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WHOLE BRAIN(ホール・ブレイン) 心が軽くなる「脳」の動かし方 Kindle版

4.3 5つ星のうち4.3 468個の評価

もう人間関係、世代間ギャップ、依存症で悩まない! 脳科学者が脳卒中に学んだこと。

左脳の脳出血により、右脳の機能しかなくなったとき、脳科学者のジル・ボルト・テイラー博士は、それまでの認知機能、身体機能を失ったにもかかわらず、この上もない幸福感に包まれた。8年間のリハビリの末、すべての機能を取り戻した博士が、脳卒中の実体験と神経解剖学の科学的見地から得た新しい知見を惜しげもなく開示する。 
左脳は思考、右脳は感情というステレオタイプから脱却し、脳の仕組みを知れば、考え方・感じ方の嫌なクセは変えられる。脳は、ふたつの感情、ふたつの思考、合計「4つのキャラ」のシェアハウスだ。たとえば、心と頭が別々のことを言っているときは、脳の異なるキャラ同士が争っている。キャラたちが、ひとつのチームとして協力し合えば、心穏やかな人生が手に入る。
脳は、今でも進化の途上にある。私たちは、何かことが起こったときに、感じ、考える回路を何度も使ううち、その回路だけが発達してしまい、ほかの回路を作動させることができなくなっている。けれど、それを知って、別の回路をはたらかせることができるようになれば、いつもの自分の考え方や感じ方のパターンとなっている嫌なクセを変えられるのだ。
脳科学の分野の「4つのキャラ」と、ユング心理学の「4つの元型」は符合すると、著者は言う。本書は、脳科学と心理学を融合させ、自分自身の力で、自分の「脳」を動かし、なりたい自分になる方法を教えてくれる。

〈目次〉
まえがき 心の安らぎはすぐそこにある
第一部 脳のなかをちょっと覗いてみる    
 第1章 私の物語、私たちの脳
 第2章 脳の構造と人格
 第3章 脳を支えるチーム―四つのキャラクター
第二部 あなたの四つのキャラ
 第4章 キャラ1 考える左脳
 第5章 キャラ2 感じる左脳
 第6章 キャラ3 感じる右脳
 第7章 キャラ4 考える右脳
 第8章 脳の作戦会議―安らぎのための強力なツール
第三部 人間関係における四つのキャラ
 第9章 自分自身とのつながり―四つのキャラと体
 第10章 ほかの人たちとのつながりー―恋愛関係における四つのキャラ
 第11章 分離と再連結社会との断絶と結び直しー―依存症に立ち向かう四つのキャラ
 第12章 この百年をふり返るー―四つのキャラと世代とテクノロジー
 第13章 完璧で、ありのままで、美しい

商品の説明

著者について

ジル・ボルト・テイラー
神経解剖学者。1996年、37歳のとき脳出血により左脳の機能をすべて失った。8年のリハビリの末、身体、感情、思考すべての脳機能を回復させた体験を語ったTEDトーク(2008年)は、これまでに2800万回以上視聴され、伝説の講演となっている。体験記『奇跡の脳―脳科学者の脳が壊れたとき』(新潮社)はベストセラーとなった。本書は、その実践編とも言える著者の2冊目の著書である。現在は、ハーバード大学脳組織リソースセンター(ハーバード・ブレインバンク)のナショナル・スポークスマンとして、重度の精神疾患の研究のために脳組織を提供することの重要性について、啓蒙活動を行っている。

竹内 薫
理学博士、サイエンスライター、サイエンス書翻訳家。1960年生まれ。東京大学教養学部、理学部卒業。カナダ、マギル大学大学院博士課程修了。さまざまなメディアで科学の普及活動を精力的に行っている。おもな翻訳書に、J.B.テイラー『奇跡の脳―脳科学者の脳が壊れたとき』(新潮社)、P.ナース『WHAT IS LIFE? 生命とは何か』(ダイヤモンド社)などがある。

登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B0B4NT4R5D
  • 出版社 ‏ : ‎ NHK出版 (2022/6/28)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2022/6/28
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 3844 KB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 本の長さ ‏ : ‎ 328ページ
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 468個の評価

著者について

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ジル・ボルト・テイラー
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カスタマーレビュー

星5つ中4.3つ
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お客様のご意見

お客様はこの本の内容を非常に高く評価しています。貴重な学びが満載で、脳の仕組みが興味深い内容で書かれており、人生にも参考になると感じています。また、著者の経験や著者の体験談は「奇跡の脳」の体験と同じものであり、人の思考過程がスカッと分かるという意見が多くあります。医学に素人でも分かりやすく、科学とスピリチュアルすべてが分かりやすいと好評です。特に、「奇跡の脳」では著者の体験が悟り体験に近いものと考えられています。

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17人のお客様が「内容」について述べています。17肯定的0否定的

お客様はこの本の内容を非常に高く評価しています。貴重な学びが満載で、脳の仕組みが興味深い内容で書かれており、心理学書のようにも活用できると好評です。著者の経験は悟り体験と同じものであり、人生にも参考になる内容だと感じています。また、人間の思考能力や感じる力について説明しており、とても良い本だと評価されています。

"脳を4つの領域に分けて仕組みとその部分が人間の心(思考)を動かしているなんて、面白い。人格(キャラ)が4つあるんだ。脳の仕組みがわかる新しい発見。著者のTED講演も見ました。" もっと読む

"...この本では、脳の仕組みを理解することで、考え方や感じ方の悪いクセを変え、より穏やかな人生を送る方法を提案してくれている。..." もっと読む

"脳科学者が自身の脳卒中体験を冷静に観察することから得た、貴重な学びが満載の素晴らしい本です。著者の体験は、いわゆる悟り体験と同じものだと思われます。そのためには、今この瞬間に意識を向け、自分の体と呼吸に集中することが大切だと書かれていて、改めて、悟りにおけるボディワークの重要性を再確認できました。..." もっと読む

"脳を4つの部位に大別して、明瞭に書いてある。 どのように脳を使うと良いかと言う実例もふんだんに書かれており、心理学書のようにも活用できる。" もっと読む

7人のお客様が「面白さ」について述べています。7肯定的0否定的

お客様はこの書籍について、奇跡の脳が面白く、人の思考過程がスカッと分かると評価しています。また、心の統合ができ、不安に対処できる点も好評です。自己反省と成長のための実用的なツールとして機能すると述べています。

"脳を4つの領域に分けて仕組みとその部分が人間の心(思考)を動かしているなんて、面白い。人格(キャラ)が4つあるんだ。脳の仕組みがわかる新しい発見。著者のTED講演も見ました。" もっと読む

"...この書籍は、自己啓発と脳科学の交差点に位置し、あなたに自己反省と成長のための実用的なツールを提供する。 脳卒中からの回復という個人的な経験に基づきながらも、その学びを私たち全員の日常生活に応用する方法を探求している点が特に印象的。..." もっと読む

"今まで脳に関して 多くの本を読みましたが この本は 今までに出会うことのなかった 素晴らし本です。人の思考過程がスカッと分かります。" もっと読む

"...そんな我々は、素晴らしい存在だと思う。さらには、地球も宇宙も何もかも、脳のようなものかもしれない。なんてことを読んで思いました。面白かった。感謝。" もっと読む

3人のお客様が「分かりやすさ」について述べています。3肯定的0否定的

お客様はこの医学書について、医学に素人でも分かりやすく、科学とスピリチュアルすべてが分かりやすく統合されていることを高く評価しています。また、素晴らしい道具の使い方も教わっているようです。

"この素晴らしい道具の使い方をおしえていただきました。" もっと読む

"これまで、哲学書や科学書など、心の在り方や脳についての書物をたくさん読んできましたが、科学とスピリチュアルすべてが分かりやすく統合されて、まさに腑に落ちる著書となりました。 繰り返し読み、「脳の作戦会議」を週間づけたいと思います。" もっと読む

"医学に素人でも分かりやすい..." もっと読む

人間関係とか苦手な人が読むと面白いかも
星5つ中4つ
人間関係とか苦手な人が読むと面白いかも
本は写真とデザインが違ったのですが、ただ帯がついてなかったみたいです。訳は今どきの若者が使うような言葉を使っていたりして、読む側の年齢層で少し違和感を覚えるかもしれません。脳の中の人格などの話で、そうゆう考えもあるのかなと読む分には面白く、人と接するのが苦手な人とか読むと何か参考になると思います。色々な考えを持ちすぎるのも混乱してしまう時がありますが、そこまで難しい内容ではないので読んでみて損はないと思います。
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上位レビュー、対象国: 日本

  • 2024年9月16日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    脳を4つの領域に分けて仕組みとその部分が人間の心(思考)を動かしているなんて、面白い。人格(キャラ)が4つあるんだ。脳の仕組みがわかる新しい発見。著者のTED講演も見ました。
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2024年3月22日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    脳科学者である著者が自身の脳卒中の経験を通じて得た洞察を共有する一冊。

    テイラー博士は、左脳の脳出血により右脳の機能のみを使って生活することを余儀なくされたが、8年間のリハビリを経て全機能を回復。

    この本では、脳の仕組みを理解することで、考え方や感じ方の悪いクセを変え、より穏やかな人生を送る方法を提案してくれている。

    著者は、脳を「4つのキャラクター」が共存するシェアハウスに例え、それぞれのキャラクターが持つ特性と、私たちの思考や感情に与える影響を解説している。

    左脳と右脳のそれぞれに感情と思考を司る部分があり、これらのバランスを理解し、適切に調整することで、自己理解と他者との関係改善につながると説いている。

    また、著者は脳科学と心理学の知見を融合させ、自分自身の力で自分の脳をコントロールし、なりたい自分になるための具体的な方法を提供している。

    人間関係、世代間ギャップ、依存症など、さまざまな社会的問題に対する新しい視点を提供し、読者に自己成長の機会を与える内容となっている。

    この書籍は、自己啓発と脳科学の交差点に位置し、あなたに自己反省と成長のための実用的なツールを提供する。

    脳卒中からの回復という個人的な経験に基づきながらも、その学びを私たち全員の日常生活に応用する方法を探求している点が特に印象的。

    ベストセラーを獲得するのは至極当然であると思う。
    8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2024年8月28日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    脳科学者が自身の脳卒中体験を冷静に観察することから得た、貴重な学びが満載の素晴らしい本です。著者の体験は、いわゆる悟り体験と同じものだと思われます。そのためには、今この瞬間に意識を向け、自分の体と呼吸に集中することが大切だと書かれていて、改めて、悟りにおけるボディワークの重要性を再確認できました。なぜなら身体だけは「今ここ」から離れることはできないからです。

    その面からネドじゅんさんの「しあわせ右脳で悟リズム」で紹介されている「エレベーターの呼吸」は、伝統に根差しながらも、よりシンプルでパワフルになった素晴らしいボディワークだと思います。また「エレベーターの呼吸」を実践するうえで、楽禅ヨガ創始者・有野真麻さんの「天岩戸『さとりゲート』をひらけ!」、能楽師・安田登さんの「能に学ぶ『和』の呼吸法」の2冊の本はとても参考になりました。これらの本から貴重な学びを得たおかげで、期せずして私も悟り体験できました(ネドじゅんさんの「エレベーターの呼吸」、有野真麻さんの「楽禅ヨガ」、安田登さんの「ストロー呼吸」を組み合わせたボディワークをしました)。その恩寵に心から感謝しています。
    9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2024年10月7日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    自分が、脳出血で倒れたプロセスを、快復後に正確に本にまとめる。
    常人技ではない。
    リアリティがあり、自分では体験したことがないけれど、きっと本当にそうなんだとうと思えた。

    脳というもの、例えば、右脳と左脳の機能の違いや役割の違いについて、脳科学の本を読むより深く理解できた。
    なぜなら、本物の人体実験リポートだから。
  • 2024年7月26日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    本の内容の素晴らしさに助けられて完読しましたが、翻訳がお粗末で読みにくく、挫折しそうになりました。漢字の間違いや文章の構成などを見ると自動翻訳を使っているのかもしれませんが、少なくとも出版前に精査していればこうはならないのではと思いました。
    3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2024年6月23日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    脳を4つの部位に大別して、明瞭に書いてある。
    どのように脳を使うと良いかと言う実例もふんだんに書かれており、心理学書のようにも活用できる。
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2024年8月3日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    早くて綺麗な状態でした
  • 2024年7月29日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    高齢なので、認知症が心配です。どのようになるのか、どのように生きるべきか参考になります。
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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