普通の高校生が普通じゃない世界に
2012/01/23 21:41
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
都立陣代高校の学生である市之瀬達哉は、実家の建設会社で民生用の人型重機、PS(パワースレイブ)を操縦中、自衛隊の九六式AS(アームスレイブ)の襲撃を受けてしまう。暴走したASの向かう先の民宿には、妹・由加里が宿泊している!そして目の前には、傷ついた操縦士、アデリーナ・エレクサンドロヴナ・ケレンスカヤが乗って来たASが残されている。
妹を守るために初めてASに乗った民間人の達哉は、ASの左脚を砕かれながらも何とか取り押さえることに成功。その話を聞いたアデリーナの所属するPMC、ダーナ・オシー・ミリタリー・サービス(D.O.M.S.)の社長、メリッサ・マオが彼をスカウトし、教導隊(アグレッサー)の隊員として訓練を受けることになる。
普通の高校生がASパイロットの訓練を受ける訳で、その訓練内容は苛烈!指導教官であるアデリーナは、メリッサの悪戯で変なコスプレばかりしているけれど、とてつもなく厳しい。訓練所に出入りする10歳くらいの少女・クララにすら射撃技術でコテンパンにされながらも、何とか訓練を続けていく。
そして、その訓練の最終日。テスト科目となったのは…。
フルメタル・パニック!本編の最終巻から十数年後、ソ連も崩壊し冷戦が終わった世界で、国防費用は削減され、PMCが幅を利かせ始める中、民生用にAS技術も拡散していっている。そんな時代に生きる普通の高校生が、普通じゃない世界に入り込んでいく物語。
普通の高校生の視点で軍事訓練の世界を描くという視点は本編とは真逆だが、それゆえに読者の感覚としては受け入れやすいところもある。日常とのギャップにコメディ要素を散りばめながら、世界の裏側で進行している陰謀じみたものも仄めかされ、今後の展開にも期待が持てそう。
投稿元:
レビューを見る
作風はちょっと変わりましたが、懐かしい名前がちらほらと。マオ姉さんのお子さんも出た事ですし、宗介達の子供も出るのかな?外伝というより、ファンブック感覚で読めました。
投稿元:
レビューを見る
2011/08/20
⇒K-Books 420円
作家さんが代わってたんだね。
有名タイトルの後釜を任される新人さんは
プレッシャーやら比較やら色々と大変そうだけど
読んだ感じおかしい所は無く、きちんと話してたので
次の巻も大いに期待。
10年後設定ということで、前回のキャラもちらほらと出てきて
新しく読み始めた人よりかは、昔からのファンを狙ってるのかな。
まー、ヒロインが可愛いからいいか。
表紙の制服は、、これは制服なのか!?露出すげーな、おい。
投稿元:
レビューを見る
新シリーズ到来です。
時代は前回のフルメタルパニックから時がたち2011年の物語となります。
前作と作者が違うということですが話の感じが賀東さんそっくりなのでもしかしたら大黒=賀東かも(笑)
話の内容は前シリーズの傭兵部隊とは違って、インストラクターとして訓練をつける専門の部隊の話でした。もともとあった前回の世界観をうまく使った話の内容に作りこまれており、前シリーズが好きな方はスラスラと読めます。
また前シリーズで活躍したキャラ達の一部も出てくるので、あのキャラがどうなったのかという後日談的なものも楽しめました。
このシリーズは小学生のころからファンなので次巻も楽しみです。
投稿元:
レビューを見る
ある種のシェアードノベルというか、某作家のようなアイデア貸しというか。
違和感はあまりなかったけれども、最近の風潮にあわせてはあるな、という感じが先にきたのと、ヒロインでの遊びが一番のみどころかなぁ、と。
やはり全パターン挿絵をつけるべきでわないかと<このメディアは何だと。
新人なのが気になるところで、細かく指導をしたらしいことがあとがきにあった。良くも悪くも賀東のクローンができたのかなぁ、と。
投稿元:
レビューを見る
舞台設定を引き継ぎ、作者を替えての新シリーズ。
まず違和感のなさに驚きました。
賀東さんが直接書いていたら、「メインが宗介達じゃない」ことに違和感があったでしょう。
大黒さんが宗介たちを書いていたら、それこそ違和感があったでしょう。
この組み合わせは見事な采配です。
もちろん賀東さんがキッチリ監修しているのが大きいでしょうが、シェアード・ワールドとして世界観を広げるプロジェクトとしては成功例と言っていいのではないでしょうか。
年刊数百点の新作が世に出る昨今、作家間でも世界観を共有するということが起きるかも?
投稿元:
レビューを見る
賀東招二監修として、九死に一生にて少しの裏話が公開されていましたが、原作には及ばないものの、文体、構成力もライトノベルとしては全く問題ない。十分及第点かと思われます。
内容についてですが、新主人公と新ヒロインはもちろんのこと、原作からのファンである私としては、マオやクルツの陰が見えるところが嬉しくてたまらないですね。
アナザーに関しては今後に期待です。
投稿元:
レビューを見る
新シリーズとのことですがフルメタシリーズを読んでいたほうがいいです。
達哉とアデリーナのキャラは悪くないと思いますが今後どうなっていくかで印象が変わると思います。
フルメタのように思い展開にはなりそうに無いので、次回作が楽しみです。
投稿元:
レビューを見る
数年ぶりのフルメタでした。前作は終盤の5巻は読んでないのですが、ある程度はネットで知っていたので、滞りなく読めました。
ストーリーとしては1巻なので、主人公がDOMS(マオが社長の民間軍事会社)に入るところまでです。あとがきを読む限り、前シリーズみたいに、世界に関わってくるような話ではないようです。主人公は宗介のような過去もないですし、普通の青年とのことです。最後には純日本製の第三世代ASが出てきましたので、次巻には主人公がこれに乗るようです。
ヒロインアデリーナはロシア系の美少女。かなめはスタイル抜群ってタイプでしたが、アデリーナは引き締まった脚線美かな。表紙から足もろだしですし、作品中ではバスガイド、ブルマ、看護婦とコスプレをして見せ付けてくれます。
射撃に関して天才的な能力をもつ少女クララが登場してましたが予想通りマオとクルツの娘でした。しかし、あの二人は三回結婚して、三回離婚してるとは、らしすぎるw
文章が賀東さんじゃないのですが、違和感無く読めましたよ。フルメタシリーズ好きなら是非必読です。次巻にも期待したいです。
投稿元:
レビューを見る
人気作品の番外編を新人?に書かす、けっこう冒険ですね、
無難にまとまっている気はしますが…
本編登場キャラより新キャラの人気が出るかは微妙。
あ、社長令嬢は人気出そう。
投稿元:
レビューを見る
著者が賀東氏ではないが違和感は感じない。
フルメタルパニックシリーズのアフターストーリー。
登場の女性キャラは皆可愛い。
挿絵も可愛い。
リーナのナース服のイラストがないのが残念至極。
戦闘シーンも緊迫感があって良い。
最後がよろしくない…。
賀東氏が好きそうと思ってはしまうのだけれども?
何?この「僕が考えた超人コーナー」企画。
ここを除けば続きが読めるのは楽しい。
前作の絡みがチョコチョコ出てくるし。
クルツ&マオは相変わらずっぽいしw
テッサや宗介ほかは出てくるのかと?
投稿元:
レビューを見る
フルメタルパニック・アナザーという新しい世界を作るに当たり、素直に楽しめる作品の仕上がりとなっている。しかし、フルメタルパニックの長編・短編をすべて読んでいないとせっかくのネタが楽しめないのでアナザーから読むことはお勧めしない。第二世代・第三世代が入り混じる戦闘は初代の終盤の戦闘と違ってバランスが良いように感じる。すこし巻末でやりすぎた感じはあるがアナザー2が楽しみだ。
投稿元:
レビューを見る
無難なできだと思います
作者が変わってどうのこうのっていうのはあまりない
ただフルメタらしさ?が薄く一般的なそこらのラノベっぽさが強い
導入としてはなかなかいいかと
四季さんが描くアデリーナたんのゴミを見るような目だけで買う価値は余裕です
投稿元:
レビューを見る
普通に面白い。
宗介が女の子になって出てきた、っていうのはちょっと違うか(^^;
続編が楽しみだ。
投稿元:
レビューを見る
放置しておいたことを悔やみます…。
でもしょうがない。
読んじゃうと「終わり」が近付いちゃうんだもん。