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パナソニック(松下幸之助)と水道哲学

ここ最近カメラメーカーの需要と供給のバランスを考えさせられる事があり、パナソニックの方に目をやると経営方針として「水道哲学」を掲げており、人々が水道水のように手軽に商品を入手できる大量生産社会を目標としている事が伺えます。

水道哲学

水道哲学は、創業者である松下幸之助氏が「生産に次ぐ生産をもって貧乏を克服し、富を増大する」と語った事が基になっている理念の1つ。" 水道水のように良いモノを安く作る " 考え方が、パナソニックの経営方針であり、パナソニックの基本経営方針のページでも " 水道哲学 " に触れている事が確認できます。

この考え方は今の時代では古いと思う方はいると思いますが、2021年に楠見雄規氏はCEO就任時にこの " 水道哲学 " が現代にも通じることを強調しています。

パナソニックはこの経営方針がある以上、カメラもレンズも水道水のように市場に流通し続けるビジネスモデルではないでしょうか。少なくともある目的で必要以上に供給量を減らす事はなさそうな印象です。

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