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この前バーで、靖国神社のお話しで盛り上がったなあ〜とな、選んだ1冊です。
先人の方々のあゆみは知らないなら知っておいた方が良いかと。
こちらを読了後、ずっと特攻サイトを拝見しましたが……。むむむむむ。
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飛び出せ以下略。ヒロシマオキナワ両ノートもそうだったけど、こんなんブクログに置く意味は無いのかもしれない。人の生き死にそのものについての感想文なんて私には書けませんよ。
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06'9'10購入。最初の特攻隊士・最後の特攻隊士を作者自身の体験や特攻隊士たちに纏わるエピソードを交えて語る。特攻していった青年たちを愛をもって描き出している。その精神の気高さを賞賛する一方で、軍部への批判も伺える。矛盾しているようで実はまったく当然のことである。特攻隊士は皆、軍のため陛下のために死んでいったのではなく、愛する者たち(両親、妻、兄弟)のために死んでいった。「桜花」を自らの棺桶と定めて突撃していったのである。
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最初に神風を吹かせた関と、最後に収束させた中津留の特攻を描く。
単なる狂気のように、あるいは神格化されるばかりの隊員の、人間としてのリアルさがよく表れている。
終戦の日、別のところで世界を変えかねない闘いがあったことを知らないのは当事者としてどうだろうか。
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知人から頂きました。
…なんというか、今までに読んだことのないジャンルで。
なんとコメントしたらいいのか分からないのですけれど…。
WW2の桜花とかの話しです。
すごく深いもの感じさせられました。
こういう話はもっと知らなければならないんだろうな、と思いました。
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太平洋戦争中、特攻航空隊を考えた日本人は天才なのだろうか。
「人の命は地球よりも重い」現代では考えられない戦術であり、当時でも日本軍以外にそのような発想はなかっただろう。しかし、日本軍はこの特攻を通常の戦力に組み込み、特攻隊編成のため、経験の乏しい若年兵をわざわざ徴収している。さらに、航空機の特攻に続いて、人間魚雷、人間砲弾、人間機雷と、特攻兵器のバリエーションを増やしている。異常な軍隊だ。
そんな特攻隊第1号に選ばれたのが、関行男。そして、日本敗戦後、その情報を知らずに特攻隊として出撃して、帰らぬ人となったのが、中津留達男。最初と最後の特攻部隊の指揮官である2人は、偶然にも海軍の同期生で、結婚したばかりであった。その2人の調査、および遺族への取材を通して、戦争の虚しさを描いたドキュメンタリーな城山文学。
小説家としての戦争文学、著者の軍隊時代の自伝、そして、特攻隊指揮官の2人の遺族を調査したノンフィクション。この3つで構成されている本作品。読んでいて辛くなるのは、特攻に対する世間の考え方が賛辞から非難へと変わるのに伴って、振り回される遺族たちの生活だ。特攻による最大の被害者は特攻隊の遺族であるのかもしれない。
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戦争について書かれた本です。
特攻隊についてかかれています。
やっぱりかっこいいです。なにかひかれるものがあります。
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最初の特攻隊指揮官(関)と、最後の特攻隊指揮官(中津留)の生き方と、さらに、遺された家族の生き方までを追ったドキュメントノベル。
戦争を知らない私たち世代にとって、それを後世に伝えるための名著だった。
「そうか、もう君はいないのか」で城山三郎に出会い、ドキュメントノベルの方はこの本が初めて。2冊はかなり違ったジャンルではあったが、改めて城山三郎ファンになった。
亡くなられた事が本当に残念。
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なんでこんな非人間的な攻撃方法・兵器が考え出されたんだろう・・・戦争自体が非人間的だからその中でオーバーヒートして訳わかんない解が導き出されるのかな。それにしても気の毒だ・・・
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まず表紙の写真で哀しくなって溜め息が出る。
こんな聡い顔をできる人間が65年後の今どれだけいるだろうか。
この国は何かというと悪いエピソードにアレルギーを起こしがちで、嫌な過去は掘り返さないようにしたがるけど、事実は事実として後世に叩き込むべきじゃないだろうか。
じゃないといつか8月15日が何の日か言えない奴らばかりになっていく気がする。
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太平洋戦争末期の特攻隊で散っていった人たちのエピソードを、文献のほか著者自らの足で集めた一冊。
特攻第一号の関大尉と、最後の特攻になった中津留大尉がフィーチャーされている。
特攻隊に関することはどんな話を何度聞いても、いたたまれなくなる。
戦果を挙げられるかわからないが、突っ込む者は必ず死ぬ。
自他ともに認める優秀な飛行機乗りだった関大尉が特攻の駒として使われる無念さ。
終戦を知らされないまま、玉音放送の後に出撃させられた中津留大尉。
本人の悔しさとか、辛さとか、残された家族の苦しさは計り知れない。
多くの人に読んでもらいたい一冊。
星の数では評価できない。
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「知覧」に行って、これを読んで…みんな、お国のためって信じて散っていたのが心に痛い。特攻隊で亡くなっていった人達は今の日本をみてどう思うだろう?
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20100825読了。
特攻でどんな人達が散ったのか分かる本。同い年か年下が多い。みんな家族と国を思って飛んだんだ。
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・最初の特攻の飛行士から最後の特攻の飛行士までをさまざまなエピソードを交えて書いた一冊。
・いろいろ面白いエピソードが多いんだけれど、散漫なイメージを持った一冊。違う書き方をすればもっと面白くできたんじゃないか。次から次へと話題を移しすぎる印象。
・読んでからかなりたつのであまり覚えてない。。
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結構こういう類の本は読んできたけど、
全然知らなかった特攻兵器(と呼べるのか)の存在を知り愕然。
外で読んでたのに危うく泣きそうになってしまった。
なんだろう。
なんなんだろう。
確かにあったはずの事実は、
絶対に受け入れられるものじゃなくて、
それこそBAKA BOMBなわけだけど、
馬鹿じゃないのって片付けてはいけない事実。
知れば知るほど胸が痛くなる。
そして私自身のあり方を自問させられる。
ホシ 計測不能