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元刑事でフリーライターの主人公。
今回は「○○の憂鬱」と3つの短編集。エステクラブの美人オーナーから義妹の事で依頼を受けるが、翌日美人オーナーは自宅で殺害されてしまう(第1話)芸能プロダクションの社長からの依頼は、失踪した有名女優の捜索(第2話)雑貨店の美人オーナーから死んだずの夫から届いた手紙について調査の依頼がくる(第3話)・・・シリーズ第3弾
どの短編も意外な展開で、ストーリー展開も早いのでとても読みやすい本だと思います。
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樋口有介 シリーズ。。 軽妙なタッチがなかなかくせになる軽いミステリー。 シリーズものはそろえたくなるから厄介だ
(2007年11月)
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柚木草平シリーズ?短編集
女は見かけによらない。柚木シリーズはそのことが強調されている。たまには男性も絡んで欲しいなあ…
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草平シリーズ3作目。
中篇を3作品収録だったんですね。
正直、ここらでシリーズの核になるような
重たい系の長編を期待していただけに...かなり残念。
それぞれのストーリーもやや小ぶりだし、
短編で同じような設定のストーリーを読むには
少々飽きてしまうなー。うーむ。
草平自体のキャラは好きですがさすがに
ストーリーでもっとワクワク出来ないとその良さも
半減。小出し小出しで面白いものではないかな...
(自分にとっては)。
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美女に振りまわされつつ、事件調査も生活の糧にしているフリーライターの柚木草平。
エステ・クラブの美人オーナーからは義妹に関する調査、芸能プロダクションの社長からは失踪した女優の捜索、雑貨店の美人オーナーからは死んだはずの夫から送られてきた手紙の調査の依頼が舞い込むが…。
柚木を憂鬱に、そしてやる気にさせる美女からの三つの依頼。
私立探偵シリーズ第三弾。
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東野圭吾さんの作品と思って買ってきてしまったみたいで。。
でもおもしろかった!
3本立ての短編集でいなくなった女優を探したりと元警察という力を利用してあいまーいなかんじなんだけど解決させる。
味のある作品でした
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シリーズ3作目にして、やっと面白くなってきました。
個人的には、こういう短編の方が読みやすいみたいです。
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探偵柚木宗平シリーズ第三弾にして初の中短編集。
雨・風・光を冠した三つのタイトル。
憂鬱になると知りつつも事件に関わってしまう探偵の憂鬱。
読後に残る倦怠感に似た重さの理由は?と思っていたら、なんの事はない。
作者が中短編を書くのが苦手なのね……。
氏が思うほど悪くないと読者は思いますぞ。
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元刑事のフリーライター、柚木草平のもとにやってくる憂鬱にさせる事件たち。
面白かった。
なんといっても柚木のキャラがいい。
ハードボイルドな感じなのだけど、どっかとぼけた雰囲気があって、なんとなく口元がゆるむ。
柚木が美女に振り回せるのが、なんともヘタレでよろしい。
オヤジでヘタレ…。ツボだったww
推理そのものも、凝ってはいないが、しっかり骨格があって骨太という感触だ。
はまりました。
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ほどよい長さの中編集。題名通りにどの話も憂鬱な事件なのに美女とハッピーエンドになりそうな所でエンディングと言うストーリー展開が後味の悪さを消してくれて、楽しく読みきれる。生臭くならないのが逆にハードボイルドらしくなくて共感。ミステリーとしてはその手紙インクもちゃんと調べればわかるだろうとか、それはいくらなんでも依頼の前に調べるだろうとか穴がなくもないが、雰囲気を楽しむと割りきれば、十分楽しめる。
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草平さんの憂鬱なお話が3作。ハードボイルド小説って舞台が日本になるとちょっと気恥ずかしかったり、ぜ〜ったいにここは新宿じゃない!!みたいな突込みがしたくなることがありますが、樋口センセのハードボイルドには普通に「浦和」とか「秩父」とか出てきてしまうのがすごいです〈笑)でもちゃ〜んとハードなんです。国産レンタカーを乗り回していてもやっぱり草平さんはかっこいのだ!!LOVE〜〈笑)
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女に惚れっぽい和製ハードボイルドの短編を楽しめた本。元刑事でフリーライター、アルバイトで探偵のような事をやっているが、美しい女に頼まれればウラがあるとわかっていても最後まできっちり仕事はやりとげる。う〜ん、渋い。 自嘲しながらも自分のポリシーは守るんだなあ、このオジサンは(笑)男は優しくなければ生きている資格はないってね。続編でてるのかなあ??
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柚木草平はいい男なんだろうなぁ〜。俳優なら誰に似ているんだろう?事件調査のアルバイトもこなす、フリーライターの主人公・柚木草平。軽口の減らない38歳。今日も通帳残高が気にかかる。そんなわけで、やりたくない依頼も引き受けることに。やりたくないと言いながらも、事件の臭いに本能が引かれて、乗り出した調査3件。登場する女性たちに、やたらと美人が多い<柚木草平シリーズ>の第3弾。ユーモアと人類愛? に満ちた、ハードボイルドタッチのライト・ミステリ。女性たちがほとんどみんな草平に好意を持つ。気を抜くと事件のことより、草平と美女の関係が気になってしまう物語。草平の減らず口は、フィリップ・マーロウにも負けない。本気ともお愛想ともつかない言葉を、次々と簡単に口にする。「お世辞ばかり言って」と苦笑する女性たちも、悪い気はしない。でも、草平の言葉はやはり、ただ口が勝手に喋っているだけか。その証拠に一人愚痴っている。「誰に言っても信じてもらえないが、俺の本当の希望はオカマも女もいない南の島で、一生魚を釣って暮らすことなのだ」と。さらに、本書3話目で依頼人の未亡人に完璧に一目惚れしたと言いながらも、ラストシーンではその未亡人からのやんわりとした魅惑のお誘いに、草平は気付かない。いや、気付かないふり? 気付きながらも去っていくというのが草平の美学なのか?いずれにしても、草平はその言葉ほどいい加減な男ではない。草平の心の謎はまだ解けない。そうそう、もちろん事件はきっちり解決する。
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雨と風と光の憂鬱。それぞれに、それぞれのタイプの女性がか二人づつ。人の気持ちのもつれは、一筋縄ではいかない。
女のタイプはいろいろだけど多分女という性別をもつ人に言えることは口からでる言葉なんて心を乗せなくても、いくらでも操れることと、気の弱い女はいない、ってこと。
あと、柚木草平について二つ。一つは、案外真面目で律儀。
二つ目は、女好きなだけで、大してモテはしないってこと。
あぁ、こういう人ね、と思えば扱いやすいかんじだなぁ。
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図書館の本
内容(「BOOK」データベースより)
美女に振りまわされつつ、事件調査も生活の糧にしているフリーライターの柚木草平。エステ・クラブの美人オーナーからは義妹に関する調査、芸能プロダクションの社長からは失踪した女優の捜索、雑貨店の美人オーナーからは死んだはずの夫から送られてきた手紙の調査の依頼が舞い込むが…。柚木を憂鬱に、そしてやる気にさせる美女からの三つの依頼。私立探偵シリーズ第三弾。
短編になっただけにちょっと内容が軽くなった感じはいなめません。
殺人というより人探しがメインになっているのでそれはそれでしかたないことなのかもしれません。
結局は殺人事件を解決するのとは変わらないんでしょうけどね。
日々の生活のディテイルなんか書き込まれ、人間関係も密に見えてきて次作が楽しみになりました。