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夏の高知県よさこい祭りが題材の話。
よさこいについて知りたくなったし、見たくなった!
青春という感じでよかったー。
ただラストが少し物足りなかった
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高知県に行きたい!よさこいを自分の目でみたい!高知が熱い!!
ちなみに高知つながりで、有川浩さんの「県庁おもてなし課」もおすすめです。
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配達赤ずきんシリーズも井辻君も好きだけど、今は鯨井町チームが私の中で一番。みんな、みんなステキです。大崎さんの文章もすごくステキでした。
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よさこい祭りのテンション、登場人物が創る物語のテンションに温度差?交わり辛いベクトルを感じた。主人公の性格が、私にそう感じさせたのかな?
私的には、よさこい祭りを題材にしなくても、表現出来るストーリーと感じた。
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簡潔にこの小説を表すとよさこい青春小説ミステリー仕立て。実は実家があるよさこい会場の一つのかなり近所なもので、吃驚する位思い出の琴線に触れる小説でした。実家での生活圏真っ只中過ぎて、もう色々な場所が目に浮かぶ浮かぶ。ただ僕は自分で踊ったことのない土佐人なもので、よさこいに参加する側の視点や舞台裏の話はかなり新鮮でした。今まではよさこいに参加している人達はただよくやるなと感じるだけでしたが、初めて憧憬を感じられた気がします。主人公の思い出の女性探しの展開も素晴らしいです。清々しい気分を存分に味わえました。
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「4年前に会った憧れの女の子を探す」ことを主軸によさこいをテーマにした青春小説。ミステリーとしての仕掛けが1話と最終話にあった。照れくさいほどの度直球の青春を感じることができ、またそれが厭味に思えないのは作者の素直さがにじみ出てるからだと思う。もう少しよさこいダンスについての苦労があってもよかったかな。素人というわりにラストはダンスのセミプロのようだったので。
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高知のよさこい祭りを舞台にした青春物語。
都会から大学進学で高知にやってきた主人公の男の子の
よさこい祭りに没頭した一夏が描かれています。
感想から述べると、
読んでよかったと思えた1冊でした。
今や全国的に踊られるようになっている「よさこい」ですが、
実は歴史はまだ浅かったり、実は現地では熱狂的になるほど盛り上がっていることなど
私の知らない世界が沢山描かれていました。
もともと、私は昔からのお祭りがあるような土地で育っていないので、
お祭りに対する気持ちが強い土地(浅草など)には憧れますが
高知もまた、そんな土地の一つだったのですね。
ストーリーのペースは、主人公の心境そのもので、
初めは、従兄弟に半ば強制的に勧められて関わることになった、というゆっくりペースなのですが、
章を進めるごとに、どんどんスピードアップ、一気に読み込んでしまいました。
本作品には、
よさこい祭りに参加するべくチームを立ち上げるところから、
スタッフがどのように自分たちのチームを作っていくのかが
詳細に描かれていて、
・よさこい祭りに参加する地元のチームは毎年都度立ち上がること、
・いくつかのルールさえ守れば自由に踊れる(音楽や衣装など)こと、
・踊り子は毎年自分で踊りたいチームを選べること、
・踊り子を獲得するために各チームスタッフは力を入れて準備をすること、
…など、現場視点でのよさこい祭りも知ることが出来るんです。
その年のよさこいは一度きりで、踊り子を含むチームも一夏限り。
だからこそ、よさこいに懸ける想いが強くなるのかもしれません。
登場人物それぞれにも色々な想いを持って挑むイベントで
フィクションの世界とは言え、羨ましいとさえ感じました。
それぞれみんな、きらきら輝いていてとても魅力的でした。
また、一方で主人公の恋模様も平行に描かれているのですが、
それもまた爽やかな感じにまとまっています。
個人的に嫌いじゃない終わり方だと思っています。
夏のクジラ。
タイトルの通り、真夏のお祭りの熱気を感じつつ、
そしてとてもさわやかな気持ちになれる1冊です。
【余談】
本作品を読み終えて、まんまと影響された私。
youtubeでよさこい祭りの映像を片っ端から見てしまい、
関東のチームにはどんなものがあるのかを片っ端から探してしまい、
「よさこい祭りを高知に観にいきたい」
「よさこいを踊りたい」と思い始めてしまいました。笑
だってかっこいいんだもん。
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高知のよさこい祭りが舞台の青春ストーリー。
今までよさこい祭りに関して全くと言ってよいほど知識も興味もなかったけれど、読んでいるうちにすっかりその魅力に引き込まれてしまい、今では一度は見に行ってみようという気持ちになっているほど面白かった。
大崎氏の作品だけあって、作品のもう一つの骨子となっている人探しに関する展開や、個性的な登場人物の描写などが非常に巧みであり、企画の面白さと勢いで読ませる多くの青春小説とは明らかに一線を画する、レベルが高い作品だと思います。
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私は祭り好きではないけども、祭りの熱気が伝わってきて、イイ感じ。
[BOOKデータベースより]
大学進学で高知にやって来た篤史はよさこい祭りに誘われる。初恋の人を探すという淡い望みを抱いて参加するも、個性的なチームの面々や踊りの練習、衣装も楽曲も自分達で作るやり方に戸惑うばかり。だが次第に熱中するうち、本番が近づく。憧れの彼女は果たしてどこに?祭りの高揚を爽やかに描く青春小説。
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高知・よさこいのお話。
ある想いを抱いて、進学先に皆が「?」と思う、高知を選んだ。
4年前のある出来事が忘れられないでいた・・・。
よさこいに懸ける人々の想い、熱、景色が上手く伝わってるかな、と思う。
感情の機微とかも。
装丁も好き。
出てくる人物が皆いい人だ・・・。いい人過ぎるのか?
ということで、★4つ
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日常ミステリーでおなじみの大崎梢さん。『配達あかずきん』以来、久しぶりに読みました。
舞台は高知県。よさこい祭りに参加することになった大学生の男の子。祭りのスタッフになることを通して、過去と向き合い、人々と出会い、成長していきます。
いわゆる青春もののお話で、爽やかな気分で読めました。一つのことにひたむきに取り組むって、やっぱりいいですね。あと、祭りの熱気が文章から伝わってきて、その場にいるような臨場感を感じました。
高知のよさこい祭り、どんなものなのか一度見てみたいですね。
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高知・よさこい祭りを見に行った帰りの新幹線の中で、一緒に行った友達が貸してくれて夢中で読んだ。
よさこい祭りをもう一回体験しちゃった感じ。祭りに参加してる人はみんな一年間よさこいにかけてるんだよなー、それぞれドラマがあるよなー、ちょー青春。
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青空に舞う纏。 曲に合わせて振り鳴らされる鳴子。
ぴったりと動きを揃え、最高の笑顔で舞う踊り子たち。
年に一度のよさこい祭りに懸ける思いの熱いこと!
有川浩さんの小説、『県庁おもてなし課』や『ゆず、香る』
ドラマ『遅咲きのヒマワリ』などで、ここのところじわじわと高まっていた
「高知に行きた~い♪」熱が、さらに急上昇してしまいました。
東京近郊で育ったにもかかわらず、ひょんなことから中三の夏
祖母や従兄弟の住む高知で、よさこい祭りのチームに参加することになった篤史。
審査員から、素敵なパフォーマンスをした踊り子だけが貰えるメダルを
祭りの最終日に交換しようと約束した女の子が、いつのまにか姿を消して。。。
初恋の夏から4年。
彼女にもう一度逢いたい一心で、関東からはるばる高知大を受験し
晴れて大学生として高知に戻ってくるとは! 青春ですね♪
彼女との再会を果たすため、しぶしぶ参加したはずのよさこいなのに
チームの一員としてコンセプトの決定から衣裳や音楽選び、
メンバー募集のためのHP作成、踊りの練習、地方車の飾りつけまで関わるうち
どんどん燃え上がる、よさこいへの情熱。
遠い昔、学園祭に向けて狭い教室にぎゅうぎゅう詰めになって
模擬店や仮装行列の準備をしていた時のときめきが、懐かしく甦ったりして。
最終日に向けてどんどん白熱していくよさこい祭りそのままに
地道な準備作業に始まって、厳しい練習、汗と笑顔が飛び交う祭り本番へと
一気に加速していく物語。
祭りの喧噪も過去のわだかまりもすべて遠のいて
切り取られたようなラストの一瞬、爽やかな風が心を吹き抜けます♪
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好きになるということは、弱みを持つということだ。けれどよさこいが好きな彼らは輝いている。
お祭りってなんでこうも人をワクワクさせるのだろう。熱くさせるのだろう。
いつか来高したいと心から思った。
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《本文より》
きれいな人なら他にもいたかもしれない。
「どうゆう時間をいっしょに過ごしたか、その方が大切である。」
「なろううと決めたときから、始まってるんだ。
今、本気になれん者に後があるものか。」
「お前は踊れいいないわけではない。
ただ綾乃や多郎はカジが想定していたレベルの
もっと上を目指している。それが差を生むのだ。」
「真剣さがたりない!」
「そうゆうともちがう、お前だってがんばっている。
多分、ここまで行きたいちゅう「ここ」が明確にあるかどうかやろうな。
お前にとってよさこいは何や!!
今年のチームで何がやりたい。