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約十年ぶりくらいの貴志作品。
いやあ、実に面白かった!
何を言ってもネタバレになりそうなので多くを語れないのが残念。
怒涛の後半こそ若干の駆け足感は否めないが、ページをめくる手が止まらなくなることは間違いない。
「そして粛清の扉を」以来、久々に興奮しながら読み終えた作品でした。オススメ!
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とある男性教師が、学校内における生徒の悩み、いじめ等の問題に対し真摯に取り組みそれを解決していくお話………………ではなかった。
これはサイコパスな彼による彼のための理想の学園を創り上げる、そのために邪魔なものはあらゆる手段を使って全て排除する、そんな彼を描いた物語だ。
なんてファンタスティックなんだ。震撼するとはこのことか。
彼を不信に思う生徒が台頭してきて、どうなることやら下巻へ続く。
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やっと文庫来た!
伊藤英明のイメージしかないので脳内ハスミンは完全に伊藤英明だったw
先が気になって一気に読んでしまったけど、誰が喋ってるのかわからなくなるほど会話が続いているところが何回かあって残念。
内面と外面のギャップをどうやって演じてくれるか気になってくるよね、読むと!w
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サイコパスの話。
聞く所によるとこの『悪の教典』は上巻より下巻の方が面白いらしい。それは『新世界より』の上巻が世界観や設定などを読者に馴染ませ、伏線を配し、中巻・下巻で物語がジェットコースターのように加速したのと似ている気がする。
何が言いたいかというと、下巻が楽しみだ。
ところでここのところ貴志祐介の作品は軒並み映像化されている。
『鍵のかかった部屋』はドラマ化、『新世界より』はアニメ化、そしてこの『悪の教典』が映画化である。
楽しみではあるが、小説という読者の想像上に描かれた各キャラクターたちを裏切らないようにしてほしい。
楽しみではある。
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映画化につられて、買ってしまいました。初めての貴志祐介です。
面白いです。でも怖いです。こんなに簡単に人を殺してしまっていいのか。。。小さいころから含めて、上巻だけで何人死んだんだろう?
下巻を読むのが怖い気もするけど、でも読む手が止まらないです。
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今のところ、文句なしにおもしろい。
バイト中に関わらず一気読み。
色々なことが立て続けに起こって、読んでいて飽きないね。
さあ、ここからどうなるのか!
下巻へいそげ!
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映画の予告を見て、よみたい!!と思ったら文庫が売っていたので購入。
まだ読んでないけど(分厚い上下巻・・)楽しみ♪
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上巻に関しては可もなく不可もなくと言ったところ。
面白くないこともないんだけど、上巻では貴志先生らしいスピーディーな展開や魅きつける文章といったものがあまり見られないかな。
けど下巻はかなり面白い。まだ読んでる途中だけど下巻は序盤から面白い。
本当の物語は下巻から始まると言っても過言ではないくらいだ。
そう考えると、上巻は学校内の独特の雰囲気だとか登場人物のイメージだとかを読者に定着させるための序章的な役割を果たしているのかもしれない。
大分長いけどw
とにかく下巻はヤバいぜ。下巻にして漸く「これぞ貴志先生!」って感じです。
後、学校が舞台だとどうしても登場人物が多くなって誰が誰なのか分からなくなって混乱してしまう。まぁこれは自分だけかな?
そんなことより俺も言わせてみたいぞ
"I am my teacher's pet."
まぁ俺別に教師でも何でもないんだけどね。
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サイコパスを主人公に据えた小説として貴志祐介には「黒い家」という名作があるが、この「悪の教典」のハスミンは、キャラの立ち方が、前作以上にヴィヴィッドで、ストーリーに引き込まれる。
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私立高校を舞台に、共感性が欠如した人間が悪意を振るう。
高度な知性と学習で感情をトレースして周囲を上手くだまし、場を掌握して、邪魔な存在はばれないように排除する。さくさくと簡単に人が葬られていく。
良い意味で不快感が胃の底から込み上げてくる感じを味わいつつ読んだ。
読み手側としては、蓮実せんせーは悪い人、という認識でいるため生徒や教職員連が気付かないのに悶々とし、騙されないで!と思ってしまうが、実際自分がその場に居たら簡単に騙されてしまうだろうなぁ。
この後どうなっていくのか気になる。下巻へ続く。
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上下巻とも読了。
可もなく不可もなく。
そもそもあまり期待せずに読み始めていたのでそこまでがっかりすることはなかったが、オチに少し不満が残ったかな。
基本的にはネタばれはしないつもりなので何がどうなったかは言及にはさけるが、少々中途半端な感じがした。
まあ、文庫なら気になってる人は購入して読まれても損ではないと思う。
秋に映画も公開されるが、監督は三池崇史。グロ描写は期待できそうだけど、エロ描写はそのままやったらR-18になりそうだからあまり期待しないでおこう。
ということで、映画が気になる方は読んでおいていいかも。そうでない読書家の方はいろいろ愚痴りたくなりそうな作品でした。
ということで、この本自体には星2つ、映画に期待してもう一つ星をつけて総合で星3つということで。
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蓮実の怖さが後半になるにつれ、徐々に明るみに出始めるあたりが怖い。最初の印象が真逆に変わっていく様は背筋に寒いものを感じてしまった。擬態している、という表現がぴったり。
途中突発的に行動を起こす部分があり、いくら下準備や計画があったにせよ、冷酷で計算高い蓮実にしてはちょっと不自然では?と思ったが。
巻末の終わり方が下巻にどのようにつながるのか非常に興味深い。
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面白すぎて一気読み。
私は多分この中の生徒だったら完全に補食されていたな。
犯罪心理学にちょっと興味持った。
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貴志佑介氏のホラーミステリーは、読むのが止まらない。
2年前に読んだけど、面白かった記憶!
とびきり有能な教師がサイコパスだったとしたら、その凶行は誰が止められるのか──ピカレスクの輝きを秘めた戦慄のサイコ・ホラー。2010年度「このミステリーがすごい!」第1位、「週刊文春ミステリーベスト10」第1位、第1回山田風太郎賞。
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生徒に人気の爽やかな教師には裏の顔があった―――
機械のように殺人をする姿が怖いのにドキドキする、読み進める手が止まらない…
これ以上、探ってはいけない、読んではいけない。禁断の書を読んでいるような気分。
ストーリーは恐ろしいし気持ちが悪いのに、先が気になる。読ませるのがうまい。
読むと心が疲れちゃうようなパワーのある本なので、一気に下巻まで読めないかも。少しずつ読みたいな。
☆あらすじ☆
とびきり有能な教師がサイコパスだったとしたら、その凶行は誰が止められるのか──ピカレスクの輝きを秘めた戦慄のサイコ・ホラー。2010年度「このミステリーがすごい!」第1位、「週刊文春ミステリーベスト10」第1位、第1回山田風太郎賞。