「東京ディズニーリゾート」とは、千葉県浦安市舞浜にあるドル箱施設。2つのテーマパーク(東京ディズニーランド=TDL、東京ディズニーシー=TDS)を核とする。
概要
毎年2000万人を優に超える入場者数を誇り、テーマパーク群としての売上収入は本家米国のディズニーリゾート等を凌ぎ世界一な模様。キャッチフレーズは「夢がかなう場所」、推しキャラは左上のほうに見えている黒ネズミ。
「ディズニーは大変なものを盗んでいきました・・・あなたの心です」という言葉はあまりにも有名である。
住所上「千葉○ズ○ーランドでしょ?」などとネタにされることもあるが、千葉県といっても東京23区にほぼ隣接した地区(東京駅―舞浜駅が京葉線で10数分、東京駅からのTDL直行バスが30分程度)にある。それに市川市や船橋市も東京メトロや都営地下鉄を市民の足にしているので、舞浜なんて実は余裕で名誉東京都である。とにもかくにも、同県内にある「東京ドイツ村」とは違って別に詐称というほどではない。
運営会社はオリエンタルランドで、世界にいくつかあるディズニーリゾートのうち唯一フランチャイズ経営となっている。キャスト(スタッフ)への「お客様は皆VIPPER」という徹底したサービス精神を叩き込む恐怖政治教育や、バイト如きではテーマパークの全容は窺い知り得ない等の経営も世界で有名である。この功績からかウォルトさんのところのトップが地団駄を踏んで悔しがったという話もあるが、フランチャイズ故にライセンス料で稼げるので損にはならない(その後ディズニーは香港にディズニーリゾートを作るも大コケした)。
リゾート内には、東京ディズニーランド(1983年4月15日開園)、東京ディズニーシー(2001年9月4日開園)の他に、ショッピングモール「イクスピアリ」、各種ホテル(「アンバサダー」「ミラコスタ」「シェラトン東京ベイ」「ヒルトン東京ベイ」等々)、自動制御の環状モノレール「ディズニーリゾートライン」、以前はシルク・ド・ソレイユ専用劇場だった「舞浜アンフィシアター」が林立する。
なおリゾート内では全体的に物価の原理におかしな歪みが生じている。例えば、自販機の500mlペットボトルは大体200円程度になっている(水でさえ!)。
埋立地であり、地盤沈下のおそれもまことしやかに囁かれているが、特殊な工法で施工されているので、駐車場以外は地盤沈下と液状化現象の心配はないらしい。「アンバサダー」や「ミラコスタ」等で食事に供される野菜は人工光等を使った自家栽培で作られる。という計画は頓挫した。
余談であるが、何気にオリエンタルの著作権対策はディズニー譲りで恐ろs・・・うわなにするやめ(ry
東京ディズニーリゾート関連施設
東京ディズニーランド
言わずと知れた日本でもっとも有名なテーマパーク。キャッチコピーは「夢と魔法の王国」。詳細は、当該大百科記事を見るか、いろいろなブログを見た方が早い。
東京ディズニーシー
世界で初めて「海」をテーマにしたテーマパーク。キャッチコピーは「冒険とイマジネーションの海」。全体的に大人向けの印象を受けていて、園内ではアルコール類が購入可能。スリル系アトラクションも、こちらの方が少し多め。水上ショーは、ここでしか見れないものばかりなので要チェック。
イクスピアリ
JR舞浜駅の南口を出て左側に進むと見えるショッピングモール。「物語とエンターテインメントにあふれる街」をコンセプトにしている。モール内では、映画館や、ここでしか味わうことのできない地ビールを取り扱っているレストランがある。その他、いろいろなショップももちろんある。
東京ディズニーリゾートのパークのパスポートを扱う、「東京ディズニーリゾート チケットセンター」はこの中にあり、年間パスポートはここで購入ができる。
1階の中央部に駐車場がある関係で、1階だけを行き来することができず、一度2階に上がる必要がある。
ボン・ヴォヤージュ
JR舞浜駅を出て、ランド方面に歩くと現れるショップ。ランドとシーそれぞれのグッズ、また共通のグッズを取り扱っており、朝早くに購入したり、「あ、買い忘れた!」と思ってもここで購入することができる。なお、ディズニーシーで人気のダッフィーシリーズのグッズは取り扱っていないので注意。
舞浜アンフィシアター
元々は「シルク・ドゥ・ソレイユ シアター東京」として2008年10月1日に誕生した施設。その名の通り、以前は「シルク・ドゥ・ソレイユ」専用の常設劇場として営業していた。「ZED」というここでしか楽しめないショー、日本唯一の常設劇場として売りだったものの、なかなか振るわず、2011年12月31日に惜しまれつつ終了した。
以降は、多用途に使えるイベント施設「舞浜アンフィシアター」として稼働中であり、「アイドルマスター」のライブの他、声優イベント等に使われることも増えている。半円形のステージと、客席との距離がほかの施設と比べてかなり近いのが特徴。また、シルク・ドゥ・ソレイユ時代の設備が残されているため、出演者が飛ぶことも可能である。
ちなみに客席数は約2,000席。なので、イベントによってはチケット入手が困難になることも。
公式ルートでは南口からイクスピアリ、ディズニーアンバサダーホテルの中を突っ切ることになっているが(7時からイクスピアリオープン前はイクスピアリ沿いの歩道を通って、ディズニーアンバサダーホテル内を通る)、このルートは初見殺しであるため(イクスピアリの構造が特殊であるため迷う)、イクスピアリ沿いの歩道をずっと直進していって、直進舞浜アンフィシアターの敷地に入るのが正解。
また、北口から東に向かって道なりに進み、イクスピアリの駐輪場もしくは駐車場の歩道橋、ないしはディズニーアンバサダーホテルの駐車場入口から入る裏ルートもある。
ディズニーホテル
日本で一番最初にできたディズニーホテル「ディズニーアンバサダーホテル」、東京ディズニーシーと一体型で、運が良ければ部屋の中からショーが見れたり、ショーのリハーサルが見えたりする「東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ」、東京ディズニーランドの目の前にあり、幼女がプリンセスに変身できる施設がある「東京ディズニーランドホテル」、東京ディズニーリゾートから離れているがその分他のディズニーホテルよりは安い「東京ディズニーセレブレーションホテル」の4つがある。
このホテルに宿泊したゲストは「アーリー15エントリー」という恩恵を受けることができ、通常のゲストよりも15分早く入園できるという利点がある。(これ、かなり重要なことです)
また、このホテルで結婚式を行うことができ、ディズニーキャラクターを式に呼ぶこともできる。
東京ディズニーリゾート オフィシャルホテル
東京ディズニーリゾートの敷地内にあるホテル群の総称。現在は、以下の6つのホテルが指定されている。
ディズニーリゾートライン
東京ディズニーリゾートの各施設をモノレールで結ぶ第3セクターの路線。
「東京ディズニーランド・ステーション」、オフィシャルホテル群の最寄り駅「ベイサイド・ステーション」、「東京ディズニーシー・ステーション」、イクスピアリやJR舞浜駅の最寄り駅「リゾートゲートウェイ・ステーション」の4駅を、片道一方通行で13分で1周する。運行間隔は時間によって違い、4~13分の間。
最長1周できる普通乗車券は距離に関わらず、260円(大人)。また、各種交通系電子マネーが使用可能。
東京ディズニーリゾート パートナーホテル
リゾートからは少し離れた位置(新浦安エリア)に点在するホテル群の総称。ホテルとパークを15分で結ぶ無料シャトルバスが運行されている。現在指定されているのは以下の4つのホテル。ディズニーホテルやオフィシャルホテルよりも若干安い価格帯になっているのが特徴の一つ。
東京ディズニリゾート グッドネイバーホテル
はっきり言って、東京ディズニーリゾートからは結構遠い位置にあるホテルのこと。ホテル⇔パーク間のシャトルバスは運行しているものの、パートナーホテルと違って予約定員制である。どのホテルが指定されているのかは、各自調べてください。
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関連項目
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