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会社員時代から有給を使い切っては旅行していた宮田珠己氏。将来の見通しもないまま、旅行したいがために会社を辞めて、世界各国を思う存分旅します。旅行好きなら誰もが憧れるシチュエーションですが、実行に移してしまうところがスゴイ。
会社員時代の有給旅、退職後の旅、大器晩成前の三部で構成されていますが、どこを読んでも面白い。フィリピンで同行者がウニを踏んだり、チベットで高山病に苦しんだりと、どこを旅しても何かとケチがついてしまう宮田氏。悲壮感にあふれない独特の語り口が楽しくて、思わず笑ってしまいます。
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ある日、サラリーマンが会社を辞めて東南アジアの迷宮へと旅立った。サラリーマンを辞めて旅行家??になってしまった宮田珠己さんの「旅行人」の連載をまとめたものだそうです。
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宮田節とでも言うような軽い言葉の言い回しがいいよね。
この人の場合は旅先や旅先での感性に興味があるわけでなく、言葉の言い回しと鋭角なのに柔らかい視点からの軽い考察が好きで読んでしまうポップでキャッチーなエッセイ。
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サラリーマンから一転、旅関連の物書きになった作者の
一代記(大げさ)。
テンポよい文書で、旅先で楽に読むのちょうどよい。
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『ときどき意味もなくずんずん歩く』がつぼだったのでこちらも購入。
とても楽しかったのに、引用文として抜き出すと面白さが伝わらない気がする(´・ω・`)なぜだ?
おぉ、そういう考え方もあるのかと思ったのはあとがき中の一節。
「自分の未来がよくわからないのは案外いいものだ、と最近は思う。」
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旅本みたいだし、タイトルにひかれて買ってみたら、当たりでした。「珠己」だけど、男の人です。なんだかへなちょこで、くすって笑ってしまう。穂村弘さんとちょっと似た感じで、かわいらしくてえばってなくて、好感の持てる文章だった。ほかの本も出てるみたいなので、読んでみよっと。
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突然だが私はインドを旅したことがある。 香港、中国、インドシナ半島と経由して、デリーの空港へ降り立ったときは、季節はすでに秋から冬へ移っていた。 はずなのだが、10月の下旬に成田を出発した私は、飛行機乗り換えのためにバンコクに一泊しただけで、翌日インドに到着した。 季節どころか月も週も変わっていない。 『深夜特急』の旅とはやや違うが、とにかくインドにやってきた。 で、インドの魔力にからみとられ滞在が半年を過ぎる、こともなく、ロンドンめざしてバスで出発する、こともなく、山奥で修行してレインボーマンになることもなかった。 ただ、街角でインド国民飲料・チャイを飲んでいたら、男に「おまえは日本人に見えない。ネパール人のようだ」と言われた。 ネパール人、このように文字にすると、なんだかケムール人とかバルタン星人のようで、ウルトラマンと戦ってしまいそうだ。 この旅の前後、愛読していた雑誌は「旅行人」であった(当時はほぼ月刊、現在は季刊で発行)。 「旅行人」は、ザックかついで海外旅をするバックパッカーに役立つ情報や紀行文を掲載している。 連載も充実しており、編集長・蔵前仁一の紀行、コラム、ヘタウママンガエッセイのグレゴリ青山、小説のような読み心地の紀行エッセイ田中真知と個性的なメンバーが集まっている。 そのなかにおいて、まったく読んでも役立たない、脱力するしかない旅エッセイを書いていたのが、宮田珠己だった。 その連載をまとめたのが、この『わたしの旅に何をする。』だ。今回、幻冬舎文庫版が出た。 実用性はないのだが、旅の本なので、やはり旅好きな人におすすめである。 また、仕事に行き詰まっているとか、ストレスがたまっている人にも読んでもらいたい。 読後は、なんだかどうでもよくなって、会社を辞めてしまいたくなる。それでは何の解決にもならんだろうと思われるかもしれないが、著者本人も物書きになって年収がサラリーマン時代の五分の一ほどになり、楽しんでいる。 この本読んでお気に入りとなったら、まだ文庫化されていないが続編である『52%調子のいい旅』にも手を伸ばしてほしい。こちらは、もっと旅の役に立たない。著者の他の作品につながるジェットコースターやシュノーケリングのネタでいい味が出ている。 ところで、今回のレビューの文体は、宮田珠己をマネしているのだが、成功しているのか失敗しているのかよくわからない。 批判、意見は男らしく受ける。宛先は本の雑誌社まで(おい、おい)。
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文章の表現がなんとも絶妙におもしろい。電車で読んだときは吹きだしそうになるのをこらえるのが大変。うまいこと書くな~と感心しきり。
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会社を辞め旅人になり、おまけに結婚までしてしまうタマキング4冊目の本。インドでリムジンバスとすったもんだする話や、ブルネイで嬉々としてジェットコースターに1人で何度も乗る話など今回も笑えるエピソード満載♪
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宮田さんの本で読むのは二冊目。
またたくさん笑いました。
なんか引用したいけど、そうすると全部引用したくなるから、
というか引用できそうな場所を探しながらまた読み始めてしまうから、
気になってる人はやっぱり買ってください。
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旅行に行きたくて、会社辞めた著者。
ほんとに旅楽しんでるなーと。
ほんとに人生楽しんでるなーと。
憧れます。
お金貯めるぞーと。
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面識はほぼないけど、なぜだかとても憧れている人がブログでオススメしていたので読んでみた。
楽しい!読みながら吹き出してしまった。
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気楽な本が読みたいなと思って本屋さんを探していて見つけました。ゆるゆる旅行エッセイです。ゆるゆるおもしろいです。
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悠久の旅人、ではなく、「有給の旅人」で始まる、自身の旅の経験をエッセイにした本。
笑えるけれども、あぁ、そうですか、という感想しか思いつかない。
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旅が好きすぎて会社員を辞めちゃった宮田珠己さんのエッセイ。
所々に小ネタを仕込んでくるのがニクい。
クスッと笑えるし、面白い。
でも読んで「あー、私も旅に出たいなー」とまでは思わなかった。