高校野球の全国大会、全国高等学校野球選手権大会および選抜高等学校野球大会の優勝旗が白河の関を越えること。
高校野球の長い歴史の中で、2003年まで北海道・東北地方の優勝校が出ていなかった。
2004年に北海道の駒澤大学附属苫小牧高等学校が第86回全国高等学校野球選手権大会で優勝して、一挙に津軽海峡まで越えてしまったが、東北勢はまだ優勝旗を手にしていないという意味で優勝旗は白河の関を越えていないとされている。
秋田・秋田中が京都二中に2-1で敗れる。
太田幸司を擁する青森・青森県立三沢高等学校が決勝に進出するも、2-4で愛媛県立松山商業高等学校に敗北し準優勝。
小さな大投手・田村隆寿を擁する福島・福島県立磐城高等学校が決勝に進出するも、延長18回引き分け再試合の末、0-1で桐蔭学園高等学校に惜敗。
芳賀崇を擁する宮城・仙台育英学園高等学校が決勝に進出するも、常総学院高等学校に6-7で惜敗。
ダルビッシュ有を擁する宮城・東北高等学校が決勝に進出するも、常総学院高等学校に2-4で惜敗。
北海道の駒澤大学附属苫小牧高等学校(駒大苫小牧)が決勝で済美高等学校を13-10で下し、優勝。悲願達成。
東北地方を飛び越え、北海道にもたらされた為に、「津軽海峡越え」とも評された。
北海道の駒澤大学附属苫小牧高等学校が決勝で京都外大西高等学校を5-3で下し、2年連続優勝。
田中将大を擁する駒澤大学附属苫小牧高等学校が3年連続で決勝に進出し、斎藤佑樹を擁する早稲田実業学校高等部に1-1で延長15回引き分け。
翌日の再試合で早稲田実業に4-3で敗れ、3年連続の優勝を果たすことはできなかった。
青森の光星学院高等学校が決勝に進出するも、日本大学第三高等学校に0-11で大敗した。
青森の光星学院高等学校が2年連続で決勝に進出するも、藤浪晋太郎を擁する大阪桐蔭高等学校に0-3で敗れた。
高校野球100年となる記念の大会で宮城・仙台育英学園高等学校が決勝に進出するも、東海大学付属相模高等学校に6-10で敗れた。