dramatic contraction
日経225先物テクニカル分析
(大引け)
高値:17770
安値:17610
終値:17660
本ブログの予測計算通りの下落。昨夜のグリーンスパン前FRB議長の発言があったから、本日の日経が下落した訳ではない。テクニカル分析を忠実にしてゆけば、下落は数日前から予測計算していた通りの結果にすぎない。つまり、前議長の発言という材料は捨象しても、数日前からテクニカル指標にその兆候はあったのである。これがテクニカル分析の面白さ。
スローストキャスティクスは高値圏からの順調な下落。RSI,RCIも順当な動き。ボリンジャーバンドは引き続き収束(帯が狭くなっている)しているので、近日中にブレイクする可能性が更に煮詰まっている。転換線が17570円、基準線が17530であるので、明日はこのラインで下げ止まるかが試される。遅行スパンは再び実線とクロス。2/26の年高値から本日で60日目。その30日目の4/9高値が17780円であり本日と類似。大きく動く時間間隔に差し掛かっている。
個人的は次の通り。
先物売り→利益確定
上位地銀空売り→利益確定
個別優良銘柄→きょうもストップ高基調だったのでまだ利益確定せず
(ザラ場)
メガバンクは昨日と同じようなプライス位置で動いている。アイランドリバーサルを作りやすい形状になりつつある。メガバンクは本日から新波動であるから、再度上昇波動ということも論理的には考えられるが、ストキャスティクスが上限でもあるので、下落波動になる確率の方が高い。
(寄り付き前)
本日の着眼点
NYDOWは-14.30(-0.11%)であり、ディストリビューション特有の値動きで一進一退を繰り返している。
昨夜のグリーンスパン前FRB議長の発言とそこから派生したアナリストの発言が話題になっているようだ。要点は次の通り。
1:中国株は明らかに持続不可能
2:ある時点で劇的な収縮(dramatic contraction)がある
3:暴落に備え、中国政府は準備金を利用する可能性がある
何を今更という感がする。投資家としては、このような予測は1か月以前に指摘できるようでないと、危ういであろう。
単にcontraction(緊縮、不況)と言っているのではなく、dramatic(劇的な、ものすげぇ)という、知的な彼にはふさわしくない形容詞を使用していることに注意。
彼の頭に、1929年10月24日や1987年10月19日のイメージがあることは明らか。
個人的には先物売り一貫継続、上位地銀空売り、個別優良銘柄利益確定のスタイル継続
旅写真の続きをアップしました。
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