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フランス人ピアニスト、アレクサンドル・タロー(Alexandre Tharaud) ジャズ風ショパン「ショピナータ」との出会い ショピナータは1920年代からの人気曲 ショパンのオリジナルとショピナータの比較 アレクサンドル・タローのショピナータはダントツだ! ジャズ風ショパン「ショピナータ」との出会い エリーゼ音楽祭に今年初めて参加したおかげで、トルコ人ピアニスト、ファジル・サイの編曲によるジャズ風トルコ行進曲というのが大変人気なのを初めて知った。 これを弾いた方が複数いらっしゃったからである。 しかしジャズ風ショパンともいうべき、「ショピナータ」(Chopinata)を知ったきっかけは、最…
ラモーの「未開人」がアタマから離れない オラフソンの演奏によるラモー「未開人」 ラモー「未開人」をIMSLPからダウンロード 難所はやっぱりトリルみたい ラモーの「未開人」がアタマから離れない ここ数日、私のアタマのなかでは常に、ラモーの「未開人」のリズムとメロディーが鳴っている。 ことの起こりは、自宅にピアノを置かない主義のフランス人ピアニスト、アレクサンドル・タローの記事を書いた時、彼のインタビューをYouTubeで聞いてからである。 kuromitsu-kinakochan.hatenablog.com 下の動画では用意されたインタビュアーの質問にタローさんが答える形式になっているのだが…
フランスのピアニスト、アレクサンドル・タロー(Alexandre Tharaud) フランスメディアにひっぱりだこのアレクサンドル・タロー アレクサンドル・タローが自宅にピアノを置かない理由 カフェで勉強するひとと一緒ではないか? フランスメディアにひっぱりだこのアレクサンドル・タロー フランスのピアニスト、アレクサンドル・タローに注目したのはここ数日前からである。 きっかけはミシェル・ルグランの「おもいでの夏」を彼がオーケストラとともにコンチェルト風に弾いているのを聴いたからだ。 www.youtube.com それまでも名前だけは知っていた。 だって何といっても姓がタロー➡太郎だからね。 …
1971年のアメリカ映画「おもいでの夏」(Summer of '42) ミシェル・ルグランを全曲踏破したい 映画「おもいでの夏」はどういう映画か ミシェル・ルグランのジャズ風「おもいでの夏」 アレクサンドル・タローのコンチェルト風「おもいでの夏」 ミシェル・ルグランを全曲踏破したい 私はミシェル・ルグランが大好きなので、彼の主要な曲は踏破したいと思っている。 自己流で昔から弾いているのは「シェルブールの雨傘~テーマ」と「おもいでの夏」。 「What are you doing the rest of your life」はこのあいだのレッスンでやったし、今レッスン曲としてやっているのは同じくシ…
『ボレロ永遠の旋律』(2024.6.23.オンライン試写)1928年、パリ。スランプに苦しむ作曲家のモーリス・ラベル(ラファエル・ペルソナ)は、ダンサーのイダ・ルビンシュタイン(ジャンヌ・バリバール)からバレエの音楽を依頼される。彼は失ったひらめきを追い求めるかのように自身の過去に思いをはせながら、試行錯誤の日々を経てついに傑作「ボレロ」を完成させる。だが、この曲に彼の人生は侵食されていく。フランスの作曲家ラベルによる名曲「ボレロ」の誕生秘話を描いた音楽映画。監督はアンヌ・フォンテーヌ。ブリュッセル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏による「ボレロ」に加え、ヨーロッパを代表するピアニストの一人であるアレクサンドル・タローがラベルの名曲の数々を演奏した。オープニングで、さまざまな形で演奏される“現代の「ボレロ」...『ボレロ永遠の旋律』