鉄道ファン愛読50年、近鉄名古屋ビルにある星野書店で購入した2025年1月号の表紙は福岡市交通局4000系でした。特集は新幹線最前線2025です。特別付録に鉄道ファン2025風景メモカレンダーが付録されています。価格は特別価格1,400円税込でした。購読50年を迎えた鉄道ファン誌、1975年1月号も特大号で表紙はブルートレイン牽引機EF65506(東)特急さくら、特集はズバリ、ブルートレインでした。特集のみだしは青が13本走る。そしてPトップEF65501特急富士の雄姿でした。当時この機関車は下関に所属していたとのことでした。本誌が発売された1974年末、東海道特急機関車はEF65500番台、巻頭は様々なシーンが天然色で飾られています。また、本文には写真で小さく記載された大きなニュース、特急富士の先頭に立つPトップEF65501は塗装工程の間違いから一般色で落成したとのことでした。辛うじて現存するこの機関車にそんな姿も再現できたらと叶わぬ夢も見てしまいます。魅惑のブルートレイン物語では大型蒸気機関車からゴハチ、交流機関車、DLまで様々な姿を追っています。20系から24系まで、ブルートレイン用寝台車の変遷も読み返してみたい記事です。お召列車春秋、50年の時間を越えて両誌ともに掲載されたのはお召機関車EF5861でした。新幹線速報では博多開業を前に961形の試運転、東京、京都間で運転されたのは特殊編成、両端先頭車を除きオールグリーン車の中間車で編成された特別列車でした。0系車両は編成の組み換えができたようです。タイ国の蒸気機関車もSLブームだけに注目される情報でした。POSTでは地元の話題、名古屋市営地下鉄東山線は藤が丘までの開通により利用客が増加しダイヤ改正が予定されたこと、越美北線で活躍した福井の88623が名鉄築港線、常滑線を経由し太田川のスーパー(ユニー)に保存されたことなど、まだ興味深い記事が満載です。50年前販売価格は650円でした。ぜひ最新版と合わせファン誌の電子バックナンバー閲覧サービスなどでご覧いただきたい一冊です。
↓↓↓
ブログ村に参加しています。よろしければクリックをお願い致します。