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投稿者:Mikey - この投稿者のレビュー一覧を見る
ウメハラ=ものすごくゲームの上手い人、という認識しかなかったが、
「たかがゲーム」という思いと、
「それでも自分にはこれしかない」という思いの狭間で
こんなにも苦悩していたとは知らなかった。
少なくとも、値段分の価値はある本。
ストイックが過ぎる
2017/01/29 20:14
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投稿者:ぽろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ウメハラ、正直名前を知ってる程度の人って感じでした。
プロゲーマーってどんな人なんだろうと思い読んでみましたが、ストイックが過ぎる。
彼の考え方や、その変遷、その理由を知れば知るほど、どこか自分が苦しくなるようでした。
できることなら私は少しでも楽をして、お金を得たいし、世界からも認められたいと思ってしまいます。きっとこんな考えだから私は世界一にはなれていないのでしょう。
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昔は少ない情報を貪るように読んでいたのに、こうして本人の筆による本が読めるようになるとは。感無量。
彼の半生、勝負哲学を知る事が出来、また自身のモチベーションアップも出来る。ファン必携の書。
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「プロゲーマー」という数奇な職業についたウメハラの半自伝的な新書。
若いうちにゲームの道で世界一になった少年はいろんな挫折や虚無感から麻雀、介護と渡り歩いてひょんなことからまたゲームの道へ帰ってきます。
ただの自慢話になっていくのかなと思っていましたがそこには彼なりのゲームに対する愛や向上心、ポリシーというものが見えてきます。
特に「若いうちにしかできないことがある」というありふれた言葉を介護を通じてほんとうの意味で理解できたウメハラだからこそ、つねに探究心や鍛錬を忘れずトッププレイヤーでいられるのだと思いました。
意外と今の新入社員の子達に読ませると仕事に対する熱意が上がるかもしれませんね。
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プロゲーマーの著者が考える、勝ち続けるための考え方。ゲームとはいえ、努力を怠らないことが重要とのこと。ゲーマー→雀士→介護士→ゲーマーの歴史をつらつらと。
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ウメハラの半生が自身の口によって語られた。考え方だけでなく、そこに至るまでの道のりが詳しく語られている。
僕がウメハラのファンであるゆえに、公式の場で言葉少ない彼の自叙伝はとても価値がある。ウメハラに興味のある人間は、残らず買うべきだと主張したい。
一方で、まったくゲームをやらない人間にもオススメできる。ゲームにこんなに向き合っている人間がいるんだ、と。
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■マインド
1.かつて生み出した戦術に頼らない覚悟と、新たな戦術を探し続ける忍耐があるからトップにいられる
2.変化した事で失敗したり、後ろに下がったりしたときは、もう一度変化すればいい。失敗に気づいて変化すれば、以前の自分よりも必ず高い位置にいける
3.築き上げたものに固執する人は結局、自分を成長させるということに対する優先順位が低いのだ
4.頑張っても結果が出ないことを知り、良い頑張りと悪い頑張りがあることに気づいた
5.考えることを放棄して、ただ時間と数をこなすのは努力ではない。それはある意味、楽をしているとさえ言える。頭を使って考えることの方が苦しいから、それを放棄してガムシャラに突き進んでいるのだ
6.目的は成長し続けること
7.日々小さな変化をする
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再配達から読了余裕でした。
とネタを挟んでも、本書にネタ要素はあまりなかった。
いや、タイトルはネタか。「仕事術」とはちょっと違うような。
日本人初のプロゲーマーになった梅原
ゲームから離れてていた時期もあったようだが
ゲームへの取り組みも、それ以外の取り組みもストイックなもので。
正にアスリートと呼んでいいものだろう。
肉体を使うスポーツ選手も
スポーツだけで食っていける人は多くはない。
プロゲーマーはまだ認知度等難しいものだろうがあるだろうし、
刻一刻とルールが変わるゲームの性質から、己を磨き続けなければならない傾向はより強いだろう。
その中でウメハラの姿勢はこれからを期待させてもらえる内容である。
先駆者として、輝ける夢であって欲しい。
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「勝ち続けるためには自身の成長を目的にする」
勝ち続けるための努力の仕方、考え方を梅原の実体験と共に書いた本。
「大会で勝つことを目標にするのはいいが、目的にしてはいけない」
「常に変化し前進していくこと」
当たり前と思える言葉も、梅原が語るとこうも重く響いてくるものか。
勉強する理由を答えられない先生に、夢や進路を簡単に変える友人に、勝負を避けた実力者や過去の自分に対して、
「避けるのか?諦めるのか?格好悪いぞ」と梅原が怒りを感じるシーンが何度も出てくる。
ここに梅原が持つ強い信念の根っこがある。このシーンに心揺さぶられた。
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・書評などで評判が高かったので購入。個人的には知らない人物だっったが、その哲学には学ぶものが多々ある。
・危険なのが、自己分析して自分のスタイルを決めるのではなく、他人の評価を鵜呑みにしてしまうことだ。
・勝ち続けるためには、勝って天狗にならず、負けてなお卑屈にならないという絶妙な精神状態を保つことで、バランスを崩さず真摯に向き合い続ける必要がある。
・バランスを保ち続ける方法は、個人個人で違うが、僕は自分も人間だし相手も人間であるという事実を忘れないようにすることであると考えている。
・先頭を走り続けるということは、自分で考え、道を拓いてきたということだ。
・行動を惜しまないということしか信じない。
・この方法はダメだと思うけど、実際に試してみないと本当にダメかどうかわからない。
・とにかく、できることを片っ端から試していくのだ。
・戦略や戦術も常に変化、進化させる必要がある。昨日より今日。どんどん新鮮なものを取り入れて、古いものを刷新すべきだ。
・より新しく、かつ良いものを生み出し続ける姿勢こそが、はるかに大事なことではないだろうか。
・僕にとっての正しい努力。それは、変化することだ。変わり続けていれば、必ず前へ進める。
・小さくてもいいから変えてみる。
・自分を変えるとき、変化するコツは「そうすることで良くなるかどうかまで考えない」ということだ。
・実際は、どれだけ失敗しても、どれだけ恥ずかしい思いをしても、それによって嫌われることなんてなかった。 話したければ話せばいいし、戦いたければ戦えばいい。失敗ばかりを恐れ何もしないのが一番いけない。
・かの喜劇王チャップリンは、インタビューで今までの中での最高傑作は何かと聞かれ、彼は「next one(次回作だよ)」と答えた。
・若いプレーヤーと経験のあるプレーヤーの差は何か?
それは「素直さ」だ。
・失敗することを恐れない人間でありたい。
・「運、不運なんて関係ない」運が悪くても勝てる道を模索するのだ。
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ゲーマーって思ってたより、自分の生き方とか深く考えてるんだな。毎日の努力によって、前日よりもコツコツ自分を成長させるってことは他のことにも通じることで、毎日なにかをつかむことって人生において重要なことなんだろう。
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すごく努力した。そして成功した。それはそうなんだろうし、素晴らしいことだと思います。
しかし何故かそれが胸に迫ってこない文章で、個人的には残念な一冊でした。
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既成は真似されるけど創り出し続けることは他には出来ないとか逆に言えば過去の一点に縋り付くのは力がないからとかなんかそこらへん
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プロゲーマー梅原は、何をするにでも異常なくらい目的を見いださなければやらない。ゲームであろうと何であろうと正攻法で回り道をしない。これを徹底する。流行、ハメ、癖読み(人読み)これらをいっさいやらない。誰も到達していない地点に行くには、それらを超えたブレイクスルーが必要だから。
この人は、●●道でよく感じる達人の精神域に達している気がする。
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勝つことではなく、勝ち続けるには、どのような姿勢で、何をしなければならないかを自らの経験に基づいて告白している。
1) 「昨日の自分と同じでいない」と、変化を求める生き方を続けること。変化することで失敗して後退することもある。しかし、もう一度変化すればよい。
2) 「気になること」 をメモし、後で解決することを誓う。準備し、注意していたことでは失敗は少ないが、気になることをほおっておくと、しっぺ返しをくう。
3) 考えることを止めなければ出口が見える。一回一回の答えが正解かどうかは問題ではない。それよりも、何かしらの答えや新たな考えを見つけることが大事。
悩みながら自分の道を見つけて、開拓してきた著者の生き方から学ぶ点が多い。