投稿元:
レビューを見る
たまに存在を忘れちゃうST第二化学担当の山吹のお話。普段落ち着いている彼が実はパニック障害を克服していたという。STのメンバーは何某トラウマを抱えていたみたいですねー。自然に身を置いてゆっくり考えたくなる一冊。
投稿元:
レビューを見る
今回は山吹さんの回。なんだかキャップと仲良しですねえ(笑)山吹さんの講釈とキャップの禅修行が興味深かった。
投稿元:
レビューを見る
ST色シリーズ第3弾。禅僧でもある山吹の過去が明らかにされる本作品。
「赤」ほどではないけど、やっぱり読み終わった後に、優しい気持ちになれる。
今野敏は不思議な作家さんです。
投稿元:
レビューを見る
密室状態のアパートの部屋から、若い男女四人の死体が発見された。部屋は、ガムテープで密閉されていて七輪が置いてあったので、一酸化中毒で自殺したように見える。いくつか不審な点がありSTのメンバーが捜査することになった。
死んだ四人は、新興宗教の信者。新興宗教の人間関係が浮き彫りになり容疑者は、絞られたが・・・。僧籍を持つ山吹が活躍する話です
今回は、宗教とは?人間心理とは?と、人間の心を扱う仕組みになっています。人間の心の裏側は、難しいですよね。ま〜そんな感じなのでテンポがちょっとゆっくりです。毒物殺人で、薬を使ったので宗教の話にしたのでしょう。ま〜シリーズものだから、たまにはこういうのもありかな?
投稿元:
レビューを見る
2009/4/14 メトロ書店御影クラッセ店にて購入
2009/5/4〜5/6
ST色シリーズ第3弾。今回は山吹がフィーチャーされている。
アパートの一室で若い男女4人が一酸化炭素中毒で死んでいるのが発見される。睡眠薬を飲み、窓に目張りもされていたことから、検視官川那部は自殺と所見を述べるが、いくつか疑問点もあり、ST達は調査を始める。若い男女4名は同じ宗教団体に所属していることがわかり、調べていくと代表と高弟の間に争いが起こっていることがわかった。宗教がらみということで山吹が積極的に動き始めるが...
後半は山吹の実家のお寺が主な舞台となり、座禅の作法や座禅をすることの意味なども語られる。また、山吹の過去も少し垣間見えそういう意味では興味深いが、ミステリとしては少し内容が薄いか。ST流に自分が慣れたからかもしれないが。
投稿元:
レビューを見る
静かなお話でした。
第二化学担当としての山吹さんのお話なのかな、と思っていたのですが、どちらかと言うと僧侶としてのお話ですね。
お寺での体験修行の描写が静かで穏やかで、そして厳しくて、何故だか非常に感銘を受けてしまいました。
般若に関しての山吹さんの語りに、じんわりと涙が滲んでしまった……
投稿元:
レビューを見る
曹洞宗の僧侶である山吹さんが中心のストーリー
それぞれの得意分野を活かして、事件解決に向かうのはいつも通り。
専門分野における描写の鋭さが一層磨きがかかっている。
新興宗教という閉ざされた世界で、各々の動きが関連して
結果として殺人事件につながるという構図は、あり得そうで非常に怖い。
投稿元:
レビューを見る
さすがに、キャラクターの細かな背景紹介と、最終的に事件を解決に導く部分は山吹に焦点があててあったが、全般的には、青山の活躍度合いが高い感じがした。
投稿元:
レビューを見る
青、赤、黄とSTシリーズを読んできたが、
読み進める度に1番気になるのは百合根さんだったりする。
百合根さんは語り手という立場から、ほとんど描写されないので、推測でしかないが、
30代、キャリアの警部殿なのに、初対面の現場の刑事から怒鳴られたりしてるところを見ると、
容貌は頼りなさそうで、育ちの良さそうな感じなのか、と想像している。STメンバーからは一目置かれてるように見える。
でも漢字を考えると、この人がピンクってことになるんだよな?
外伝か何かで百合根さんがどう見られてるか書いて欲しい。
投稿元:
レビューを見る
おなじみの奇特な能力のSTの面々が活躍するシリーズ、これは6段目ということになるのかな。
今回は黄色。山吹さんが活躍する。ある宗教団体信徒の4人が死亡した事件。教団内部の分裂、信徒同士の人間関係。誰が4人を何の為に殺害したのか?
この話では、最後に山吹さんと青山くんで全部片付けてしまっていた。ちょっとつまらなかった。
投稿元:
レビューを見る
ST色シリーズ第3弾。今回はメンバーの中でも、一番「普通な」感じの山吹の魅力が詰まった本編。自分も1度修行してみたいとまで思いました。
投稿元:
レビューを見る
STシリーズの第?作。新興宗教団体の信者の集団死事件を、黄色いヒトが中心となって解明する!っていう話。(同僚ヨリ借用中)途中までの展開は、かなりのモノを感じさせましたが、なんか拍子ヌケなかんじのエンディングでした。なんか、サクサク読めるなぁ。
投稿元:
レビューを見る
ゴレンジャーっぽい推理小説のシリーズもの。(^^;
宗教絡みではあるけれど、現実世界のように派手ではなく、新興宗教から想像するようないかがわしさもない、粛々とした展開でした。
今回の主人公が僧籍を持っているというところも良い方向に描かれています。
最近の新興宗教絡みでは珍しい作風になっていますし、この作者にしても珍しい方向性でしたね。
好みはありますが、自分はとても楽しめました。
投稿元:
レビューを見る
STシリーズでおなじみの山吹が今回は中心人物でした。
宗教の話が飛び交う中、この本では山吹の深い中身がわかります。過去も垣間見えます。私も山吹みたいな症状になったことがあるので、ちょっと本気で寺に行こうかと思ってしまいました(笑。
本作品では山吹により心にぐっとくるセリフが多々ありました。事件を解決していく面白さもありますが、宗教がからむ山吹を知っていく面白さもありました。
投稿元:
レビューを見る
シリーズ5冊目。宗教団体に所属する若者4人が練炭自殺に見せかけられて殺される事件が起き、僧籍を持つ山吹が活躍する話。キャップ百合根と容疑者が山吹の寺で座禅するのシーンが面白い。お坊さんいいこと言うなといった感じ。