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これは、夢と希望のお話。
は?鬱マンガじゃねーか!シュールレアリズムとかキャラクターの抽象化とか、哲学チックなものはよくわからんよ。
ソラニンから来た人は、どうかこんな風に避けないで。
トリのような姿をしたどこにでもいる少年、プンプン。
どこにでもある夢を持って成長し、どこにでもいるような子に恋をして、どこにでもあるような挫折をする。
複雑な家族関係の中で絶望が繰り返される。
夢は破れていく。本当の自分は何なのだろうと自問する。
この作品でいう「夢」とは、少し危険なものとして描かれている。
堅実な将来の憂いとして
どこかにあるはずだと信じて疑わない理想の自分として
現実の自分を怠けさせるものとして
「夢」のために「自分探し」をする若者をどこか冷めた視線で、描く。
万能感にあふれた人々は、それが無能から来るものだとは気付かない。
今、自分たちが生きている社会への、警鐘。
夢は、天国と地獄が表裏一体の、毒をもった甘い言葉なのだと。
そんな絶望だらけの世の中。
それでも小さな、金平糖のように小さな、希望はどこかにある。
それが生きがいと呼べるたいそうなものかどうかは分からないけど、ふと降ってくる幸せは、人を死なせずにすむには十分な理由になるのではないかな、なんてね。
つまりこれは、身近で現実的なお話。
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絵といい登場人物がシュール過ぎますw
名前の割にはとってもシビアなお話です。
小学生プンプンはかわいいんですが、この後ちょっときもくなります。
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相変わらず浅野さんの漫画は少しエキセントリック。
まあそれが魅力なんだろうけどね。
人間の一番怖いところが濃縮されてたりそうじゃなかったり。
先輩が好きです。
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私にとって初、浅野いにおの漫画。
残酷なほど、リアル。キラキラした夢の隣にはいつも現実があった。
この漫画のどこかに子どもの頃の自分がいるような気がする。
関係ないけど、神様が私の友達に似ている。笑
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既に完結しているのか、と思ってAmazonで一括購入するもまだ継続連載中なのですね。
社会人になって、完結した作品の大人買いでの全巻読破、という文化に慣れてしまって久しいので、
若干、消化不良が続いていますが、とても都築が気になる良作です。
5巻まで
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職場の人に借りて読みました。
浅野いにおあまり好きじゃなかったのだが、これはぼちぼち好きかも。
でもあまりにシュールすぎて時々ついていけない。
キャラがハトの嫁さんに似ている。
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いつもの「浅野いにお」節かと思えば、そういうわけでもない。
読みすすめていくごとに話の深さに複雑な気分にさせられる。
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友人に借りて、浅野いにお初・読。
とりあえず、5巻まで読む。
負のオーラ全開ですが、マジ面白かった〜♪
若干グロいかもだけど、全然不快ではなく、言いえて妙なフレーズがいっぱい。
この人天才!
グッドバイブレーション〜!
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ずーっっと気になってて
やっと読んだプンプン。
まず1巻だけ買って、
次の日、2・3巻もまとめて買っちゃいました。
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「フツーの」小学5年生・プンプンの、波瀾万丈の人生をおった、成長の物語―― 今もっとも注目を集めている新世代作家が、まったく新しいアプローチで、21世紀の「イマ」を撃つ衝撃作品!コミック史上類を見ない、「リアリスティック悲喜劇」
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さいしょの衝撃がハンパなかった。
主人公一家がひとのすがたぢゃないトコロに?がついてまわるけど
違和感なく読めます。
このマンガにでてくる大人が
ひとのこころの内側をあらわしてるようですき。
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シュール。
こういう漫画をはじめてよみました。
何も語らないプンプン。
神様に祈るプンプン。
流されてしまうプンプン。
何かを生み出そうともがく周りの子どもたち。
動くのが正解なのか。
受け入れるのが正解なのか。
がんばったから報われるわけじゃない。
運や才能や環境に左右される問題は大きい。
でもそれを子どものうちに知ってしまうのは悲しいなぁ。
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プンプンは普通の男の子。
ただね、読者にはプンプンに見えるだけ。
プンプンは普通の男の子。
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******引用******
…もし、
知ったかぶりを
するのが子供で、
知らないふりを
するのが大人
だとしたら、
まだまだ
自分は子供なの
かもしれない、
と、プンプンは
思いました。
―― 『おやすみプンプン (5)』 p.36
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一言で言うなら、現代版「人間失格」。あの浅野いにをさんがやりたい放題やってます!
はじめは、いにをさんらしいお笑いかと思ってたら、時間軸が進むにつれて、人間の内面につっこむような、僕らが普段もやもやしてて言えないことリアルに表現。えげつないものはえげつないままに。はかにものはかないままに。そして主人公の苦悩はこれから先どいうなっていくのでしょう。