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投稿者:パルレア - この投稿者のレビュー一覧を見る
この二人が一番好きなカップルです。
娼妓同士でないと男の遊郭という設定があまり生きてこないというのもありますが…。
電子で久々に再読しましたが独特の切なさが楽しめました。
どう読んでも恋してる
2016/01/23 00:01
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さきん - この投稿者のレビュー一覧を見る
遊廓もの。明らかに相手に恋してるのに、自分では全く気づいていない主人公の蜻蛉。綺蝶に甘やかされていたせいか元々の性格か、どうも感情の起伏が激しく子供っぽい部分が目立ちます。しかも若干思い込みの激しい、おせじにも賢いとはいえない子。そのせいか読んでる途中は「いやいやいや!なぜそうなる!もう少し考えろ!」と保護者目線に。二人のやりとりは明らかに明らかに両思いなのに…綺蝶からは好き好きオーラでてるのに、なぜだ蜻蛉…。
結果、めでたく両思いで結ばれるので良かったです。綺蝶の素性はちょっととんでもすぎやしませんか、現代日本に吉原遊廓設定は無理すぎませんか、売春合法化はともかく折檻やら子供を売買やらはさすがに無理なんじゃ……なんての突っ込みは野暮の極みだよなぁ。でも豪華絢爛で古式ゆかしい遊廓の雰囲気に、時折混ざりこむ現代日本の気配につまづいたような気分になるのです。
遊廓ものですが、結ばれる相手以外とのベッドシーンはほぼないので安心して読めます。
贅沢いえば名物だという、二枚看板として張り合っている二人の鞘当て場面をもっと読みたかったー。
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初めて買った遊郭ネタ小説。前から欲しかったんですけど、なかなかいいのが無くて。初めて買ったのが当たりでした(笑
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遊郭物です。シリーズなんですが、私はこれが一番好きです。
というか他は呼んでません。気位の高い受けが好きです。
遊郭の掟やしがらみから逃れて幸せになるまでの二人を是非。
受けがお仕置きされる場面は思わず心臓跳ねますよv
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主役の二人がとにかく美しいです。着物とか花魁に弱い自分、早速はまってしまいましたよ。遊郭が舞台ということで
婀娜っぽい仕草がとっても似合っています。
いじっぱりでお姫様な蜻蛉が可愛くてお気に入りです。
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禿、傾城、お職…。酸いも甘いも知り尽くした遊女(男娼?)同士ってのがまた萌えどころかと。
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もうこのシリーズは最高です!!
皆さん是非読んでください!
一冊読んだら、もうあとのシリーズまで買ってしまう程の傑作です!
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遊郭シリーズでどちらも男娼のカップルが
新鮮で面白い。
ツンデレ女王様受けですか?
このシリーズで一番好きですね。
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花降楼シリーズ2作目のこの作品は、前作に登場した綺蝶×蜻蛉の話です。
いわゆるツンデレな蜻蛉と、蜻蛉を溺愛する綺蝶の禿時代からが描かれています。
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遊郭シリーズ第2弾。
遊郭で働く子達が結ばれちゃいます。
子供の頃の2人はすっごく仲良かったのですが、
仲違いしてしまって……でも密かに想い合ってて、
とある事件をきっかけにその想いが重なるっていう感じなのですが。
あんまり評価が高くない理由としては、
遊郭で働く子はやっぱり受としてのイメージが強い所為かなぁ。
攻があまりに受てるのを想像出来なくて、
なんか遊郭ぽくないなぁ…と思ってしまいました。
やぱ遊女(女なのか?)は客と結ばれるのが理想。
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[娼妓×娼妓]
幼馴染?もの
本当にこの作家さんは凄い。
蘇武と忍の話も切ないけど
これも別の意味でとても切ない。
綺蝶が本当に。。。
こんな人が実際にいたら凄いことになる。
ドラマCDとは全然違う。
こんなに長い話だったなんて。
またいつか忘れた頃に読み返してみたいと思いました。
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☆あらすじ☆
売春が公認化されて十数年経ち、遊里としての姿を取り戻した吉原。
蜻蛉と綺蝶は、男の遊郭である花降楼で双璧と謳われている傾城だ。
だが気位が高く「お姫様」とさえ称される蜻蛉と、彼とは正反対に気さくな綺蝶は犬猿の仲をまで言われていた。
しかし、そんなふたりにも花降楼に来たばかりの頃は夜具部屋を隠れ家に
毎日逢瀬を繰り返すほど仲が良かったのである。
2人の関係はいったい・・・? 花降楼を舞台とするシリーズ第2弾!!
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花降楼シリーズ2 「めでしれるよるのじゅんじょう」
綺蝶×蜻蛉
花振楼で双璧と謳われる二人は、犬猿の仲。幼い頃は仲が良く、夜具部屋を隠れ家に逢瀬を繰り返していたものだったが…。
蜻蛉のツンデレっぷりと、綺蝶の懐の広さが読み所でしょうか?
花魁同士のお話ってのは珍しいですね。
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<花降楼シリーズ>
『君も知らない邪恋の果てに』
⇒『愛で痴れる夜の純情』
『夜の帳、儚き柔肌』
『婀娜めく華、手折られる罪』
『華園を遠く離れて』
『媚笑の閨に侍る夜』
『白き褥の淫らな純愛』
『愛しき爪の綾なす濡れごと』
『臈たし甘き蜜の形代』
『恋煩う夜降ちの手遊び』
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このシリーズ大好きですって言いきれるくらいな遊廓もののシリーズ。
特に漫画化もされたこの二人の話は本当に好きで、漫画を先に読んだので、小説を読めるのが楽しみでしょうがなかったんですが。
えーっとちょっと期待外れだったかなー? という感想が、正直なところでした。
なんというか、漫画が良すぎて、小説に物足りなさをすっごく感じてしまって、もったいなかった……という感想が一番大きいように思います。
漫画は圧倒的な美し絵柄と物語がある程度進んでからのものなので、若干整理されているせいもあってすごく読みやすくて、感情移入しやすかったんですが、結構、蜻蛉が回りくどい性格をしているので、文章にするとわかりにくい部分が若干あるんだなー……ということを再確認しました。
蜻蛉は、本当、目は口ほどに物を言う……ってやつの典型だったみたいですね。
絵で自分の感情に振り回されておたおたしたりしているのを見るのは、とってもわかりやすかったです。
なので、小説の得意不得意を学んだようなそんな気がしました。
もちろん、こんな素晴らしい小説があったからこそ、素敵な漫画ができあったんだ、ということは重々承知していますが。
漫画のインパクトが強すぎました。
なので、個人的にこのシリーズを読むのであれば、小説→漫画と読むことをお勧めします。
それがなければ、十分に面白いシリーズにだと思います!
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2作目は花降楼でお職争いをする色子×色子なお話です。
受×受という、BLではある意味禁じ手的なカップリング。
でも大丈夫。受リバ大好きですから、どんとこい!
寧ろ、BL界はもっとリバが増えるべき。
攻リバなんてきた日には、もうニヤニヤしちゃいますよ。
幼い頃から花降楼でともに禿から育った綺蝶と、蜻蛉。
チャラ男とツンデレ御姫様。
こういう組み合わせが大好物なんです。
色子同士の恋愛なので、報われないコースまっしぐらかと思いきや、
意外な展開に、ちょっと笑ってしまった。いやそうきますか、と。
確かに、それだったら幸せになれるわなー…と思いつつ、非常に
楽しく読むことができました。