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☆自己の構築した世界観☆
2024/05/14 23:29
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ACE - この投稿者のレビュー一覧を見る
これは、主人公ミチオの、小学校時代の話。
一学期の終業式の日、この日も欠席したS君にプリントを届けるため、S君の家を訪れたミチオ。声をかけても応答がなく、家の中に入ってみると、何かが軋むおかしな音がした。
そして、S君はいた。呼んでも返事がなく、S君の首は、ロープに繋がっており、足は地に着いていなかった・・・
急いで学校に戻り、担任に伝え、ミチオは一旦家に帰される。
その後、岩村先生と2人の刑事が家に来るが、ミチオにもたらされたのは、《Sの死体なんてなかった》という衝撃の知らせだった。S君の死体を見たと懸命に主張するも、結局、行方不明事件として捜査されることとなった。
それから1週間後、ミチオの前にS君が《あるもの》に姿を変えて現れ、「僕は殺されたんだ」と訴えてきたのだ。
ミチオは、妹のミカと共に、S君を殺した犯人を探すこととなる。
この物語では、虫が、動物が、そして人が死ぬ。その描写が、事実を淡々と、無機質に、そして詳細に描写をしてきており、それがかえって気持ち悪さを引き立てているのだろう。
そして、物語が進むにつれ徐々に見えてくる、登場人物の嘘や狂気の世界。人は、どう足掻いても、《自己の構築した世界観》から抜け出すことができないのだと感じた。
☆自己の構築した世界観☆
2024/05/14 23:28
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投稿者:ACE - この投稿者のレビュー一覧を見る
これは、主人公ミチオの、小学校時代の話。
一学期の終業式の日、この日も欠席したS君にプリントを届けるため、S君の家を訪れたミチオ。声をかけても応答がなく、家の中に入ってみると、何かが軋むおかしな音がした。
そして、S君はいた。呼んでも返事がなく、S君の首は、ロープに繋がっており、足は地に着いていなかった・・・
急いで学校に戻り、担任に伝え、ミチオは一旦家に帰される。
その後、岩村先生と2人の刑事が家に来るが、ミチオにもたらされたのは、《Sの死体なんてなかった》という衝撃の知らせだった。S君の死体を見たと懸命に主張するも、結局、行方不明事件として捜査されることとなった。
それから1週間後、ミチオの前にS君が《あるもの》に姿を変えて現れ、「僕は殺されたんだ」と訴えてきたのだ。
ミチオは、妹のミカと共に、S君を殺した犯人を探すこととなる。
この物語では、虫が、動物が、そして人が死ぬ。その描写が、事実を淡々と、無機質に、そして詳細に描写をしてきており、それがかえって気持ち悪さを引き立てているのだろう。
そして、物語が進むにつれ徐々に見えてくる、登場人物の嘘や狂気の世界。人は、どう足掻いても、《自己の構築した世界観》から抜け出すことができないのだと感じた。
この作者の作品中では……
2023/05/13 11:17
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
どちらかというと、下のランクではないでしょうか。この作者さん、面白い小説たくさん書いておられますけどね。まぁ、ホラー系の小説で、ミステリーではないと仮定すれば、それはそれで。始まりは衝撃的なのに、転生ですから。
向日葵の咲かない夏
2022/06/07 11:50
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投稿者:なみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんだか、気味が悪かった。登場人物も、出来事も。
解説に、「好き嫌いが分かれる小説」とあったが、私はダメな方だ。
ひまわりのイメージと、主人公が小学生ということで、ひと夏の冒険小説を想像していたら、ホラーだった。何が現実で何が幻想なのか、人間は誰なのか、結局何が真実なのか。悲しい結末だった。
これはちょっと
2022/03/12 22:59
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投稿者:読書の冬 - この投稿者のレビュー一覧を見る
内容が残酷でネットで言われている通り鬱展開だと思う。
主人公に1番共感できないし、3歳児の話し方がきちんとしてすぎていてどう考えてもおかしい。
たぶん、理解できないのは私の側の問題
2020/11/08 16:19
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投稿者:トリコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
先日、ラジオのDJが進めていたので、読んだ。半分ぐらいまでは引き込まれるように読んでいたのだが、私には理解できなかった。
「警察モノ」の推理小説に慣れた者にとっては、現場検証など警察側の探索がほとんどストーリーに加味されないストーリーは、そういうジャンルだとわかっていたも何となく消化不良な状態で読み進めることになる。その負担が最後に報われる作品も多いのだけれど、この小説は違った。
道尾さんの代表作
2020/10/12 14:25
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投稿者:gunners - この投稿者のレビュー一覧を見る
道尾さんのファンなのでこれを読もうと買ってみたが途中で挫折…また機会があれば続きを読もうと思いますが子供が主役だとどうも苦手
リアル
2018/05/17 16:28
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投稿者:狂人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
独特の発想で進んでいくストーリー、かなりリアルな描写、ベストセラーにもなっていますし、オススメです!
これは、ミステリーか?
2009/09/08 19:22
8人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Aさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
私の思っているミステリーの分類ではない。サイコ系の感じがする。もし、映画とかといった映像をするとしたら大変だと思う。
物語の中心で振り回されている男の子。大人びた言葉をしゃべる3才の妹。うそをつくS君の生まれ変わりの蜘蛛。それなりに作られたキャラクター構成とミスリードを誘発させる展開。たぶん、気に入る人は多いだろう。
最初から、ある結末に向かうために、いろいろ言葉遊びをしているのが、違和感(不快感と呼んでもいい)になり、読み進むのがすごく大変だった。
結局、その結末に導かれたとき、あの違和感は、この結末のためか。とわかった。
朝、通勤のときに、読み終えたのだが、気持ち悪い感じがずっと引きずっている。