【01:05】 私は別件の報告書を書き、ひーは私が監視カメラで録画した映像をずっと無言で眺めている。たまにちゃんとやているかチラ見してみるが、もはや人の顔なの…
ど素人が書くグダグダな小説モドキですが、どうぞ読んで笑ってやって下さい (´;ω;`)ウゥゥ
【01:05】 私は別件の報告書を書き、ひーは私が監視カメラで録画した映像をずっと無言で眺めている。たまにちゃんとやているかチラ見してみるが、もはや人の顔なの…
翌日の深夜11時。ほぼ24時間ぶりに、私は杉田隆二の住んでいたアパート近くにいる。やっぱりどうにも怖くて、暫く2階の様子を眺めていた。 しかし、この日のアパー…
【00:30】 「なぁ、頼むから行ってくれよぉ… 」「やだよ!こわいもん!! 」「お化けなんて出ないって…多分」「やだって!しゃちょうしつこい! 」 深夜の押…
【00時20分】 「お疲れ様です… 」「あぁ、お疲れ様」 静かにドアが開き、しんどそうな顔をしたSさんが入ってきた。 「ひー、今日は帰ろうか」「うん。ちょっと…
【23:50】 私は、監視カメラを仕掛けていた事を少し後悔しながら車を運転していた。 「マジ怖っ!気色悪っっ!! 」 スパナ男が今回の調査と何の関わりも持って…
【23:30】 深夜11時30分頃、私は性懲りも無しに杉田隆二がいたアパートの近くにいる。全神経を集中させてスパナ男が出てこないか細心の注意を払いながらの作業…
【18:18】 後ろを振り返り、誰もいないのを確認すると、自然と駆け足になっていく。 「た…たたた助かったぁぁぁ!! 」 何とか無事に解放された安堵感で、再び…
【18:00】 辺りはすっかり陽も暮れてしまい、そのせいか男性の表情もどこか寂し気に映っている。スパナ男のアパートに戻るよりはマシだと思い、私は黙って彼の話に…
【17:20】 「そうか…そうか、そうか…やっぱりあの野郎、最近寄り付きもしねぇと思っていたら… 」「…… 」 男性の苛立ちが痛いほど私に伝わってくる。しかし…
【17:00】 「弟分がいる。そこに行って尋ねてみろ」「…… 」 脳裏にトラウマになった記憶が蘇る。衝撃だけは投げ付けられたスパナが頭に直撃したみたいな感じだ…
【16:45】 「末吉興行」 この金看板を眺めながら、昨日起こった出来事を懸命に思い出した。頭の中で何度も「コンチクショー!お前んトコのキチ●イ野郎が壊した車…
「そりゃ本当の話ですか? 」「えぇ…実際に私の車、フロントガラスにヒビ入ってますよ… 」 駐車場を通る人間が、皆一様に私の車をジロジロと眺めて通り過ぎる。傍か…
「末吉興行って… 」 背筋に冷たいものが走った気がした。昨日もそうだったが、スパナを投げ付けてきたのもヤ●ザ者。アパートの所有者が万一そっち系の会社だったとし…
翌日、私は事務所の近くにある法務局へと足を運んでいた。勿論、目的は杉田隆二の住んでいたアパートの所有者を割り出す為だった。 いつもそうなのだが、熊本県内では一…
改めまして今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます 2025年が明けて早いもので3日になりました。何だか今年は元旦から各案件も休ませてはくれず、元旦から大騒動です…
【19:30】 グダグダに疲れてしまった私に小さなヘッポコ妖怪は上から「おつかれさま」と声を掛けた。いつもなら「何だテメェ! 」と小競り合いになるところなのだ…
新年明けましておめでとうございます今年も変わらぬご愛顧の程、宜しくお願い申し上げます。 弊社は不幸にも1日から頑張ってます 【19:00】 「分かりました…一…
【17:15】 「お婆ちゃんって誰? 」「隣の住民です。男の部屋に行こうとした私を止めてくれた方です」「…… 」 被害申告の内容が最初に聞いていたものと、少し…
【16:43】 「あっ… 」「……? 」 男は一旦身を翻し、所内に入ろうとしていたのだが、何を思い出したのか、再びこちらを振り向いた。 「傷…車のキズを先に見…
【16:00】 「どうされました? 」 警官は無表情のまま私の方を見た。無機質なその視線に、まるで私が何か悪い事でもしてしまった様な錯覚を覚えてしまう様だ。 …
【15:36】 私は階段を駆け下りると、急いで停めてあった車に乗り込んだ。滅多にやらない事なのだが、こんな時こそ「逃げるが勝ち」だ。 私が車を停めていた場所は…
【15:25】 「いいから入れ!ここじゃ話せないんだよ! 」「いや、マジで結構です! 」 私が断る度に、男の顔が少しずつ険しくなっていくのが少し気に掛かってい…
【15:15】 「私は車には乗らないからねぇ… 」「そうですか… 」 聞ける事はこのあたりが限界だと悟った私は、老女に丁寧に頭を下げ奥の部屋へと再び後ろを振り…
【15:10】 ノックはしたが反応が無い。古いタイプの電気メーターは確かに誰かの在宅を示せるくらいに回っているのだが、意図して出てこないだけなのかも知れない。…
【15:00】 「…じゃあ、杉田が見つからなければ? 」「そりゃ見つからなかったら、このお話は無しですよ」「あくまで成功報酬って事だな? 」「勿論です」「よし…
【14:45】 「あの…お2人は杉田隆二にいくら貸してるんですか? 」「……は? 」 2人はキョトンとして私の方を見ている。 「そ…そんな事言える訳ないだろっ…
【14:30】 埃まみれの手紙を手に取って、丁寧にひとつずつ見ていく私。 「クレジット…クレジット…なんだこりゃ?これも督促!? 」 大袈裟では無く手紙の束は…
「またあんたやったっすねぇ… 」「そうですよ社長! 」「ばかだねぇ… 」「…… 」 事務所の中では、スタッフの視線が私に突き刺さっていた。着手金も貰わずに安易…
【23:00】 帰り道中、私は俯く彼女に何も話し掛ける事が出来ず、終始無言のまま事務所へと辿り着いた。杉田隆二の自宅を見に行くというイレギュラーな行動が入って…
【22:45】 「今夜はどうやらここまでのようですね… 」「…… 」 こんな遅い時間に、隣近所の呼び鈴を鳴らして聞き込む訳にもいかず、私は日を改める提案をした…
「まぁいいでしょう…その…彼が住んでいた家はどこにありますか? 」「中央区の本荘になります」「マンション?戸建て? 」「アパートです」「アパート… 」 IT関…
「すみません。いただきます… 」 大堀麻衣は、そう言ってカップに口をつけた。人を年齢や仕事で判断してはいけないのだろうが、驚くほど礼儀正しい。そんな彼女を見て…
【22:05】 「すみません…何にもありませんが… 」「あ、いえ…ありがとうございます」 淹れたてのコーヒーを目の前にそっと置くと、彼女は軽く会釈する。私は運…
【21:55】 約束の時間ギリギリの到着だった。事務所の建物が目に入ると、1階の駐車場に真っ白な軽自動車がポツンと停まっているのが見える。ヘッドライトに照らさ…
「お疲れ様。悪いな… 」「まったくだよ!もっとはやめにいってよ!! 」「すまねぇ… 」 そう言って訝しむひーを宥めながら私は帰り支度をしている。昨日、頭の中で…
地元熊本へ帰ります。 様々な刺激を受けて有意義な出張となりました。勿論、ここでの調査が終わった訳では無いのですが、少しの間信頼出来る仲間(?)に託してここを…
私だけ今夜で出張は一旦終了となります。熊本に残した少しばかりの仕事を終わらせる為にです。勿論大切な案件に変わりはありませんのでそちらが終われば再び東京へと、と…
ずーっと開店休業状態で申し訳ない限りです… 少しずつ出張先での仕事も終わりに近づいてきました。とにかく右往左往するばかりの毎日でしたが、どうやら週末には熊本へ…
いつも弊社のブログを読んで頂いている皆様にはご迷惑をおかけして申し訳ありません。ホテルへ帰りそのまま⚪︎んでしまう毎日で今日もお休みになってしまいます🚗での張…
いつも弊社のブログをご覧頂き誠にありがとうございます。思うように書く時間が確保出来ない事もあり、本日の「無題」はお休みさせて頂きます。先日もお話した通り、現在…
「あの… 」 私はやっとの思いで声を絞り出した。 「はい? 」「そこまでお話されたんです。良かったら詳しい事情を聞かせて欲しいのですが、お時間を取る事は難しい…
「あの…秘密は守られますか? 」 急な前置きだったが、私はすぐに「はい。勿論です」と即答した。すると、彼女の息を吸い込む音がする。 「お金を…貸しているって言…
いつも弊社のブログをご覧頂き誠にありがとうございます。 どことは言えませんが、関東出張に入りました。なかなか厳しい現場ですので朝早くから夜まぁまぁな時間まで大…
「…… 」「…… 」 無言が続くと、それにつられて私も無言になってしまう。きっと意を決して連絡をくれたまではいいが、ここまで無言できてしまうと、私も対応に困っ…
12月に入り、尋常では無い程忙しい日々に追われている。 既に晦日までの予定は全て決まっていて、会社として行う関係取引先への歳暮や、年賀状を作る暇すらもない。…
さて、次のお話を書かなければならない所ですが、出張準備の為、今日もお休みを頂かなくてはなりません( TДT)ゴメンヨー 少しでも楽しいお話、何か問題提起をし…
いつも弊社のブログをお読み下さり誠にありがとうございます 今回はスピンオフと言えば大袈裟になってしまいますが、弊社のスタッフ「ひー」の素顔について触れてみまし…
「何で…アイツあんな事言ったんだろう…何か私達、悪い事でもしたのかな? 」「まさか…でも私にも分かりません] 帰り道、私とSさんは1杯コーヒーを飲もうと喫茶店…
身内ばかりと思われる、小さな通夜式だった。直接聞いた訳では無いので確かな事は分からないが、恐らくは会話の感じから察して、この中にあって血縁で無いのは、私とSさ…
「おいYくん」「っす! 」「ひーのお父さんが亡くなられたらしい。今夜の調査、調整出来るか? 」「マジっすかぁ…そりゃ大変っす!そうっすねぇ…いやぁ…… 」 今…
ついさっきまで仕事をこなした後、グダグダになって帰宅し布団に潜り込んだ日の事だ。意識を失いかけた時、不意に鳴った電話に私は無理矢理起こされた。 「マジか…誰だ…
【19:30】 ホテルの通路を歩きながら、仕掛けたカメラに視線を送る。後はこいつらが完璧な仕事をしてくれればそれでいい等と考えながら。 「ほんとうにいいの? …
【19:10】 私達は素早く仕掛けカメラを設置した後、ホテルの部屋へと入る。ここまでの作業さえ終わってしまえば、対象者達が退室するまで何もする事は無く、ただ、…
弊社のブログをいつもお読み下さる皆様ありがとうございます昨日からまた県外出張に入らせて頂きました実際に現場で調査が始まってしまうと、たちまち時間が読めなくなっ…
【18:50】 派手なネオンが眼前にチラつき始めた頃、まるでどこへ入るのかを迷う様にワゴン車は減速し始める。私もギアを落とし、相手に悟られぬ様、徐々に減速して…
【18:32】 加速すると、すぐにワゴン車へは追い付く事が出来た。どちらかと言えば対象者よりもゆっくりしたおとなしめの運転だと思い、私はとりあえず安堵の溜息を…
【18:26】 信号が青へ変わると同時に、いきなりアクセル全開で走り始めたかったのだが、世の中そう上手くはいかないが常で… 「何でこうもおっそいんだよっっ! …
次のチャンスは想像よりもずっと早く、前の密会から半月ほど経った頃だった。たまたま私とひーが他の現場を終え事務所に帰る途中、偶然にも対象者の車とすれ違ったのだ。…
いつも弊社の拙い書き物に目を通して下さり、誠にありがとうございます。 急に寒くなり、秋桜の季節さえすっ飛ばしそうな今日この頃ですが、詰まりに詰まった仕事をこな…
【23:55】 「さ、帰るぞ… 」「うん… 」 通常の失尾(見失う事)とは違っていて、全く男性の乗っていた車が見えなかった事もあり、まともな手掛かりも見えない…
【23:20】 スピードを上げながら左右に手分けして視線を散らしながら、私達は進んでいく。しかし、男性の車は影も形も見当たらず…やがて私は諦めてアクセルを緩め…
【23:10】 対象者は小さく手を振った後、すぐに自身の車へと乗り込む。それを見届けたもう1台の車は、バックランプを点灯させ、静かにゆっくりと動き出した。 「…
【23:03】 ゆっくりと私達の車の前を通り過ぎようとする車を見て、ひーは言った。 「あれはちがうよ。このあいだみたくるまじゃない! 」 そもそも、テンパって…
【22:56】 やがて時間は23時になろうとしていた。 「おそいね」「だな… 」 周囲の民家にポツポツ点いていた明かりも随分と少なくなった気がしていた。エンジ…
【21:40】 やがて私達は、位置情報が示す場所へと辿り着く。古びた工場の跡地で、所有者はいるのだろうが、ここに勝手に車を駐車したからと言って誰も咎めないのだ…
そんなひーの失敗があって、やがて1カ月が過ぎた。再び対象者が動き出すのを悶々としながら待ってはいたのだが、こちらの期待に反して彼女が動く事は無く… 「一体どう…
翌日、私は朝からひーに電話を掛けてみる。昨夜彼女に言い過ぎた後悔はあったが、一度吐いた言葉が元に戻る訳でもなく… 「おつかれさまです」「お疲れ様。今日は何時頃…
いつも弊社のぼログ( ´艸`)をお読み下さりありがとうございます。 やっと熊本へ帰ってきました!関東地方があんなに寒いとは思ってもみなかったのでいきなり風邪は…
「おい!ひー!!テメェ分かんないってどういう事だよ!! 」「…… 」 ひーの言葉遣いが特殊である事は充分分かっていたつもりだったが、完全に冷静さを失ってしまっ…
ビジネスホテルの中で1人、祈るような気持ちで待っていた。そんなに難しい事を要求した訳じゃないのだが、どうしても不安が付き纏い、頭から離れない。 「おっ!? 」…
電話を切って1時間ほどが経っただろうか。思っていたよりも早く、ひーは私に電話をしてくる。待っていた私は安堵し、すぐに電話を取った。 「お疲れ様。どうだ?車はあ…
いつも弊社のおもんない書き物をご覧頂き、誠にありがとうございます… 実は…週明けから関東方面に出張しておりまして、熊本へ帰るのは来週になります。 しかし(-_…
私が久しぶりに県外へ出張している時の事だ。 1件だけ、地元へ残してきた気になる案件があった。対象者が、月に1回程度だけ動くかどうかというものなのだが、わざわざ…
ひーとやらが、うちで仕事をする様になって早いもので1カ月が過ぎた。彼女は未だ1日の大半を掃除係程度で過ごしていたのだが、少しずつ仕事にも慣れ、状況によっては、…
「♪…薄紅の秋桜が秋の日の… 」 なんて、懐かしい「秋桜」の歌詞を口ずさみながら、朝からずっと黄昏てしまっている私。時間はちょうど12時を指していた。 「社長…
「なんかいる…(-_-;) 」 朝から出勤してドアを潜ると、目の前になんかいる。 「あ、おはようございます! 」「あ、あぁ…おはようございます… 」 私とその…
「はっはっはっ!ありゃダメっすよ――――!はっはっはっ!! 」「テメェ…他人事だと思いやがって… 」 「山内さん」が帰った後暫く経ってから、Yくんは思い出した…
「おれ…とにかくかせがなきゃ」「稼がなきゃ…って事? 」「うん」 仕事の内容云々ではなさそうだった。聞けば、最近は母親も病気がちで思うように家族収入が得られず…
「りれきしょ…あぁ、Sがもってけっていったやつ? 」「そう、Sさんが持ってけって言ったヤツ… 」 まるで年中さんを相手にしている様に私は言う。怒りと悲しみと笑…
「ん? 」「? 」 確かにドアの開く音がしたが、その後半透明なパーテーションの向こうに何も変化は無い。 「おいYくん。今、確かに何かドア開く音したよな? 」「…
「参ったなぁ… 」 昨日の出来事を引き摺ったままの出勤だった。 勿論、箸にも棒にも掛からぬと私が判断するなら断ればいいだけの話なのだが、そんなものは昨日Sさん…
「部長、いつお休みされました? 」「は!?僕っすか?? 」「はい。部長です」 いきなり話が飛んだので、驚いてSさんを見るYくん。まるで、自分が疑われているのか…
「ふぅ… 」 Sさんとの話もひと段落し、改めて動画の編集作業に向おうとしている時だった。 「嘘----!! 」 奥のキッチンからSさんの大声が聞こえる。 「何…
「え、何?それって調査員でって事?? 」「はい、そうです」 Sさんが私の顔色を窺っているのはすぐに分かった。忙しい時は矢でも鉄砲でも持って来い的な感じで会社が…
「おい、対象者出たぞ! 」「うん! 」 私が言うか早かったか、ひーがハンディカムを構えて撮影を始めるのが早かったか、きっとそれくらいのタイミングで彼女は対象者…
9月も残すところ数日となったのだが、この年の暑さは全く衰える事を知らず、気温も連日35度前後を推移している。そんな中、私とひーはマンションの出入り口が見える駐…
今晩こそどうにもなりませんと言う訳で今夜は調査中に撮影した写真特集。ごめんなさいまた明日。(おわり) ㈱OTS探偵社ホームページ あいざわ調査室ネットショッ…
梅木でーす。今朝も早朝から調査現場に入っています…この後、現場が終われば夜は別件のクライアントと会食をしながらの打ち合わせになります。当然、いつ何時何があるか…
いつも弊社のブログを読んで下さっている皆様、誠にありがとうございます。 さて、昨日まで「ひとやすみ」と題して勝手気ままな事を書き連ねてまいりましたが、今日から…
出来ればそろそろこの話を切り上げたい梅木です( TДT)ゴメンヨー さて、現代の「浮気」事情とは、私がお聞きした限り、日常生活の「不満」から起こっている事が…
もうこの挨拶にも飽きました梅木です! 昨日は最後に「不倫のお作法」と書きましたが、これは私が勝手に作った言葉です。多分、そんなものは存在しないでしょう。 何が…
梅木です。 今日も性懲りもなく思いついた事を勝手気ままに並べ立てようと思います。昨日の続き?だとお考え頂いていいでしょう。 それと余談ですが、もうそろそろ次の…
どうも梅木です。 今日もひと言思いついた事を勝手気ままに書いてみようという試みです。かなりの偏見を含む可能性がありますので、この様な話題がお嫌いな方は、どうぞ…
弊社のブログをいつもご覧頂き誠にありがとうございます。 すぐにでも次のお話に移りたい所ですが、昨日お話したように、ほんの少しの間、お暇を頂きたいと思います。 …
いつも弊社の書き物をご覧頂き誠にありがとうございます 110回を数えた「入梅」を書くにあたって、実は最初から少し長いお話を書いてみようと考えた上で取り組んだま…
狩野省吾弁護士と話をしてから早くも1週間が過ぎた。テレビでは連日猛暑の報道ばかりが続き、毎日がとても蒸し暑く、調査中も気分はすっかりだれてしまっている。 「し…
「僕が求めていたものは、まさにそれなんだ」「それって… 」 狩野省吾弁護士の意図が分からずキョトンとした表情をしてしまう。先生は旨そうに煙を吐きながら、私の方…
「木本は見た目には地味だが、一時期、反社の構成員に名を連ねていたらしい。これは私が懇意にしている県警OBからの情報だから確かなものだと思う」「そうだったんです…
狩野省吾弁護士は、私の目をじっと見たまま静かに話し始めた。 「京子の両親がなぜ亡くなったのかまでは分からない。しかし、僕が見た限り、両親共に寿命とは程遠い年齢…
「先生、朝のお話ですが、どういう事でしょう? 」 開口一番、余計な挨拶は抜きにしてそう、切り出した。先生は自らが買って来た缶コーヒーを開け、それをひと口流し込…
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【01:05】 私は別件の報告書を書き、ひーは私が監視カメラで録画した映像をずっと無言で眺めている。たまにちゃんとやているかチラ見してみるが、もはや人の顔なの…
翌日の深夜11時。ほぼ24時間ぶりに、私は杉田隆二の住んでいたアパート近くにいる。やっぱりどうにも怖くて、暫く2階の様子を眺めていた。 しかし、この日のアパー…
【00:30】 「なぁ、頼むから行ってくれよぉ… 」「やだよ!こわいもん!! 」「お化けなんて出ないって…多分」「やだって!しゃちょうしつこい! 」 深夜の押…
【00時20分】 「お疲れ様です… 」「あぁ、お疲れ様」 静かにドアが開き、しんどそうな顔をしたSさんが入ってきた。 「ひー、今日は帰ろうか」「うん。ちょっと…
【23:50】 私は、監視カメラを仕掛けていた事を少し後悔しながら車を運転していた。 「マジ怖っ!気色悪っっ!! 」 スパナ男が今回の調査と何の関わりも持って…
【23:30】 深夜11時30分頃、私は性懲りも無しに杉田隆二がいたアパートの近くにいる。全神経を集中させてスパナ男が出てこないか細心の注意を払いながらの作業…
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【18:00】 辺りはすっかり陽も暮れてしまい、そのせいか男性の表情もどこか寂し気に映っている。スパナ男のアパートに戻るよりはマシだと思い、私は黙って彼の話に…
【17:20】 「そうか…そうか、そうか…やっぱりあの野郎、最近寄り付きもしねぇと思っていたら… 」「…… 」 男性の苛立ちが痛いほど私に伝わってくる。しかし…
【17:00】 「弟分がいる。そこに行って尋ねてみろ」「…… 」 脳裏にトラウマになった記憶が蘇る。衝撃だけは投げ付けられたスパナが頭に直撃したみたいな感じだ…
【16:45】 「末吉興行」 この金看板を眺めながら、昨日起こった出来事を懸命に思い出した。頭の中で何度も「コンチクショー!お前んトコのキチ●イ野郎が壊した車…
「そりゃ本当の話ですか? 」「えぇ…実際に私の車、フロントガラスにヒビ入ってますよ… 」 駐車場を通る人間が、皆一様に私の車をジロジロと眺めて通り過ぎる。傍か…
「末吉興行って… 」 背筋に冷たいものが走った気がした。昨日もそうだったが、スパナを投げ付けてきたのもヤ●ザ者。アパートの所有者が万一そっち系の会社だったとし…
翌日、私は事務所の近くにある法務局へと足を運んでいた。勿論、目的は杉田隆二の住んでいたアパートの所有者を割り出す為だった。 いつもそうなのだが、熊本県内では一…
改めまして今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます 2025年が明けて早いもので3日になりました。何だか今年は元旦から各案件も休ませてはくれず、元旦から大騒動です…
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新年明けましておめでとうございます今年も変わらぬご愛顧の程、宜しくお願い申し上げます。 弊社は不幸にも1日から頑張ってます 【19:00】 「分かりました…一…
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【16:43】 「あっ… 」「……? 」 男は一旦身を翻し、所内に入ろうとしていたのだが、何を思い出したのか、再びこちらを振り向いた。 「傷…車のキズを先に見…
【16:00】 「どうされました? 」 警官は無表情のまま私の方を見た。無機質なその視線に、まるで私が何か悪い事でもしてしまった様な錯覚を覚えてしまう様だ。 …
こんにちは(≧▽≦) いつも弊社の書き物をご覧頂き誠にありがとうございますm(__)m 長く続いた「千里眼」も次の150話で終わりにしようと意気込んで書いてい…
「私が…悪いんです… 」 いきなり割って入った垣内恵美の一言に、私と狩野弁護士は一瞬、顔を見合わせた後、すぐに彼女の方へと視線を移した。 「先生…すみません……
「梅ちゃん! 」 狩野弁護士にいきなり言葉を遮られ、思わず先生に視線が釘付けになってしまう。 一瞬だったが、先生が凄い剣幕に見えてしまい焦ったが、表情はいつも…
事務所の中へ入ると、すぐ右側に見える相談室の扉は開いていて、中に見える中央のデスク、向かって左側には垣内恵美の姿も見えた。彼女は私の姿を見るなりすぐに立ち上が…
先生の事務所へと先を急ぎながら、私はどんな話になるのか想像もつかなかったが、純粋に垣内恵美が今、何を考え日々生活しているのか本音を聞き出したいと意気込んでいた…
結局、私は予定していた業務を済ませてそのまま自宅へではなく事務所へと戻った。 既に皆、担当案件に向かったのか仕事を終わって帰路に就いたのかは分からなかったが、…
いつも弊社のブログをお読み下さってありがとうございますm(__)m 先日、予告した通り、本日もお休みを頂きます。ごめんなさいい。 バカ忙し過ぎて段々凡ミスが散…
弊社の拙いブログを読んで下さり誠にありがとうございます 千里眼ですが、報告書作成業務に追われている為、今日、明日の2日間(上手くいけば明日は書きます)お…
「とりあえず…ちゃんとのんちゃんに言わなきゃな… 」 いつまでも放っておく訳にもいかず、私はのんちゃんの携帯に電話を掛けた。 「お疲れ様です。社長、どうされま…
「一体、どういう事ですか先生! 」 噛みついてしまいそうな勢いで狩野弁護士に尋ねる。すると先生は意外な事に触れた。 「梅ちゃんの報告を受けてから、何だか嫌な予…
その日の夜にのんちゃんからすぐに連絡が入り、垣内恵美は明後日の夜、バイトの焼き肉屋を休んでここへ来ると返事があった。彼女からそんな報告を受け、少し安堵した私だ…
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「どうしてそう思うか…う~ん… 」 そう尋ねられた狩野弁護士は、微笑みながら珍しく言葉に詰まる。いつも論理的で、裏付けに支えられた事しか語らない先生らしからぬ…
「では梅ちゃんに質問しよう」「!? 」「例えば、何らかの罪で証言台に引っ張り出された人間が2人いたとしよう。無論、これは単純な架空の話だ」「はい… 」「同じ罪…
狩野弁護士は片目を瞑ったまま、静かに語り出す。 「梅ちゃんは刑事事件の裁判を傍聴した事はあるかな? 」「はい…勿論」 私は別にそれが趣味と言った訳では無かった…
いつも弊社の勝手気ままブログに起こし頂きありがとうございます 旅に出ようとしたら…早速ご相談が入ったので中止してご相談を受けてきましたご家族を探して欲しいと言…
いつも弊社の「んっ?ブログ」をお読み下さり誠にありがとうございます。 いきなりですが、今日…若しくは今日と明日、ちょっとした「旅」に出ようかと思います。 いつ…
「梅ちゃん、いいかい? 」 一呼吸置き、狩野弁護士が口を開く。 「梅ちゃんは子供さん、いるよね? 」 突然そう尋ねられた私は「はい、3人います」と、素直に答え…
疲れて死んでる間に明けたのでしょう…きっと。 皆様、改めまして 明けましておめでとうございます 皆様にとって新しい1年はどんな感じでしょうか。希望に満ち溢れた…
「うっ! 」 冷凍庫の中からただならぬ妖気が溢れてくる。何だこれは… 私の視線はぼやけたまま、焦点が定まるまでに少し時間がかかってしまう。 「え!?何??………