2023年もカウントダウンが始まりました。東海地方は暖かい日が続きましたが今朝は冬型の気圧配置と天気は晴れていますが冷たい季節風が吹き始めました。日本海側の地域では雪の季節を迎えることでしょう。年末年始の繁忙期、国鉄時代なら雪と戦い列車を通していたものでした。今では交通インフラが整備されて鉄道における雪との戦いは形を変えたように思います。それでも時として思わぬ大雪に遭遇することもありました。今から遡ること10年、2013年12月14日、磐越西線で運転された臨時快速SLクリスマストレインの記録です。新発田からの転勤が決まり引っ越し準備を進めていた当時、お世話になった蒸気機関車へ別れを告げるためワンショットだけ撮影しようと阿賀野へクルマを走らせました。道中降り始めた雪は次第に激しさを増し国道49号線に交わる安田付近まで来ると運転が難しいほどの降りになりました。逃げ込むように到着した撮影地は咲花駅、傘を差しても傘に降り積もる雪に重みを感じました。

 

それでも列車は咲花駅へ到着しました。モノクロ化写真です。

 

出発シーンはカラーで、汽笛の水蒸気が上がりました。

 

蒸気機関車はドレンを切って前進を開始しました。色があるのは前照灯くらいでしょうか。

 

機関車が近づいてきても姿を遮るほどの激しい雪でした。辛うじてこの日のC57180は門鉄デフだったことが分かります。

 

最後のショットもモノクロ化してみましたが色の違いはわかりません。この日は会津若松まで行けたかどうか。記憶は定かではありませんが、私は安全確保のため撮影はここで終了し新発田へ帰ってきました。国鉄全盛時代をほうふつとさせる雪との闘いを垣間見たようで、私にとっても忘れえぬ記憶になりました。

 

(撮影:Canon EOS7D)


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