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投稿者:わびすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
近年のSFなのが信じられない。異星人の書き方とかもギャグですかというレベル。タイトルからディックへのオマージュ作品かと思ったのに、そんなテイストはかけらもない。評点は1でもいいが、なぜかリーダビリティだけは良いので。
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久々に出会ったスカッとする冒険SF! 現代的なユーモアと古典のエッセンス、映画のようなスピード感と無茶苦茶な展開なのに、きちんと納得させてしまう理論。とにかく、最高! 宇宙には600以上の知的種族がいて、更にそこに『人工的に作り出された知的種族』が加わった! あぁ、こういうSFとの出会いこそ、至福と云うべきだ。
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ジョン・スコルジー初読み!面白いです。コンピューターネットワークに存在する知性。大銀河連合。スペーヴウォーズ。宇宙人。宗教と国家。政治と法律。権力の委譲とその統治。戦争の悲惨さを権力と理性の使い方で回避するところ。最後の幕切れがなんとも爽快。純粋にSFを楽しめます。楽しかった^^間違いなく個人的な今年の上位に入ります。老人と宇宙も読まねば。題名もSF者を泣かせますね!
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正統派SF。
大銀河連邦に所属している地球には様々な異星人が共存しており、問題も様々だった。主人公のクリークはそういった問題を解決する、悪い知らせを届ける役だった。そんな中ニドゥ族との間で問題が起こり、ある羊を探す羽目になる。
人工知能、異星人との戦い、駆け引き、政治的トラブルなど全ての要素が盛り込まれておりストーリーも良く考えられていて、非常に面白かった。映像化したら陳腐なモノになりそうな感じだけど、良い小説だった。
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見事なまでにタイトルホイホイで引っかかった一作。
古典SFへの愛と憧憬が盛り込まれた、懐かしい香りのする作品でした。
ある意味、タイトルに偽り無し。
どちらかと言うと、「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」よりは、
「ペイチェック」「マイノリティ・レポート」に近い趣を感じました。
ギミック溢れる世界でのドタバタ逃避行とでも申しましょうか。
エイリアンの造形次第では映画化もいけそう。
個人的に一番おもしろかったのは物語の発端となった、
あのふざけまくったプロローグ。いいぞもっとやれ。
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登場人物が多すぎて序盤把握できなくなりかけました。
が、読み進めたら、後半の展開と論理理屈の展開が素敵でよろしかったです。
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タイトルだけ見れば、ただのパロディ。しかも低レベルな。
でも内容は、色んなパロディも散見されつつ
オリジナルで面白い世界。この作家の次作が読みたい。
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いやー、面白かった。
満足の 1 冊。
冒頭の章で、このまま B 級というか、
ナンセンスもので進んでいくのかと思っていたが、
そんなことはなかった。
アドベンチャー SF としての質は大変高い。
ユーモア?おちゃらけ?なテイストが、
独自の世界を作り上げている。
最後のもっていきかたも見事で爽快。
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タイトルで「お」と思った人も多いのではないでしょうか。
SF分野はまだ初心者ですが、私もそのうちのひとり。装丁買いな部分もありました。
前半と後半で規模が大きく変わる本編は、読めば読むほど引き込まれていく内容。
序盤一気に人物が出てくるので関係性を掴むのが大変でしたが、分かってくると関係の糸が幾重にも張られていて面白い。
他の方のレヴューにもあるように、地球外生物に宇宙外交、スペースシップなど、SF世界観が法と共に確立されているのが曖昧さを無くさせて読み易いです。
時折はさまれるジョークのような会話もメリハリがあって良い。
個人的にはナーグの性質がお気に入りでした。
なにはともあれ、タイトルで買っても損することないSF作品であったと思います。
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「老人と宇宙」シリーズの最後を読むのが苦痛でスコルジーはもう読むことは無いかとおもっていたが、これはいける。てか無理やりシリーズ続けるのやめた方が良いと思うぞwww
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◆序章を読み始めた時は「あれ…自分は選んだ本を間違えたのかなぁ、それともタイトルと帯に騙されたのかなぁ?」と不安になりました。
◆ところが本章がはじまって物語が段々と加速すると、躍動感溢れる登場人物達のディテールが詳細かつ迫力を伴って読み手に伝わって来ます。
◆残りページ数が気になってハラハラしながら読んでいるうちに物語の世界に夢中になってしまうかもしれません。見事としか言えない完璧な結末に辿りついた時の感動と達成感は十分値打ちがあると思いますよ。
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異星人との戦争を避けるために、異星人の政治的儀式に必要とされる遺伝子操作によってつくられた青い羊を探す。
アクション部分(ジャンプ力の上がる靴で2階まで飛んだり)がSFらしくてちょっと面白かったけど、ストーリー自体がご都合主義すぎて白けてしまった。SFらしいガジェットもあまり登場せず、ドタバタ刑事もの?のような印象が残る。
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あはははは。期待して読み始めたSFだったのに、コメディだったけれど、全くもって面白かった。おなか抱えて笑うのって久しぶり。だったおならだもん!!お約束の展開でSF小ネタをちりばめつつ、安心して最後まで読み切れる。
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タイトルはディックの名作から、ということで多少身構えて読んだが冒頭からしてアレ、いや冒頭のアレがアレなのに、その後の展開もめちゃくちゃ面白かった。
特殊な羊をめぐるスペースオペラ。
ボーイミーツガール。
羊の正体も良いけど、わたしはブライアンちょう好き。大好き。
ラストの畳み掛けと、明朗快活に満足!と叫び出すくらいにスッキリな読後感。
SF初心者にも親切。
なんと読みやすいことか。
脳内映像化も完璧よ!
そして見事なまでの大・団・円!!!
無事で良かったね、羊さん。
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スコルジーに外れなし。
いやー、気持ちいい。私はこういう話が読みたくて、ずっとSFを読んでいるんだよ。
冒頭のおバカなおなら話のせいで、久しぶりに『地球はプレイン・ヨーグルト 』を読みたくなっちゃった。