映画「犬ヶ島」ネタバレ感想いきます!
結論から言いますと、世界観に浸れませんでした。
ところどころクスっと笑えたり感動するところはありましたけど、面白い!おすすめ!とまではいきませんでした。
というかどっちかというと気持ちが暗くなった感じ。結構重い内容な気がした。
けど、オラクルはかわいかった!
映画「犬ヶ島」の簡単なあらすじ
- 監督:ウェス・アンダーソン
- 製作年:2018年
- キャスト:ブライアン・クランストン、フランシス・マクドーマンド、スカーレット・ヨハンソン ほか
【犬ヶ島の短いあらすじ】
ドッグ病が流行していた日本・メガ崎市。小林市長は犬たちを犬ヶ島という離島に追放する。小林市長の養子アタリは、愛犬スポッツを探しに犬が島にやってきた。そこで出会った犬たちと一緒にスポッツを探そうとするが、そこにはある陰謀があって・・・な話。
映画「犬ヶ島」のネタバレ感想
※ネタバレご注意ください。
ワンちゃんは可愛いしクスっと笑える
犬の感染病が蔓延って、人間を守るために犬を離島に追放する世界。そこで愛犬を探しにやってきた少年と、現地の犬たちが強力しあって愛犬探しをする話・・・なのですが、うーん。
ワンちゃんは可愛い!そして洋画ならではの、クスっと笑えるシーンもあってですね。
オラクルって パグかな?あのキャラ好きでした。めっちゃ可愛い。ちょっとシュール感がぷんぷんする。みんな個性豊かで性格も違うワンちゃんズ。
オラクル以外だと、人間との “対等” を維持しているワンチャンいて。あのワンチャン、なんだっけかノラかな。めっちゃ良いキャラですね。
私がブハっと笑ったのは、ゴンドラみたいなのに乗っかって途中で二手に分かれるシーン。
後方に乗ってた少年たちが別ルートに行っちゃって、それに気づかずベラベラ喋ってて「どこ行った?」って気づくシーンは笑いました。私こういうシーンで爆笑するタイプで、ここは笑った。
そんで「お前はリーダーじゃない」「全員がリーダーだ」って言ったのもすごく良かったです。たぶんノラが言ったのよね?これたぶん何か意味があると思うんだけど。
犬と人間、そして人間のエゴ
この映画観てて、すごく感じたのは人間のエゴです。
犬が感染病になって外に捨てるのも人間を優先にしてこそのエゴだし、ショードッグだったり護衛の犬、虐待された犬を描いたのもそう。従わない犬に対して少年が取ってこい!とかいうのもエゴを表現してたのでは、と思って。
ここらへん、かなり風刺がきいている気がしました。
そう考えると、言葉が通じないからこそ、動物に対して人以上に思いやりを持たないといけない存在なのかもなって思いました。
犬だけでなく、猫もアヒルも馬も、全ての動物に対しても。
おそらく人間にはわからないけど彼らならではの言語ってのあると思うし。犬同士でも猫同士でも。この映画みたく通訳機があればいいけど。
とくに犬たちは人間が好きと言いますけれども、それを人間が利用してはいけないなと、こちらもそれくらい深い愛情を注がないと対等には接することできないなと、思いました。
そう考えると、なんか色々思っちゃいました。人が犬にしていることを風刺きかせて描いているなと思いましたし、逆に暗い気持ちになった人も多そう。ていうか、かなり重い題材だなって思いました。
それ以外は・・・特に感想はないです。陰謀とか、日本を表現しているシーンはすごく多かったけど、私としては人と犬の関係について色々思った作品でした。
犬ヶ島 気まずいシーンはある?
ありませんでした!
犬ヶ島の感想は以上となります!