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新潮文庫。夏休みの宿題。王道といえば読書感想文。感想文の王道といえば宮沢賢治。ってことで・・・・夏休みの王道の王道。この一冊。主人公のジョバンニの冒険。それは現実か、はたまた夢か。
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毎年何度も繰り返して読む。それを20年以上繰り返してきました。私の血肉となっています。やはりすばらしいとしか言えません。
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花巻に行きたいなぁ〜って思うのでその読んでおこうと思いまして。子供の頃に思った印象と違うような。。宮沢賢治は子供の頃に読む方が余計な事を考えないで感じられる分いいかもしれない。
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初めて読んだときは、意味が分からなかった。けれど、もう一度読んだらものすごく好きな作品になった。
改訂後のもののようなので、改定前のものもぜひ読みたい。
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目をとじると銀河ステーションの風景が浮かんできそう。
言葉のいいまわし、美しい情景、本当に素敵で何度も読んだ一冊。
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日本語の美しさを実感できる文体。
賢治作品は新潮社のものがよいと思う。ほぼ原文のままなので。最後に解説があるのも◎。
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「なにがしあはせかわからないです。ほんたうにどんなつらいことでもそれがただしいみちを進む中でのできごとなら、峠の上りも下りもみんなほんたうの幸福に近づく一あしづつですから。」
燈台守がなぐさめてゐました。
「ああさうです。ただいちばんのさいはひに至るためにいろいろのかなしみもみんな、おぼしめしです。」
青年が祈るやうにさう答へました。
何度読んでもこの部分が一番好き。
しあわせが何なのかなんてわたしにも分からないけれど、この言葉には背を押されます。
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読書感想文を書かせてもらった本です。丁度、思っている事をつらつらと書く事ができたもの。宮沢さんと少しだけシンクロした気がします。
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青森に行く「はやて」内で、読書。
岩手県は広すぎて、みんな銀河鉄道でもなきゃ会いにいけない。
日本語が美しいって思えて、思わず反芻しながら読む。
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宮沢賢治好きだなぁ。
ファンタジーというとどうしてもこの本を思い浮かべてしまう。
最後は何気に号泣しました。
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「ほんとうにみんなの幸のためならば僕のからだなんか百ぺん灼いてもかまわない」と言うジョバンニと、そんな彼にきれいな涙を眼にうかべながら「うん。僕だってそうだ。」と応えるカンパネルラ。このくだりを読む度に、いつも胸が熱くなります。私はこの無垢で純粋で優しく美しい物語が大好きです。
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親友とふたりで乗り込んだ銀河鉄道、出会った人々と不思議な体験。全て幻だったのか、それとも――。わが文学部で「カムパネルラは夢を見ていたのか?」ディベートを行ったときは、みんなの意見を聞きながら結構幸せに浸ってました。長野ファンをやり始めた少し後くらいに賢治ワールドとのつながりに気が付いてうれしかった覚えもある。それにしてもうちの学校は賢治アレルギーの子が多いな……。
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ジョバンニとカムパネルラがケンタウル祭の夜に旅した星空には、忘れてはならない人としての優しさと、逃れられぬ修羅と、それに対する生きてゆくための姿勢の指針がこめられています。読んだ後、ほんの少しだけ誰かにやさしくしたい気持ちになる…そんなお話です。
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深い心の闇を抱えた少年を乗せて美しい夜を駆け抜ける汽車。秘めた心情をカムパネルラにだけ開示するジョバンニ。「ほんたうのさいわい」を求めて旅する2人の姿は、作者と妹トシとのカンケイにも似て切ない。岩手県の為に尽くした作者の思いが投影されているかのような一節一節が、読み手の魂を衝き動かします。子供には描写の美しいファンタジーとして、オトナには人間心理の深遠さを追求する物語として読んで頂きたい作品。
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大好きカムパネルラ!ジョバンニ!
演劇脚本(祭よ、今宵だけは哀しげに)から入った作品だけど、数年悩んで物語の真意が分かった時はひたすら切なくて涙しました。
わかろう、と本気で思う気持ちがないと理解はできない作品だと思います。
ところどころ抜けた未完成の原稿も切ないです。宮沢賢治は生きてたらどう完成させたかな。