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「投資ガイドブック」というより「新興国ガイドブック」。ハウツー本的な題名とは裏腹に、新興国の経済展望がかっちりと分析されている。
・新興国は、成長性が高くても通貨が強いとは限らない。
・中国:GDPは2032年に米国を上回る(PWC)。ただ人口のピークは2025年の14.0億人がピーク。サービス業への転換がうまくはかれるかが鍵。
・インド:GDPは2028年に日本を上回る(PWC)。人口は2030年に中国を超える。インフレ、資源の純輸入国であること、恒常的な経常赤字がネック。etc
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新興国について詳しく分析されており、分かりやすかった。
投資初心者のために分散の仕方なども書いてあり、参考になった。
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新興国に投資するメリットおよびリスクについて、経済的側面からだけでなく、歴史、宗教、政治等多方面から解説している一冊。内容はIMFやシティグループの数値等を盛り込んでいることから多少論文調であるが、信頼度高。
中国:一人っ子政策による歪な人口ピラミッド(2050年65歳以上の人口割合25.6%)、サービス業や消費財への転換が今後の課題、選挙で力をもつ沿岸部企業の反対を背景に元高に動くには困難
一党独裁による安定した経済成長(GDP成長率年10%弱)
インド:教育水準、民主化度、人口(2020年代に中世界一、2050年に17億人)等の要因から成長が期待されるものの、インフレ率および資源の海外依存度が懸念材料
投資における留意点
大局観をもつ、歴史は繰り返す
長期的に投資をする
バランスをたもつ