑張ったね私
やらない理由探さずきちんと行動できたね
前に先生が話されていた
「自分を大事にする」ということ
そのことを聞いた時に
意味はわかったけどいまいちピンと来なかった
でも、今なら心から感じている
先生が話されていた「自分を大事にする」ってこのことか
この今私が感じている感情
まさにこのことだったのか!
見て見ぬ振りをしたことは
あっという間に他の思考が入り込んできて
忘却の彼方にいってしまっていたようでいて
実は知らないうちにどんどんと私の中に蓄積されていたのかもしれない
ゴミに限らずこれまでの生きてきた時間の中で
どれだけのことを見て見ぬ振りをしてやり過ごしてきたのか
この清々しい気持ちは
今までに味わったことのないようなすっきりとした爽快感
これをしょっちゅう感じていくことが
自分のことをどんどんと大好きにさせていくのかもしれない
そんなふうに心から感じた1日でした
あぁ、なんて素晴らしい1日だったんだろう
感謝で溢れた1日でした
これからも自分にできることがあるならば
どんな小さなことでも何か手を施そう
最後まで読んでくださりありがとうございました
今日も素晴らしい1日
光静先生と弟子仲間で釈迦ーズというチームを作りました
そのメンバーで先生の講演会の法話集と書画集をただ今作成中!
一生の宝物になるような言葉がたっぷり詰まった書籍になること間違いなし!
私も完成がとってもとっても楽しみです🎵