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元プロウインドサーファー飯島夏樹さんが、肝臓ガンで余命宣告を受ける・・
この本は、その後の彼と家族の様子を綴り、やがて天に彼が召されるまでを描いたノンフィクションだ。
前に読んだ小説「象の背中」の時にも、自分が家族を残して死ぬことを想像してみた。
我が家には、まだまだ小さな幼子がいるので、到底それは信じられない。
しかし「象の背中」はあくまでもフィクションの小説・・つくられた話ゆえ、主人公が悟りの境地に至っていた。
ガンでの余命宣告。
もしも自分がこの立場だったら、もっとジタバタするにちがいない。
飯島氏のように悲しい現実を正面から受け止め切れそうにもない。
飯島さんの公認ブログには、彼の家族のその後の日々が描かれている。
当人がいなくなっても、家族は日常をこうやって送っていくんだよなあ・・。
ちなみに、この本はまもなく「大沢たかお」主演で映画化されるようだ。
彼の死がテレビや映画で取り上げられる背景には、当然ながらビジネスの利権がからんでいるわけだ。
その点はいいのか悪いのか判断しかねるが、こうして彼の人生が何らかの映像作品になり、人々に
語り継がれるということは、彼の肉親や旧知の人間にとってはいいことなのかもしれない。
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家族に支えられてガンと闘うサーファーの実話らしい。「天国で君に逢えたら」の作者サンである飯島夏樹サンのエッセイみたいな本。飯島サン強いと思った。
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購入者:秀司(2007.11.15)
何年か前にテレビ出演されていて興味を持っていました。最近映画化されたということで、読んでみました。その日その日の、体調によりテンションも変わったりで、実話なだけにとても辛さなどが伝わってきました。
貸出:中川(2008.2.12)返却:(2008.3.25)昨年、父親が胃ガンで入院したのですが、もし自分が同じようにガンになったらここまで強く生きることができるだろうかと考えさせられました。
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世界的ウィンドサーファーが癌に侵されてから、最期の場所としてハワイに移住し、家族と一日一日大切に過ごし思って過ごした日々の記録。
09.Apr.08
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映画「Life 天国で君に会えたら」を観てから購入。
男性の闘病モノというのはあまり読んだことがないので、それだけでも新鮮。闘病モノとしては正岡子規を思い出したほどだ。
全体にあまりセンチメンタルなところはなく、割に楽しく読める。「南の島の執筆療法」というちょっとイケてないネーミングも、彼らしい。
実際には、病気になってみないと彼の言葉が身に迫ってこない部分もあると思う。まずは繰り返し読むことで、病気の中で彼が得た気付きを、少しでも理解できたらと思う。
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ガンに侵された世界的なウィンドサーファー、飯島夏樹さんのブログ本。自分が死にに行く時にこういう気持ちになれるのかな?凄い人です。
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長く作家をしていた人に比べると、文章とか言葉づかいのレベルで勝ることはないのかもしれないけど、
人の生死に関わることだけでなく、著者の置かれた状況で語られる人生観は、迫力、説得力があってすごく引き込まれた。
『強いのと弱いの、どちらがいいのだろう。
きっと、どちらでもいいのだろう。ただ、とにかくお互いを理解し、謙虚でありさえすれば。』
好きな部分の抜粋です。
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最初はどこにでもいるようなウィンドサーファーで、適当な部分もあるけど、大切な人と辛いことも乗り越えながら夢に目指して、一歩一歩と進んでいく進んでいく姿が魅力的でした。
その結果、世界的有名なウィンドサーファーとなることができ、そんな2人にも守るべきものが出来て、喜ばしいことばかりだったけど、
夫は仕事を理由に家族と触れ合う時間も減って、そんなときガンが見つかり、いろいろな辛いことや葛藤があったけどガンのに罹ったから
家族との間に生れた深い心の交流に「ガンになってよかった」と言った飯島さんはすごいと思います。
余命宣告期限を超えて188日のドラマは、勇気がもらえ、とても感動のドキュメントだと思います。
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・父の死とともに、自分の病気を知った夏樹
・病名-悪性の肝臓ガンであった
・そして2005年2月28日23時50分、38歳の彼は妻と幼い子供4人を残して旅立った
・ガンの宣告を受けたプロサーファーの夏樹は、最後の場所にハワイを選んだ
・余命宣告されてからの188日間の命の記録である
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静かに苦しみつつ、時が訪れるのを待っていた。もう自分の頑張りもこれくらいだろう。そこで、よしっと決めた。―生きるのに時があり、死ぬのに時がある。2005年2月28日23時50分、彼は天に召された。フジテレビ系「金曜エンタテイメント」で大反響を呼んだ飯島夏樹のラストメッセージ。
自分がこの立場ならどう考えるだろう?
命って何だろう?
生きるって何だろう?
とか色々考えてしまいます。
子供が出来て今まではいつかは死ぬものだからそれは仕方ないというか、その時はその時。と今も少しは思っていますが、今は出来るだけ予防や予測などをすることで、自分が注意すれば防げるものは防ぐことで、出来るだけ長く生きて、子供の成長を見守りたいし、アシストしていきたいなぁ。。。
と切に感じるのは不思議ですよね。
よし、今日も精一杯生きよう!
心に刻みます♪
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突然肝臓ガンを宣告され、余命宣告をされた飯島さんは、家族とともにハワイで生涯を終えることを選択した。「作家」を天職とした飯島さんの闘病生活エッセイ。
飯島さんはクリスチャンでした。なので、随所に神様とか教会とか聖書とかの話が出てきます。
まさに証のエッセイでした。
神様が飯島さんに証を書かせてくれてるんだなぁ。
用いられてるんだなぁ。
天国を目の前にして、この世での家族との愛おしい時間を惜しみながら、日々を生きているって、どういう気持なんだろう。
死ぬ、ということはいざ目の前にすると怖いことかもしれない。
だけど、元気に生きているがゆえに見えなくなってることもあるんだろう。
毎日天国を待ち望みながら生きる、そんなことができたら楽しいだろうなと思ったりしました。
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生きるのに時があり、死ぬのに時がある…2005年2月28日23時50分、38歳の彼は妻と幼い子供4人を残してついに旅立った。末期の肝細胞ガンの宣告を受けた世界的プロウィンドサーファーが、最期の場所としてハワイを選び移住。家族との間に生れた深い心の交流に、「ガンになってよかった」と思って過ごした日々。余命宣告期限を超えて188日、死の間際まで綴り続けた命の記録。
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死を前にして、こんなふうに思い、そしてそれを記述できるなんて、と、ただただすごいと思いました。
そして、素敵な家族の姿が垣間見られて幸せな気分になったりもします。
「悲しみは喜びにかわる」等の言葉を、そうだなーって思ったりもしますが、たぶん本当はまだまだ薄い理解(?)なので、
いつか、本当に実感、したいと思います。
ただ、ちょっと読みづらい印象も受けました。
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感動の実話です。この本が原作となったビデオも見ました。(こちらもよかった)
死について改めて考えさせる機会を持つことができた。
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信仰心を持ち合わせていない人が余命宣告されたらもっと苦しみながら逝くのではないだろうか。
妻の寛子さんの不足の部分で3歳の息子の言葉が書いてあった。「ねぇねぇ、パパはいいな~、天国行って……」
そうやって全員が送り出していける日が来たらいい。