ツイスターズのレビュー・感想・評価
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日本初のScreenX with Dolby Atmosで観る巨大竜巻のど迫力!!
本日は映画サービスDAYにつき、以前から気になっていた日本初の上映形態“ScreenX with Dolby Atmos”を体験してみることに。
2024年6月末よりT・ジョイ京都のシアター9に導入された“ScreenX with Dolby Atmos”とは、簡単にいうとすんごいスクリーンとすんごい音響が組み合わさった、すんごい映像体験ができる映画館のこと。面目ない、全然わからんね…🙄
つまり🧐
正面と左右の3画面のスクリーンに映像が投影され、270度の視界で映画を体験できるScreenXと、縦横無尽に音が移動し立体的な音響が楽しめるDolby Atmosを兼ね備えたのが、“ScreenX with Dolby Atmos”。なんだとか。
通常料金にプラス900円でみることができます。担当者のおすすめの場所は「映像に囲まれたいなら真ん中の席、視界全体を楽しむなら後ろのほうの席」だそうです。私はいつもの真ん中席をチョイスしました。左右にもスクリーンがあり、確かに270度の視界にドキドキ💓どこを観ていいのか定まらず若干キョロキョロしながら鑑賞開始。
ストーリーは、巨大竜巻に立ち向かうアクションアドベンチャーということで、想定どおりではありましたが、スピーディな展開で2時間があっという間でした。確かにいつも以上に映画への没入感が増した気がしました。これも“ScreenX with Dolby Atmos”のおかげかしら?これにさらに4DXが加わったらアクション系映画を鑑賞(体験)するのに最強の映画館できるんちゃうかなぁ、なんて想像してニヤニヤしちゃいました。
馬のように目が左右についていたのなら270度難なく見渡すことができたろうに、残念ながら人間だもの、集中すると視界は前面スクリーンに全集中してしまうという不器用さを除けば、いつもより贅沢な映像体験に大満足でした。
ひとつ付け加えるとするならば、せっかくある左右スクリーンや縦横無尽な音響をもっともっと活かせるコンテンツづくりが今後もっと進めば、さらに素晴らしい映像体験が待っているだろうと期待せずにはいられません。コンサートや舞台を観てもきっと楽しいでしょうね。
異常気象続きの世界。
巨大竜巻でさえ、もはや他人事ではなくなっている今日この頃です。
この夏の暑さに、若干ウンザリしている貴方にオススメの痛快アクションアドベンチャー!!
自然災害に立ち向かう主人公に
胸アツ必死です。
お近くにある映画館で
少し贅沢な映像体験にも是非オススメの映画です♪
アース・ウィンド・アンド・ファイアー🔥🌪️ ヒャッハーッ!!と盛り上がるかと思いきや意外に堅実…というか地味。
巨大竜巻の脅威と、それを追う「ストーム・チェイサー」たちの活躍を描いたディザスター映画『ツイスター』シリーズの第2作。
元ストーム・チェイサーの気象学者ケイトは、学生時代の仲間ハビに誘われ5年ぶりに竜巻追跡のためオクラホマ州へと出向く。そこで出会うのは、ユーチューバーとして活躍するストームチェイサーのタイラー。2人は反目し合いながらも徐々に絆を深めてゆくのだが、超巨大竜巻がオクラホマを襲う…。
人気ユーチューバーでもあるストームチェイサー、タイラー・オーウェンズを演じるのは『ダークナイト ライジング』『トップガン マーヴェリック』のグレン・パウエル。
制作総指揮はスティーブン・スピルバーグ。
28年という時を経て制作された『ツイスター』(1996)の続編という事になっているが、繋がりはほぼない。2作品に関係があるとすれば“ドロシー“という竜巻観測装置が登場する事、メタ的な視点では『ツイスター』の主人公ビルを演じたビル・パクストンの息子ジェームズ・パクストンが竜巻に吹っ飛ばされるモーテルの客としてカメオ出演している事くらいであり、本作は続編というよりはむしろリメイクという感覚で鑑賞するのが良いだろう。
監督は『ミナリ』(2020)で高い評価を受けたリー・アイザック・チョン。本シリーズの舞台となるオクラホマ州の隣、コロラド州デンバーの出身である。ちなみにタイラーを演じたグレン・パウエルは、これまたオクラホマ州の隣にあるテキサス州オースティンの出身。竜巻ネイティブによって、この映画は制作されているのである。
ホットパンツやタンクトップで駆けずり回る金髪美女という、ホラー映画では定番のムホホポイントを惜しげもなく描いている点は大変素晴らしい。絶世の美女デイジー・エドガー=ジョーンズと、トム・クルーズが保持し続けてきた軽薄ニヤケ面ポジションを見事に受け継いだグレン・パウエル。この2人が醸し出すケミストリーこそが、竜巻以上のインパクトを観客に与えてくれる。
濃密な人間ドラマを得意とするチョン監督らしく、大作ディザスタームービーでありながらそのタッチは繊細。登場人物たちの心情の機微が物語の推進力となっている。主人公ケイトとタイラー、そしてハビ。微妙な距離を保ちながら進展する三角関係には、恋愛映画の様な品の良さが感じられる。
その反面、竜巻という「怪獣」を扱ったジャンル映画として判断すると、本作は明らかに迫力不足。超巨大竜巻による破壊は描かれているし、ファイアートルネードという面白ガジェットも飛び出すが、それらをどこか一歩引いた目線で撮っているかのような冷静さが漂っている。映像技術は前作から格段に進歩している筈なのだが、残念ながら怪獣映画としては前作の足元にも及んでいないというのが実直な感想である。
「竜巻に無数の小型レーダーを吸い込ませる事でそのデータを取る」という前作の目的に対し、「吸水ポリマーを吸い込ませる事で竜巻を消滅させる」という本作の目的に現実味はない。
怪獣退治はジャンル映画の王道だが、実在する災害を扱ったこのシリーズでそこまで飛躍して良かったのかについては疑問も残る。続編なのだからその先を描かなければならないというのは理解出来るが…。
個人的には前作のオチが落とし所としての最適解だった様に思う。
『天空の城ラピュタ』(1986)のドーラ一家のような破天荒チェイサー軍団が登場する前作の方が間違いなく楽しい。ただ、今作は『フランケンシュタイン』(1931)が上映されていた事からも分かる様に、環境破壊や温暖化といった人間の所業が竜巻という怪物を生み出しているのだというテーゼが仄めかされている。前作から30年、竜巻という自然災害をただ映画のネタとして消費する事が許されない時代に突入したのだという事を感じずにはいられない。
丁寧な人間ドラマに環境問題への提言。チョン監督の真面目な性格が本作には大きく反映されている。その為、前作と比べてジャンル映画としての面白みが減った事は残念ながら事実。これはこれでありだとは思うのだが、せっかくディザスター映画を観ているのだからもっと突き抜けたバカバカしさを提供して欲しい。やはり『スピード』(1994)のヤン・デ・ボンと「ジュラシック・パーク」(1990)のマイケル・クライトンが組んだ前作は凄かったのだ。
ポリコレーズ
本作は大変な猛威を振るう竜巻の様子と、その脅威に立ち向かう個性豊かな俳優たちが大活躍する見事な災害映画である。
先ず断っておきたいのは デイジー・エドガー=ジョーンズ、グレン・パウエル、アンソニー・ラモスの主要3名を始め、その他の役者も見事で魅力あふれる役者達には感心する、のですが、今風の内容だったと言わざるを得ないのが正直な感想です。
例えばグレン・パウエルからは、最早スティーブ・マックイーンの様な男らしさは一切感じられず、うじうじとした草食男子と言いますか、ヒロインの添え物であるかのような違和感を感じました。
此の男女関係が終始展開されるたびに痛烈な皮肉と言いますか、最早ツイスターよりも脅威的で、この映画もポリコレ独特な違和感がぬぐい切れない作品なのだと思いました。
今の時代でこの手の内容は矢張り大変厳しいのだと痛感しました。
年数分の竜巻の表現
前作との繋がりがもっとあるのかと思ったけど、ほぼなかった点は寂しかった。唯一メカの名前だけなんて、もう少し繋がりを持たせて欲しかった。
前作と同じ様にトラウマを抱える女性が再度トライする話なんだけど、竜巻の表現は年数分進歩を感じたのだが、ドラマ部分の進歩がそれほど感じられなかったのは残念でした。
こういう映画は必要です。
これぞアメリカのかっこいい映画
爽やかな余韻を残す
街に被害をもたらす巨大竜巻の群発と、それを追うストームチェイサーを描く「ツイスター」の正統な続編。
今回は世代が変わり登場キャラクターは刷新され、ストーリーの継続展開はないけれど、世界線は一緒で、ライバルチームの存在、男女の関係を超えた仲間意識など、前作との共通項もある。
竜巻を恐れているのにその威力や美しさに魅入られる気象学者ケイト。竜巻を発生させないのではなく、「手懐ける」ことに重心を置く姿勢が現実的で好ましい。ラスト、巨大竜巻の中で、運命のようにハンドルから手を離して膝に添えたのが印象的。
人々を苦しめる竜巻を楽しんで追っかけるという、一見不謹慎なお祭り野郎のタイラーチームが、実はVチューバーとしての売り上げを被災した人たちに寄付しているのがよかった。
自然現象を解決できないうちは、それをエンタメに変え、お金を貰えるところから貰い、困窮者に回すというwinwinなシステムがアメリカらしい。
それに反して、更地になった土地を購入して転売するというショックドクトリン的な手法をとるケイトの同僚。どちらがより効率的に被災者を助けることになるのか、考えさせられる一面も。
ディザスタームービーらしく大型竜巻の迫力に興奮させられ、ドローンやドリル付き改造車など、趣向を凝らしたアナログチックな道具と、最新のテクノロジーを駆使した追跡方法も楽しめる。
鑑賞後なぜか爽やかな風が吹き抜ける映画でした。
そうそう、これぞハリウッド映画
もうぶっ飛ぶくらい竜巻の迫力があって、それを超えるあり得ないご都合主義的展開の連続と、これぞ古き良きアメリカ!というヒロイズムに満ちたトラディッショナルなハリウッド映画のド真ん中をいく映画!
「竜巻来たぜ!ヒャッハー!」とか北斗の拳に出てくるザコキャラしか言わないようなおかしな人がいっぱい出てきてメチャクチャ笑えました!落下物があと30㎝ズレてたら車に直撃してたのに「イヤゥホー!!」みたいなテンションの上がり方が現実離れしていて振り切ったB級映画みたいで良い!
観ながら「そんなアホな!笑」とツッコミながら観たらおもしろい!あり得ないこともここまで全力でやり切ったら笑える。リアリティが〜とか言う側こそナンセンスと思わせてくれる。
久しぶりに何も考えずに観て笑える映画だった!
評価の先走り
迫力
JAL×カタール航空のコードシェア便の機内で見た。
トップガンの人が出るということで気になっていたが、ツイスターズが上映している時期に、FLY ME TO THE MOONのほうを優先したため未視聴だった。
会社の同期が、今作のグレンパウエルはトップガンと同じく、最初嫌な人だけど結局いい人みたいな役だよって言ってたがほんとにその通りだった。
顔をガタイもかっこいい。
SFあまり好きになれないが、普通に面白かった!涙脆いタイプなので、竜巻に巻き込まれていく人のシーンを見ると涙が出る。
日本では地震・津波、アメリカでは竜巻の被害が多いイメージだが、竜巻がこんなに怖いとは、、という感じだった。この世から自然災害無くなれば良いのに🥲
古風なのに令和なバランス
金髪ポニテホットパンツ少女…80〜90年代の洋画って感じがして「フィールドワークには長ズボン履きなさい!」と心のオバサンが出てしまいました。
前作は未見です。
『分かりやすく何かにちなんだ名前の特殊装置』がオタクは大好きでして
竜巻=オズの魔法使いというところもパーフェクト!これって前作から踏襲しているのかな
起動スイッチをバンバン殴るのはルビーの靴?とか考えたけど2回しか殴ってなかったから違うか
嫌なキャラが一人も出てこない、みんな良いヤツでノンストレス!期待以上に楽しい作品でした。
タイラーが言ってたけど「科学と信仰(宗教だっけ?)」竜巻にはまだ分かってない所が沢山あるって聞いたときと、竜巻に対して「美しい」って言ってたあたりでアレこの感覚わりと日本人にもある…結局アメリカ人も災害を神だと思ってるじゃん!なんだよ早く言えよと思いました。
竜巻は沢山来るけど、結局そこに住むんですよね。地震大国の民はちょっと泣きそうになりました。
タイラーは良いヤツだしイイ男だけどちょっと昭和の香りがムンムンするのでキスして終了だったらちょっと嫌だなと思ってたんですが匂わせるだけで終わって良かったです笑
タイラーが狡すぎる
ツイッターでの4DXを推奨する書き込みを見て駆け込み鑑賞。
ハリケーンのシーンは毎度椅子からぶっ飛ばされそうな勢いで激しくアトラクションみたいで楽しかったししっかり怖かった。
人の命が軽く失われる災害の恐ろしさを確実に感じつつも、人間が知恵で立ち向かう前向きで力強い映画だと思った。
それとタイラーのキャラが良すぎる。
トップガンマーヴェリックのグレン・パウエルが好きな人は本作も見る事を強く勧めたい。
最終的にタイラーがケイトの事絶対好きなのに劇中ではキス一つしないところや、女性であるケイトに迫る危険を男性のタイラーが全て庇う、みたいな古い価値観を適切に排除しているところも見ていて快い。
必ずしも女性が弱った男性を傍で支える必要はないし、男性が勝利と共に女性を勝ち取る必要はないと示されているように感じる。
それら全部がわざとらしくないのも巧いと思った。
視聴者は皆改造車ドリルが好きになった事だろう。勿論好きです。
普通に面白い
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