新型コロナウィルスの流行前は毎年必ず行っていた香港・マカオですが航空券が高くなったこともあってすっかりご無沙汰になっておりました。とはいえこのまま行かない、という選択肢もなく今回友人二人と久方ぶりにお出かけ。例年はすぐマカオ入りする事が多かったんですが久しぶりだったので香港の食事も楽しみたいと思い香港1泊する事にしました。
フライトは久しぶりのワンワールド、キャセイパシフィックを利用します。昔はセントレアから朝便が飛んでいて旅行には非常に良かったのですがいまは直行は夕方便。まあ仕方ないですね。セントレアのサクララウンジは相変わらず閉まったままですがツタヤさんがオープンしてたのは良かった。出発までは代わりのプラザプレミアムラウンジへ。韓国へ行くときはいつもLCCのチェジュを使ってしまうのでラウンジへ行くのも久しぶりです。
フライトは30分ほど遅れましたがほぼ予定通り。ところが香港空港に着いてからとんでもないトラブルが発生します。飛行機を降りてイミグレへ向かってさあ入国という際に、普段ならしまってあるはずのパスポートがありません。思い返すと機内で座席の前にしまったような記憶がありそのまま。不幸なことにイミグレまで遠かったので、この時点で飛行機から降りて既に30分近く経っています。もし飛行機が飛んでいたら完全にアウトで入国はできず引き返すしかなくなってしまいますから、なんとしてもその前に手に入れる必要があります。慌てて近くのスタッフに声をかけるもどうやら担当違いのようで空港のスタッフに電話をしろと言われる。備え付けの緊急電話で事情を説明すると、とりあえず飛行機には連絡しといてやるからあとはキャセイパシフィックのカウンターへ行けとのこと。良かったのはこちらの言いたかった事が英語で伝わった点。とっさに出てきたのは嬉しい誤算でしたが、逆に相手の言ってることが半分くらいしか理解できなかったのはちょっと焦りました。
キャセイのカウンターへ行けと言われたものの周辺を見渡してもそれらしいところには人がおらず。ネットで検索するとどうやら少し離れたところにカウンターがある模様で10分くらい歩いてそちらへ向かってスタッフに事情を説明します。するととりあえず機材に向かうからついてこいということで一緒に飛行機へ。するとその途中に別のスタッフが日本のパスポートを片手に持って反対から歩いてきたので声をかけるとこれがビンゴ。無事パスポートが戻ってきました。スタッフからは「You're lucky.」と言われましたが本当にその通り。夕方便で到着が夜だったのでおそらく次のフライトは翌日だろうということ。これが朝便だったら折り返しのフライトで間に合ってなかったのではないのかなと思います。
そんなわけで想定外の時間ロストをしてしまって夕食どころではなかったのですが、同行の知人の調べで空港内に行こうと思っていたミシュラン★の『何洪記粥麺専家』さんの支店があるとのこと。これ幸いと滑り込みます。
もちろんワンタンメンがおススメだったんですが、実のところ他のメニューの方が美味しく感じました。
揚州チャーハンは味もボリュームもしっかりしていて実に日本人の口にもあいます。
きしめん炒めと表記されてましたが平打ち麺の牛肉炒め。これも濃い味ときしめんが好きな名古屋人にはなかなか刺さるおいしさでした。
3人でたらふく食べて約$HK1,000とお値段はそれなりでしたが味には大満足でした。香港空港で食事をするならもう1回行きたいですね。
その後はタクシーで市内まで移動して今回宿泊するホリデイイン銅鑼湾へ。約1時間ほどで到着の後連れは疲れてベッドインの中、近くに見つけたマッサージ店へ。どうやら本当は怪しい店だったようですが、疲れていたので普通のマッサージを頼んでみましたが、さすが香港。そんなお店でもそれなりの腕前でした。