こんばんは!
都内在住アラフィフ主婦のnicoです。
ひとり時間を楽しんでいます。
今回の読書記録は
です。
先日読んだ『等伯』と同じ著者ですが、
作中では「本能寺の変」について
面白い視点で描かれており、
気になったので手に取りました。
「本能寺の変」は謎も多く、
明智光秀の謀反の理由は
諸説あるようです。
それゆえか、
学校の授業で学んだ時も
違和感を覚えた記憶があります。
本書で著者は、
そもそも戦国時代史については
江戸時代の史観で語られているため
真実がわからなくなっていると述べています。
世界が大航海時代であった戦国時代は、
日本人が初めて西洋世界と出会い、
彼らへの対応を迫られた時代でした。
スペインやポルトガルは
世界中で植民地を獲得し、
日本にも鉄砲やキリスト教の伝来
という形で、
その波が押し寄せており、
織田信長も為政者として
この外交問題に直面しています。
信長がなぜ天下統一直前で
葬られることになったのか…
朝廷との関係、
イエズス会との交渉、
秀吉の中国大返し、
キリシタン大名の力などにも触れ、
国内だけの視野ではわからない
世界史における
「本能寺の変」の真実に迫ります。
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