今週最終日の日経平均は週末のリスク回避もあり反落となりました。前日の米国株式市場で主要3指数が下落した流れを引き継ぎました。日経平均はドル円が154円台まで下落するなか、ドル円相場に合わせて株安となり、一時、516円安の38,055円まで下落しましたが、その後は持ち直し、前場は379円安の38,193円で取引を終えました。後場に入っては一段と下げ幅を縮小する展開となり、先物市場の上昇も後押しし、最終的には121円安の38,451円まで持ち直しての大引けとなりました。 米国の経済指標、PPIやCPIは無難に通過したものの、来週の経済イベントを前にリスクオフの動きが出てきています。来週に向けては、…