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どんなにすました大人の女だって、みんな同じようなこと考えてる。
私だけが特別じゃないんだ!・・・ないハズ。。
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軽く官能小説ぽくて電車で読みづらかった…
「彼が泣いた夜」が面白かったので手にとってみたけど
これはいまいち。
この人に記されると性欲って、ちょっとコワイ。
性欲を食すのもコワイ。
"夜の足音"がグロくて、今の自分には
何故か読めなかった。
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中学生の時に読んだ。なんだか見ちゃいけない世界を覗いてる気がしてドギマギしたのを覚えてる。少し成長した今、読んでみようと思ったのはあの時を忘れたくないと思ったからかも。読んで感じる事や考える事はあの頃と全然違うけど。やっぱり少しずつ自分でも気付かない所でかわっていってるんだな。。。
「あたしの欲しいもの」手に入れたいと思う。そう思うだけなら許されるのに実際手に入れると許されない。そこの境界線はどこなんだろう?イヤ、そもそも許す、許さない。とかないよ。自分で決める。そこには理性とかゆうものが働いてるのかも。そこを越える強さを持ってみたいな。とも思う。「バージン」やってる事は欲望むき出しの大人なのにナゼか純粋でキレイでカワイイ子供のように思えた。こんな二人が本当に自分の気持ち、周りの事、相手の事。。。見えてるんだと思った。きっと何もない。2人の間に不純物はなにもない。「キオミ」バカだよ!そんなのダメ!幸せになんてなれない。人を想えない人といても幸せになんてなれない。人を好きになる気持ちはすごく良いモノで暖かいけど、時にはやっかいで不幸で悲しいモノ。すべてを捨てて自分を傷つけて。そんなの恋じゃない。捨てるべきは恋。自分じゃない。
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男と女の、愛と欲望の、どろどろした部分の、とてもリアルなお話。でも、読み終わったあとは何故かスッキリ☆
男ってこんなもんよね。女って怖いよね。
そんな感想しか出てこない…。
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「夜の足音」だけ別の本で読んだのですが。心の奥底の表現の仕方が面白いと思います。女ゆえの欲、みたいな。
この人のは好き嫌いがあると思うけど私はけっこう好きです。
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短編集です。
面白かったのは「スローロリス螺旋」。
表題作の「キオミ」は最後の終わり方が怖かったです。
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【あたしの欲しいもの/勃たなかった男/シタダシレッテル/バージン/スローロリス螺旋/夜の足音/キオミ】
なんでだか知らないけど、『バージン』の『ロールシャッハテストみたいな形の赤い蝶』という表現がとても印象に残っています。
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性の描写は、男性の描写とは違うのかもしれない。
妙にサバサバしたところがあるのは、内田春菊の特徴。
開けっぴろげな表現だけど、あまりいやらしくない。
七編の短編、それぞれに面白い。
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エロい。官能小説。
でも、それだけじゃなくって、女のドライさとかしたたかさ、飽きっぽさもちゃんと書かれてるから、女性が読めば「わかるわー」と思うところもけっこうあると思う。
男のひとが読んだときには性描写にしか目が行かんのやないやろか。
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内田春菊氏は直木賞候補、芥川賞候補になったことのある作家です。
女性と男性の数々の心理描写とそれに付随する行動の描写が上手。
セックスをするには男女が必要で、人間が二人集まれば分裂も起こりうるということで。
異性が集まることはあるときでは命をもたらし、またあるときでは傷心をもたらす。
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芥川賞候補となった表題作の他、6編を収める短編集。
新婚夫婦に赤ちゃんができるところから始まっていたので何か意外な感じがしたが、やっぱり現実的で直球!な展開が待っていた。子供が欲しいと楽しみにしながら妊婦に冷たいばかりか浮気相手と旅行に行ってしまう夫。しかし妻キオミは泣き寝入りしない・・・。結構痛快に読んでいたのに、あのラストで一気に恐ろしくて複雑な心境にさせられてしまった。