広島中華そばのルーツを食す 広島市西区舟入幸町「中華そばすずめ」編【ひろしまイク麺紀行⑦】
今回は、広島中華そばの1位、2位を争う超有名人気店、広島市西区舟入幸町にある「中華そばすずめ」です。
概要
広島中華そばは、戦後1948年(昭和23年)に3つの屋台が登場したことから始まります。
その一つが「上海」です。上海の味と深く関係しているのが、現在なお絶賛営業中の「乙丸」、「陽気」、「すずめ」です。初代すずめは、1960年(昭和35年)創業、2015年(平成27年)に惜しまれながら閉店しましたが、今回訪問した「中華そばすずめ」は、創業者の娘である三千代氏、夫の山本誠二氏の息子さんが、2016年(平成28年)に開店したものです。
初代のすずめには何度となく行きましたが、こちらのお店は初来店です。
メニュー
入口にメニューが掲示されています。初代のすずめには、中華そばとおでん、ビールしかありませんでしたが、中華そば750円、チャーシュー麺950円、紅辛そば、汁あり担々麺、汁なし担々麺、ルーローハン、ごはん、飲み物があり、豊富です。
店内の状況
まずは、券売機で注文を済ませると、席に案内され整理券が渡されます。
机の上には、ミシュランガイド、割りばし、使い捨てのレンゲ、つまようじ、コショー、ティシュが備え付けられています。壁面には、テレビ局のアナウンサーのサインが多数。また、窓際にはミニチュアのすずめの暖簾など、ちょいちょういかわいい飾り付けがなされています。座席は、テーブル席とカウンター席で、家族連れでも居心地のよい空間と感じました。
注文・感想
こそらが、すずめの中華そばです。具材には、広島中華そばの定番、チャーシュー、もやし、青ネギが乗っています。今や袋めんも販売されています。
まずは、スープを一口。醤油が強めのしょうゆ豚骨です。食べ始めは、少し濃い目と感じましたが、食べ進むにつれてちょうどよくなります。
麺は中細麺で、適度にかためです。原田製麺さんの麺はやはりおいしい。
チャーシューの大きさや厚さにばらつきがありますが、端っこの部分が超ジューシーで激うまです。
ごちそうさまでした。
平日の開店直後に来店したので、お客さんは少なめでした。
おすすめポイント
・なんといっても原田製麺さんの麺。
・伝統の味を引き継ぐ確かな味。
・清潔感もあり、家族連れにもおすすめのお店です。
地図
詳細情報
住所:広島市中区舟入幸町18-10
電話:082-293-9500 定休日:日曜日、毎月14日 営業時間:11:30~15:00 駐車場:なし |
訪問日時:2022年(令和4年)9月2日(金)11:30
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