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今NHKでアニメ放映中の作品です。
アニメではまり原作本を手にとりました。
物語の展開が本だととてもはやく感じられて
スラスラ読むことができました。
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文学小説とファンタジー系ライトノベルの中間くらいの作品だろうか。
獣の奏者の前編とも言うべき闘蛇編は、様々な伏線を含みつつ、少女の真っ直ぐな成長とあたたかい時期が書かれている。
この巻の切り方がどうにも心憎い。今からまさに波乱が幕開けるという、凪の中にひとつ波を見たようなところで終わっている。
筆者の他の本が好きなら、躊躇わずに、一緒に王獣編も買うことを勧める。
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たなぞうに登録してよかったなぁと思うのは、おもしろい感想を書くなと思っている人が、自分が絶対読まないジャンルの本の感想を書いていて、それを読んで「へえ〜、読んでみようかな」と思えるところ。
この本は、まさにそんな出会いでした。
普通なら、絶対手を出さない分野。そもそも海外モノ・カタカナの名前モノが苦手で、ハリーポッターを読めたのが驚異なほど。
日本人が書く海外もの(ヒロシは赴任先のローマで美しい女性と出会い(なんじゃそりゃ)…みたいなの。)も好きじゃない。
だけどこれは、違和感なく読み始められたなぁ…。
最初っからもう引き込まれてしまった。
続きがどうなるのか気になって、あっというまに闘蛇編、読んじゃった。
これ、闘蛇だとか王獣だとか、書かれ方によっては(ワタシ的には)絶対「おもしろくない!」と思うような内容になるかもしれないけど、全然そんなことなかった。
もう、王獣編も買ってある。
早く読みたい。
これ、アニメ化されてるってのは、NHKでやってる「獣の奏者エリン」ってやつなのね。
子供が時々やっていると見ていて、「そんなの、途中から見てわかるの?」なんて私も横目で見つついっていたアニメだ。
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NHKアニメで放映中だそうで、知りませんでしたが、本屋さんで山積みになっていたのは、そういうことでしたか。。。
権力争いの世界からは一線を画した職人階級の中でのお話というスタンスを取りながら、最後には悪の権力を打ち倒すという展開になっていくんだろうなぁ。。。という予感。
とりあえず、次巻を早速注文しました。
そういえば、ファンタジーといえば「十二国記」を思い出してしまいましたが、あちらも女流作家でしたねぇ。
(2009/9/23)
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耳慣れない言葉もすぐに馴染んで、物語に引き込まれる。
それぞれの立場で、それぞれの信じる道を行く。
どんな世界でも、どこにつながっていくとしても。本質は変わらない。
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精霊の守人とは違った感じでした。
中国風ファンタジーな感じは似ていまたが・・・。
個人的には獣の奏者の方が好きです。
メインがエリンと獣の話だからだろうか。
あんまり人間の話がないから(笑)
闘蛇編は過去編とも言う感じでほぼ一冊ですが闘蛇もあんまり出てこない気がします。
あえて言うなら幼少期編です。
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リョザ神王国。闘蛇村に暮らす少女エリンの幸せな日々は、闘蛇を死なせた罪に問われた母との別れを境に一転する…。
登場人物の造形の深さ、描かれる世界の広さに圧倒される。「精霊の守り人」シリーズとは、また違った魅力が溢れていて面白い!
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子供向けの物語って事でしたが、なかなか
エグイ部分もあります。
しかし、多くの人に評価されるだけあって、
一気に読めてしまう面白さが有りますね〜
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上橋菜穂子の本は、守り人シリーズがすきなので、こっちも読んでみた。
今NHKでアニメもやってるみたいですね。
人と獣の違いはなんなのか。人と獣はわかりあえるのか?
というのがテーマなのでしょうか。
ファンタジーにありがちな優しいお話ではなく、凄く現実的で厳しい物語です。
でも、実際のところは人と獣って、ある程度はわかりあえるし心も通わすこともできるけれど、絶対にわかりあえない部分もあると思う。
だからと言って、動物が好きなことに変わりはないけれど。。。
終わりが唐突な感じがして、ちょっと物足りない。
。。。と思ったら、続編が最近単行本で出たみたい。
また読んでみようと思います。
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いまさらながら読破。
日本人の描くファンタジーは敬遠していたけれど……なかなか面白かった。
生きものと少女エリンとのかかわり、人間の欲がえがかれる壮大なファンタジーだけれど、1人の少女の視点から描かれているので、壮大なのに感情移入しながらさらさら読める。
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龍に似た姿を持つ凶暴な生き物、闘蛇を操り戦場を駆ける闘蛇衆の村に生まれた少女、エリン。
母を失った幼い彼女が、傷ついた王獣の子リランに出会うまでのおはなし。
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面白かった。
私にとってこの作者が読みやすいのは、使われている単語が漢字で表記されているからだな、と思う。
勿論、話自体が面白いからこそではあるけど。
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これを読み終わった後には続きが気になって2がすぐに読みたくなった
久しぶりに面白いファンタジーを読んだ気分
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ファンタジー苦手な人でも読めるとの前触れ。
なるほど、アボリジニ研究者である筆者の知識が反映されたらしい世界観もあって
興味深く読めました。
主人公に特殊な能力があるというのがファンタジーの王道っぽい。
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作者が文化人類学者であることを意識して読む。気になったキーワードは、母系制、匂い、混血、夢、礼など。ほかにもあっただろうけど。特滋水の効能と副作用は、再帰的近代を思わせる。それから、これは深読みにすぎるだろうけど、エリンとリランのかかわりを読んでいるうちに、まるで異文化の人間同士のやりとりを描いているような感覚に陥った。
アニメから入った作品だが面白かった。続巻もすでに購入してあるので、すぐにでも読みたい。