投稿元:
レビューを見る
癌センターで働く精神科医の純一が、「手紙屋」という新しい試みをする。
「手紙屋」は源三じいさんが考えたもの。
病院内にヨットを設置をし、そのヨットで手紙屋の仕事は行われる。
ヨット設置、手紙屋開業・・・源三じいさんの行動力は半端ない。
無理に押し進めるようなワンマンでもなく、純一の上司や周りの職員への気遣いだったり、純一以外のスタッフの人事だったり・・・かっこよすぎる。とにかく器のでかい男、源三じいさん。
私も、源三じいさんみたいな上司の元で働きたい・・・。
いえ、それはさておき。作者の飯島夏樹さんも末期ガンだったようです。亡くなる前に(亡くなってからも)感動をくれました。
私も幸せを見つけながら、周りの人に少しでもhappyをプレゼントしながら生きていきたいものです。
原作はマンガだった本なのでしょうか。映画化もされたようですが、私は何も知らず古本屋さんで購入(笑)掘り出し物でした。
投稿元:
レビューを見る
ガンに直面してからこそ初めて知り得る、「優しさ」と「心の温かさ」。
「生と死」という重いテーマを主題にしてるのにもかかわらず、語り口調も軽くて柔らかくて、サラっと読めます。
ストーリーが著者の実体験が元になっているためか、小説としては、ちょっとモノ足りない気もしますが。
投稿元:
レビューを見る
有名な本なので、説明はいらないでしょう。
ただ、やはりデビュー作ということで、ぎこちなさも
ありますよね。
後半から勢いが出てきて楽しめると思います。
投稿元:
レビューを見る
―――ガン患者の心の叫びを代筆する“手紙屋”を病院内に開業した精神科医・純一。
彼の元には嘘つきな陸サーファー、放蕩を尽くした眼科医、失職しそうな元ヤンキー板前など、ひと癖もふた癖もある面々が依頼に訪れる。
そんなある日、家族のもとで最期を迎えようとハワイに帰った患者の妻から手紙が届いた…。
まとちゃんからの借りもん
死と向き合わざるを得ない人に、接することの難しさ
本当にやりたいことを見つけたときの命の煌めき
文章の拙さは目につくけど
本物の言葉が胸を打つ小説
投稿元:
レビューを見る
・手紙につづられた言葉に著者の魂を感じた
・がん患者の心情の吐露、手紙のシーンはどれも思わず目にこみ上げるものがあった
投稿元:
レビューを見る
---
ガン患者の心の叫びを代筆する“手紙屋”を病院内に開業した精神科医・純一。彼の元には嘘つきな陸サーファー、放蕩を尽くした眼科医、失職しそうな元ヤンキー板前など、ひと癖もふた癖もある面々が依頼に訪れる。そんなある日、家族のもとで最期を迎えようとハワイに還った患者の妻から手紙が届いた……。末期ガンに襲われた世界的ウィンドサーファーが綴る、奇跡のような愛の物語。
投稿元:
レビューを見る
文章そのものはだいぶ感傷的で、素直というか稚拙というか。著者の朴訥な感じがそのまま出ているのだろうか。でもたぶん実際にがんに侵され絶望と葛藤と苦痛に悩まされる人たちの気持ちがいっぱい含まれている。